収入が増えるとやってしまうNG支出トップ3はみんな一緒だった

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収入が増えたのになぜかお金がたまらない

昇進や転職、副業によってせっかく収入が増えたのに、いつまでたっても貯金が増えず、こういう悩みをもってる人は多いと思います。

・収入が増えたのにお金が貯まらない

・自分が何にぜいたくしているのかわからない

・うちだけがやりくり下手なのか、それとも周りもそうなのか

私、まる(@hayaokimaru1)も数年前から家計簿をつけて、資産運用にも成功しています。

でも…支出を抑えられてるはずなのに、なんか貯金が増えてない…

なので、なぜ自分がそうなるのか調べてみたら、意外とみんなも同じ理由だったことがわかりました。

この記事でわかること

・収入が増えるとその分を使いたくなるのはみんな一緒

・支出が増えるトップ3は、外食・ファッション・教育

・気がすむまである程度お金を使ったら、この記事を読み返してみんなと同じ道を行かないようにする

外食・ファッション・教育費が収入増につれてその割合も高くなっている

総務省の調査で5年に1回おこなわれる全国消費実態調査(2019年からは全国家計構造調査)で、家計の消費、所得、資産、負債の状況がわかるようになっています。

そこで、ライフステージごとにどのジャンルにどのくらいの割合でお金を使っているかが細かくでています。

ここでは、2人以上の世帯を収入別で見てみます(前回2014年のとき)。

第1階級(年間収入〜336万円)

第2階級(336〜468万円)

第3階級(468万円〜628万円)

第4階級(628万円〜865万円)

第5階級(865万円〜)

この5階級の中で消費の割合を見ていくと、

結果として明らかになったのが、外食・ファッション・教育費について、年間収入が高くなるにつれてその割合も高くなっているんですね。

外食の割合(第1階級→第5階級まで)

3.3%→3.8%→4.4%→4.6%→4.9%

ファッション

3.0%→3.3%→3.7%→4.1%→5.1%

教育費

1.5%→2.3%→4.1%→6.0%→6.6%

ちなみに、外食ではない食料費、住居費、光熱・水道費、交際費などは増えてません。

収入が増えて割合が同じだけでも使える金額はいっしょのはずなのに、割合も増えるということはやはり注目すべき点です。

増える支出のうち、外食とファッション代はぜったいに必要ではない

自分も資産運用がうまくできるようになってから、ブログで「ファッション代」と「本代」はケチりたくない、と言ってきました。

同時に、平日の家でのご飯がかなり質素なために、週末の外食ぐらいは楽しもうという意識が出てきてました。

そのために、土日とも家族と外出して、「まあ夜ご飯になるとお酒がついたりして高くなるなら、ランチならいいでしょう」と思って、あんまり値段を気にしないで食べてましたね。

でもこれを見ると、どうも私の収入増=支出増のながれは、ほかのみんなとも同じ考えだったようでいすね。

賃貸だったら収入が増えたあと大きな家や都心に住んで住居費があがりますが、そういう人はいないみたいで、住居費はほとんど横ばい。

そうなると当然、光熱水費もかわらないだろうし、通信も代わりばえしない。

だったらどこで収入が増えた分を楽しむかというと、わかりやすい外食費やファッションに消える、と。

この思考は私だけではなく、人間みんな収入が増えたらそういう思考になるんだというのが、この調査でわかりますね。

収入が増えても支出を増やさない対策2つ

ということは、本当に貯金を増やしたい、資産運用をしたいとなったら、逆に収入が増えたときこそ外食費やファッション代に慎重になるべきということですね。

教育費については、教養は脳の中の資産ですから、私も本代はこれからも、そして今後もケチるつもりはありません。

チェックすべきはあくまでも外食費とファッション代です。

ただし、これまでずっと頑張ってきてやっと収入が増えたのに、それでも自分にご褒美ができないなんて意味ない!

という考えもわかります。

モチベーションが上がりませんよね。

なので、以下の対策方法を考えてみました。

対策1

ずっとガマンする必要はなくて、ある程度気が済むまで飲んだり食べたり服を買ったら、やめる

というふうに決めてしまうのがいいと思います。

対策2

金額として上限を決める

第1から第5階級まではほとんどが段階的に収入が増えていくと思うので、5段階目にはよっぽどハイブランドでない限りほしい服は買ってしまってるし、最後は惰性かもしれません。

いちばん上の第5階級になると、月間支出は421,000円なんですが、このうちファッション代が5.1%だと

421,000円✕5.1%=21,471円

これが2段階おとして第3階級だと、月間支出は約280,302円で、ファッション代が3.7%ですから、

280,302円✕3.7%=10,371円

なので、たとえば収入は第5階級(865万円〜)になったら、もうファッション代は第3階級に合わせて月10,000円に収めると決める。

割合ではなく、金額で決めてしまうのです。

そのほうが自分としてもお金の管理がしやすいですしね。

よく本当のお金持ちほどフツーの格好をしていると言いますが、ハイブランドも買い尽くして服に興味がなくなってしまったのかもしれませんが、それでもある程度は買ったら気がすむみたいですから、あるときからは自分もそうしようと決めるのがベストでしょう。

お金が貯められない理由はみんな同じ

私も含めて、女性はみんな「収入が増えたらあれやって!これも買うんだー!」と楽しみにしてると思います。

ただ支出先も悲しいかな、みんな同じ

つまり貯められない理由も同じってことですね。

でも、それが今わかったからこそ、もし将来収入が増えて余裕ができたとき、どうすればいいか、あとは行動するだけですね。

ある程度満足したところで、毎月決めた金額の中でやりくりする。

完全にゼロにしなくちゃいけないわけではないからまだ良しとしませんか。

ファッションも外食も消費モノです。

お金とちがってあとには残らないので(特にファッションは流行りすたりもあるし)、それよりはちょっと楽しんで、あとは資産にまわす。

楽しみながら将来の安心感も得ていきましょう。


Twitterで質問うけつけてます。 まる(@hayaokimaru1)まで気軽に送ってみてくださいね

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