仕事や勉強を効率よくこなすには早起きするのがいちばん
早起きしようと考える人のほとんどは、早起きする目的がきちんとあるのだと思います。
・集中して勉強したい
・1日にやることを整理したい
というのが多いのではないでしょうか。
そして、それを夜よりも朝やろうというからには、生産性、つまりより効率的にこなせるかまで考えている。
ということで、これから早起きして仕事や勉強をしている人の悩み、
夜やるよりも仕事がはかどるのは本当?
という疑問に、早起き3年半のわたし、まる(@hayaokimaru1)がお答えします。
2016年から早起きして、今も毎朝5時に起きている私は、はじめこそ掃除や洗濯といったフツーの家事だけをやっていましたが、今は毎朝、英語の勉強をつづけています。
実際に自分で朝に勉強してみて思ったことは、
「夜やるより朝に勉強したほうが200%はかどる!!」
“朝の1時間は夜の3時間に匹敵する”のはまちがいありません。
早起きすると生産性が高まる5つの理由
それでは、なぜ夜よりも朝やったほうが生産性が高まるのか、その理由を1つずつ説明していきますね。
2.周りに人がいなくて自分のペースでできるから 電話ならない誰も出社してない
3.頭の中がクリアだから
4.身体が疲れてないから
5.ネガティブな感情を引きずっていないから
これは早起きするとよく言われることですが、本当に外が静かなんですよ。
昼間は車の音、人の声、お店から流れる音楽など、とにかく音にまみれていますが、それらがまったくありません。
多くの人もまだ寝静まり、鳥の鳴き声しか聞こえない朝はとても神聖で、すがすがしい気分にさえなります。
これがちょっと遅くなって6時半、7時などになってしまうと家族だけでなくご近所さんも起きて、車の通りも多くなり、通勤・通学する人も増えてしまいます。
静かな環境であれば、より自分のやることに集中できますよ。
仕事のことをやりつつ考え事もできますし、勉強なら単語の暗記とか、複雑な文章問題を解いたりも。
起きている人が自分以外いないということは、どこに行っても空いているということ。
働いている人は一番乗りでオフィスについて、誰もいない場所でゆっくりと仕事に取りくめます。
電話も鳴らないし、会社で気をつかう人たちもいませんからね。
昼間は他に人がいてゆっくり見られない社内を観察して気づくこともあるんじゃないでしょうか。
それから、一番乗りで出社しているということは、これから来る同僚や上司を迎える立場になり、それだけで一段上の状況にいるのと同じです。
遅刻しそうになって走って時間ギリギリに会社に着いたことはありませんか?
そういうときって「あの人ギリギリで来てるよー」って思われてるんじゃないかと、周りの目が気になるんですよね…。
そういうことが、早起きして人より早く出社すると逆の立場になるので、優越感と精神の安定をえられるんです。
寝ることのメリットはたくさんありますが、そのうちの1つが頭の中の情報が寝ているあいだに整理され、クリアになるからです。
これが昼間に仕事で人とはなしたり、会議に出たり、講義を受ける。
また、学校で勉強をしたりするとその日1日の情報がどんどんたされていって、夕方になるころには頭の中の情報がパンパンになり、それ以上の情報を受け入れられなくなってしまいます。
また、それまで入れた情報も、本当はいらないものまで一緒くたにされていますね。
そういう状態では当然、自分が入れたい情報だけ入れる、単語を覚えたり、仕事でやるべきリストをつくったりということは難しいでしょう。
だから一度寝て起きて、頭の中をスッキリさせることで、朝起きてすぐの知識をスポンジのように先にしみこませてしまいましょう。
また、勉強の場合は、前日寝る前に覚えたものを朝起きてすぐにやりなおすのが記憶に定着させるコツのようですよ。
私の経験上いえることは、身体がつかれていると頭は起きていても生産性は低い。
でもだいたいは身体が疲れていると眠気がくるので、難しいことを考えるのも厳しい気がしますが…。
夜に仕事のことをやるにしても、朝起きて、満員電車に乗って会社に行くだけですでにグッタリしませんか。
なんとか仕事が終わるまでは気が張っているから乗り越えられたとしても、今度は帰宅ラッシュにあって、さらにスーパーに寄って買い物をしないといけなかったら…
ここからカフェに寄って「今日のタスクをやろう」と思える人は超人レベル!
そもそもそういう人は早起きする必要もないくらい、体力がある人でしょう。
でも多くの人は、私とあなたも含めてそんなのを1週間も続けられませんから、だったら余裕のある朝に早起きしてそれをやるしかありません。
ムリに仕事帰りにカフェに寄って「テキストページを開いたままボーッとしちゃう…スマホを見ながら休んじゃう…」という人は疲れてますよ!
迷わず朝に回しましょう!
・朝の電車で足を踏まれた
・会社で上司に怒られた
・財布を忘れてきてしまった
・急な雨に降られた
・用意した会議の資料にミスがあった
などなど、日々凹むことってたくさんありますよね。
そういうネガティブなことがたまりにたまって、ようやく1日の仕事が終わったとなったらもう一刻も早く帰りたい。
いまさらネガティブな感情を取りはらうだけの元気もないし…今日は早く寝ちゃおう!そうしよう!
…
こうなると仕事帰りにカフェや図書館で勉強するどころじゃないし、家に帰ったらゆっくりお風呂に入ったり、録画したドラマを見たりスマホをいじって気分転換して終わりでしょう。
ただ、こういうネガティブなことがまったくない、まっさらで気持ちのよい1日ってどれくらいあるんでしょう。
1か月に1回くらいしかないのでは?
それを待って気分の良いときだけ知識を入れる、タスクを整理するというのではいつまでたっても成長できません。
その点、朝であれば、寝て起きれば、頭の中だけでなくあるていど感情もクリアになってます。
マイナスの感情をひきずることなく、フラットな状態、悪くても少しは自分のことを客観的に見られる状態にはなっているので、やるべき作業にも取り組めますよね。
まとめ
早起きすると生産性が上がる理由を5つ出しましたが、簡単にまとめると、
ネガティブな感情や身体の疲れに引っぱられずに、自分らしくフラットにいられる点で、同じことをするにしても夜より朝のほうが生産性が高い
ということです。
あなたの力を最大に引き出せるのは朝!
生産性が高まってくると、ちょっとずつ「今回の資料づくりほめられたな」とか「単語が前より早く覚えられるようになった」とか手ごたえを感じるようになってくるはずです。
そうするとそこからさらに雪だるま式でどんどん増えていくようになるので、これを読んだのをチャンスだと思って、明日からでもすぐに、10分でも20分でも早起きしてみてください。