トマムの9月の気温は夏?秋?
北海道のトマムは雲海が見られる夏に行く人が多いと思いますが、本当の真夏以外はけっこう涼しい、というか寒いくらいです。
・雲海の山の上ってどのくらい寒いの?
・秋に近い9月はどんな服装?
という疑問がある人は参考になると思います。
この記事でわかること
・トマムのホテル内でも半そでオンリーはさすがに寒い。長そでは必要
・雨はけっこう降る。そのあとの涼しい風で一気に冷える
・雲海の山の上に行く人はダウンコート必須!
・たぶんダウンだけじゃ足りない…なので頂上でベンチコートを借りよう
・山の上で女性のサンダルはもってのほか(完全NG)
2019年8月31日・9月1日の2泊3日でトマムの星野リゾートに宿泊した私、まる(@hayaokimaru1)です。
2019年の北海道は、現地の人によるとめずらしく真夏が一瞬で終わった、それは涼しい夏だったとのこと。
現地でも毎日気温はネットで見てましたが、8月29日〜9月2日の間だと、だいたい最高気温25℃、最低が18℃くらいでした。
↓わたしが旅行した8月31日・9月1日より少しあとのことですが、1週間あとになるだけで5℃以上最低気温が下がってますね。
9月1日時点でアクティビティのスタッフさんに「再来週くらいにはトマムリゾートのあたりも紅葉になりはじめると思う」と言われたので、たしかに13℃とかならうなずける話です。
(ちなみに2017年8月中旬に札幌と小樽に行った友だちも、8月なのに寒くて革ジャン着てたと言ってました)
なので、北海道に旅行で行く人で、とくに初めての人は、自分の想像よりもすこし寒いくらいに思ってこの先を読んでください。
※この記事内の写真はすべて私が2019年8月31日〜9月2日に撮影したものなので、写真も参考になると思います。
真夏以外は、昼は暑くても夜は肌寒い。寝苦しさゼロ
2019年は涼しかった…いえ、とくに寒がりの私にとって、トマムは星野リゾートホテル内にいても肌寒いくらいでした。
つねに薄い長そで1枚は持ち歩いていました。
↓は外にあるアクティビティ受付のGAOアウトドアセンターというところですが、晴れている昼間でも、大人も子どもも薄い上着ははおってます。
子どもとお母さんは上着を着てますね。
同じく晴れた日の外の芝生のところでも、みなさん薄い長そでは着ています。
日焼け対策もあるだろうけど、日ざしは強くないから肌がチリチリすることなく、やっぱり肌寒さの対策として着てたと思いますね。
↓乗馬をするときのスタッフさんと先客
また、夜にホテル内の無料ラウンジに行ったり、ホタルストリートやスカイウォーク、チューブウォークといった通路を歩いて晩ごはんを食べに出かけたりすると思うのですが、もう夕方〜夜になると、外のストリートでなくてもけっこう寒いです。
雨はけっこう降る。そのあとの涼しい風で一気に冷える
トマムは夏のあいだはずっと晴れてるのかと思いきや、意外にもスコールが降ったり、スコールまで行かなくてもサッと軽く雨が降ったりして、けっこう雨にはあいました。
山だし、雲の流れが早いので天気がかわりやすいのかもしれません。
ちょっとでも雨が降ると、湿気のない風で一気に気温が下がります。
そして日陰にいるとまた肌寒くなってしまいます。
広い芝生にいていきなり雨に降られるとどうしようもないので、濡れたところは仕方ないとしても、身体を冷やさないようにするためにも上着は必要でしょう。
雲海の山の上に行く人はダウンコート必須!
