親のお墓の予定地を見てきた【早起き282日目】

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父、夫と3人でお墓の予定地へ

今日はせっかくの休日で天気もいいのにちょっと明るい話ではないけれど。

昨日、親がつくろうとしているお墓の予定地を、父親、私の夫と3人で見てきました。

母親は風邪ひいて体調がすぐれないのと、おととい私の兄弟と先に見に行ってきたということで今回は欠席。

車がないので風の強い中3人で電車で片道2時間強かけて、途中何回か乗り換えてやっとたどりついた都内の山間部。

うちも都内の住宅街の割には比較的緑が多い方ですが、それでも着いたところは改札出たらすぐ目の前が山という本当に自然あふれるところです。

最寄り駅に着いた時点でお昼になってしまっていたので、3人で駅のすぐ近くの定食屋さんで、送迎バスが来る時間に合わせていそいそとご飯を食べました。

そこは私が小さい時はよくあった定食屋という名のなんでも屋で、そば、うどん、丼ものだけじゃなくて、生姜焼き定食にラーメンとラインナップが豊富な感じの。

目の前に座った父は相変わらず味噌ラーメンをすすっていて、お父さんほんとにラーメンだと味噌ばっかり頼むよなあ。

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お墓は残された者のためにある

予定地は送迎バスだと10分くらいで着くところなんですが、途中からすっごい上り坂をずっと走っていて、とてもじゃないけど歩いていける道のりじゃないなとすぐ思いました。

急な坂だからあっという間に山の中腹まできて、眼下には街が広がって。

どんだけ見晴らしいいところにつくったんだ。

お墓のためだけにつくったであろう細い山道を登りきると、きれいに芝生で整えられた一面に広がるお墓と休憩所に到着。

さて、ここから歩いて探すのかと気持ちを引き締めようとしていたら、車を降りてすぐに父からあの目の前の場所だよって言われて、なんか覚悟もへったくれもなかった…。

でもそこは午後の陽があたってすごく暖かい感じがして、芝生も整備されていてきれいだったし、見晴らしもよくて、正直私はお墓っていうともっと陽があたらなくて人気のない暗い場所っていうイメージしかなかったので、それがいい意味で裏切られたかな。

目の前が予定地だったので、父から説明を受けても15分くらいで見学が終わってしまって、あとは帰りのバスがくるまで他の場所を見に行ったり、休憩所で少ししゃべったりしてました。

休憩所で父が、おととい兄弟と来たとき、どうも彼的にはもっといいお墓を建ててあげたいという気持ちがあるらしいと。でもまだまだ家のローンとか子どもにお金がかかるから、それはちょっと難しい。

その想いと現実のギャップをうまく埋められなくてどうにも歯がゆいみたいだとこぼしてました。

まあ確かにね、彼は長男としての責任感が強いからなあ。

父がそれに対して言っていたのは、私たち両親は、あとに残された子どもたちの気持ちを汲みたいと。

父と母のどちらかの地元のお墓に入ったら遠いからお墓参りが大変になるし、建てた場所によっては管理者とのやりとりとか今後もあるし、とにかく管理するのが面倒でないようにしてあげたい。

それと、子どもたちが良いなら両親と同じ墓に入ってもいいし(だから両親の地元には建てない)、別に自分たちで建てるというのならそれでもいい。

それらを考えて、あまり立派なものはいらないとのこと。

お墓というのは残された者のためだと言ってました。

だから、自分たちの考えだけで決めるのではなくて、私たち子どもの意見も聞いて決めたいのだそうです。

父との会話

まだ仮予約の状態なので、これからキャンセルすることもできるけど、現実的な話、もう両親は3回も見に行ってるわけで、ここからまた一から探すのも面倒くさいだろうなと思う。

そして、私の気持ちとしては、お金を出したり何かできることがないなら口は出さないと決めているので、両親の意向に従うつもりです。

まあもうちょっと近いほうが嬉しいけど、私もこのまま一生この土地に住むかわからないし、現時点だけの状況だけで判断するのはよくないから、それなら私なんかよりずっと長い目で先のことを考えている両親の意見を尊重したほうがいいでしょ。

私がお父さんとお母さんの思ったとおりにすればいいと思うと伝えたら、父が「おまえは物分かりのいい娘だなあ」と言ったのが印象的でした。

だって何もしてあげられないもんね…。でも兄弟がもっといいお墓を建ててあげたいというのは私も一緒なんだよ。

兄弟はまだ納得いってないみたいで家族会議がしたいと言っているようだけど、それが彼らしいし、それは気持ちの落とし所として必要かもねって父と夫と3人で苦笑いしてました。

30代、40代の人へ

お墓を見に行くことになったのは、先週に親から聞かれたからですが、はじめはすごく悲しい気分でした。

だってこの間古希のお祝いしたばっかりですよ。

しかも2人とも元気だし、会話も普通にできるんです。

エンディングノートがほしいって言われたときもだいぶショックだったのに、今度はお墓の話かと、もうそんなことまで考えてるのかと。

気が乗らなくて、前日までキャンセルしようかと悩んでました。

でも、当日お父さんに会ったらそれまでの沈んだ気持ちはなくて、単純に一緒にピクニックに行くような楽しい気持ちに変わったんですよ。

あれは天気のおかげかもしれない。

現地を見ても、休憩所で話をしているときも、帰りの電車の中で聞いたお父さんの小さいころの話も、全部ひっくるめて、とてもいい1日でした。

あなたが40代なら、この気持ちをきっとわかってくれるでしょう。

親の先のことはもう遠い話じゃなく現実的に考えないといけないんだけど、でも一方で受け入れたくなくてもどかしい歯がゆい気持ちもある。

あなたが30代ならまだ先のことと思うかもしれない。それより自分の今の仕事のこと、結婚や子どものことを考えるでしょう。

現に30代前半の私の友だちにお墓の予定地を見てくるって言ったら、「まだ早くないっすか?」って返ってきたから。

そうそう、私も30代前半まではそんな感じだったんだよー。

でも自分が望まなくても、まわりや親から嫌でもそういう現実を突きつけられる時がくるんです。

そうなったとき、あなたがこのブログを思い出してくれたらいいなって思います。

親のお墓のことって他人には相談しにくいもんね。

少しでもあなたの参考になりますように。

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