1年のうち、ほんとの真夏の時期で昼間も半そでじゃないとムリくらいの天気って、トマムだと少しの期間しかないんじゃないでしょうか。
そんなところへ雲海を見に行くなら、ホテルのある地上より超寒いことはわかってもらえますよね。
私は超スーパー寒がりなので、当日はGUのヒートテック+厚手のパーカー1枚+ほんとは日替わりで着ようとしてた長そで3枚をいっぺんにはおって行きました。
で、まわりの人たちはというと…
↓は、早朝4時20分の、ホテル前から出てるゴンドラ乗り場行きのバスを待ってる行列。
みんな羽織るものを着てますね。
手前の男性はユニクロのウルトラライトダウンみたいなやつを着てます。
これはゴンドラ乗り場についてからの前のお客さんたち。
右側に女性がクリーム色のダウン着てますが、ぶっちゃけこれくらいの厚手が正解です。
そして、ゴンドラに乗ってちょちょっと山頂行くだけでしょって思うかもしれませんが、やはり山の天気は山の天気。
準備のいい人だとこうしてアウトドアウェアを着てますが、これも正解。
なぜなら、アウトドアウェアだと、山頂のきびしい強風と(もしかしたら降る)雨に耐えられるから。
風と雨に耐えられないと、せっかく雲海が見えても寒すぎてまったく楽しめないんですよ。
女性は、上着はウルトラライトダウン、下はジーンズなどのパンツ、靴は山用でない普通のスニーカーという人が多かったです。
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たぶんウルトラライトダウンだけじゃ足りない…なので頂上でベンチコートを借りよう
でもウルトラライトダウンを着ていても、正直これだけじゃ寒くて、山頂では長くいられませんよー!
ゴンドラを下りてすぐの雲海テラスだけだったらそこまで風は強くないですが、その上の
クラウドウォーク
クラウドプール
とか、山の上に近くなるにつれ、どんどん強風になっていきます。
しかもクラウドプールは乗るまでに並んで待つ(わたしは20分以上並びました)ので、そのあいだにどんどん体温が下がっていきます。
前に並んでた4人組の女の子たちは、身体がブルブルいってて、うち1人が「寒いから先に戻りたい…」ってなげいてましたし。
なので、この寒さ対策としては、ゴンドラを降りたらすぐに、無料でベンチコートが借りられるのでそれを借りましょう!
ベンチコートを借りる場所は、ゴンドラを降りた階段のもう1段下の、トイレの隣の部屋にあります。
わたし、1日目にゴンドラに乗って降りたとき、あまりの寒さにテラスだけ居て帰ってしまったんですが(雲海も発生しなかったし)、そのときにまわりの人たちがブルーのベンチコートを着ていて、「あれいいな!すごいあったかそう!」と思ってました。
そして、勝手に「ベンチコートって先着順でしか貸してくれないんだろうな」って思ってましたが、意外にもあとから来ても十分ストックがある!
たぶん、みんなベンチコート借りられる場所に気づいてないの。見えにくいところにあるから。
あと、雲海テラスのカフェ店員とゴンドラの整理員しかいないから、聞けるスタッフがまわりにいないんですよね。
なのでこれから行く人は、ぜひベンチコートを着て、あったかくしてゆっくり時間をかけてクラウドプールまで楽しんでください。
山の上で女性のサンダルはもってのほか(完全NG)
ここまで話したら、いかに女性のサンダルが無謀であるかはわかってもらえると思うんですが…
ゴンドラ出たらテラスまですぐだからって思うんでしょうね。
気軽にそのへん歩く勢いで、ヒモだけ付いてるレベルのヒールサンダルで登ってる人がちらほらいましたが…
寒さというより、安全性に問題がある。
ありすぎます。
道はある程度は整備されてますが、崖のところに柵があるわけではないので、つまづいりしたら落ちる危険性もあります。
いちばんすごかったのはクラウドプールにヒールサンダルで来てた人ですね。
観光スポットではありますが、それ以上に山の上なのだから、スニーカーくらい準備したほうがいいですよ。
トマムのホテル・雲海テラスでのベストな服装まとめ
ということで、最後にもう一度まとめますが、
・雲海テラスには家からウルトラライトダウンを持っていって、山頂についたらベンチコートを借りて上にはおる!
服はかさばるので、多分これくらいが荷物も少なくてすむだろうし、現地に行っても寒さでつらいっていうこともないと思います。