子ネコを保護したのと、その結末【早起き2,027日目】

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ビッグニュース。子ネコを保護しました

おはようございます。まるです。

この間から書こうと思ってた、あるビッグニュースですが…

タイトルのとおり、野良子ネコを拾いました!!

まあそのいきさつを話しますと…

9月はじめから家の前で子ネコが鳴いていた

はじまりは今月はじめでした。

夜21時くらいに、うちの猫とも遊び終わって「そろそろお布団しいて寝ましょうかね〜」ってときに、玄関の方向から子ネコの「ミャーミャー!」っていう声が聞こえてきたんです。

うち、通りに面したマンションなんですけど、その通りの向かい側が一軒家とマンションに囲まれてて。

どうもそっちの方向、しかもすごく近くから聞こえる…。

まあでも秋だし?

猫は春と秋に繁殖期を迎えるから、お母さんとその子どもたちが涼しいから外で活動してるんだな〜と思ってたんです。最初は。

でも、それが翌日も、さらに翌日の夜も聞こえる。

しかも猫の声っていうのが、お母さん猫の声は聞こなくて、1匹の子ネコの声だけ。

で、3、4日聞いたあたりからだんだん本気で心配になってきて、「もしや子ネコ、はぐれてしまったんではないか?」と。

今は大きな声でニャーニャー言ってるけど、すぐ目の前は車も通るし、住宅街だからいたずらされないとも限らないし、カラスもけっこういる。

そう思ったら、いてもたってもいられなくて、「これは救出しなくては」。

でも助けたからといって、うちはすでに猫がいるし、狭い家だから2匹は飼えません。

かといって、おそらくっていうか絶対どこか傷があったりするしお腹すいてると思うんだけど、それを満たして「ハイ、じゃあまた外に放すね」なんてもってのほか。

野生にいた動物は一度拾ったらずっと面倒をみないといけないことは、うちの保護猫を飼ったときから身にしみて感じていたので。

…で、そのときまっさきに思いついたのが、私の兄。

実は、私が小学校低学年のときに、学校の帰りにこれまた道路で迷ってた子ネコを拾い上げて、そのままうちで飼ってたんですけど、それが黒猫でクロちゃんって名前をつけてました。

そのときからうちは猫大好き、特に黒い動物が好きになって、兄もずっと自分の家で猫、もっというなら黒猫を飼いたいと思ってるのは知ってました。

ただ奥さんとか子どもの事情もあるし、兄が何年も何年も猫を飼いたいっていうもんだから、ついに今年の元旦に義姉から「今太ってるから、○kgまで痩せたら飼っていいよ!」っていう条件をもらったんですよ。

しかし意思の弱い兄、ぜんぜん痩せず…(そんななのに毎日犬猫動画は見てたらしい)

今年も何回か兄と会うたびに「痩せた?」って聞いても「ぜんぜん」っていうからこりゃダメだと思ってたけど、でも、今ドアの向こうで子ネコが鳴いてるのなら、これはもう兄に助けてもらうしかない!

ってことで、9月7日に兄と義姉にLINEして、↑の状況を説明した上で、

「もし見つけたら飼えそうか、ただ兄は生後まもない子ネコから飼いたいって言ってたけど、実際は何歳かわからないし、白いのか黒いのか柄もわからない。

もしかしたら病気にかかってるかもしれないけど、どうする?見つけたら拾ってOK」って聞いたら、

「ぜひ奥さんに聞いて下さい」とのこと。

義姉の許しを得るのに私に交渉を丸投げしたな…

義姉からは最初「ごめんね…」って返事がすぐ来て、私としてはとても残念だった。んだけど!

そのあと数時間して再度LINEが来て「その猫ちゃん、どこにいあるの?」って。

…これは手応えあり!

しかも、このあと私が仕事から帰るまでのあいだ、どうも2人はその日ちょうど休みだったらしくて、うちの家の下まで猫を探しに来たらしい。

でももう、義姉がそういう気持ちに傾いてくれたなら、意地でも子ネコを見つけたいじゃないですか!

そう願って家ですごしてたら、やーっぱりその日の21時にも声が聞こえてきたんですよね。

私、スッピンにひっつめ髪でパジャマのまま、カリカリを携えて家の下に降りる。

暗い中、家の周りや車の下を見てみたけど、ぜんぜん見当たらない…

なので、この日は泣く泣く諦めて、うちの猫に「子猫ちゃん見つかるといいねえ」って話しかけて寝ました。

子ネコを発見して保護

そして翌日9月8日朝。

朝も出掛けにそれとなく家の周りを見渡してみたけど、なんせ色もわからないし声もしないので見つからず。

実は兄は前日から3連休だったらしく、私が外出してる間にまたうちの下を探していたらしい。

でも見つからないとLINEが来ました。

この日は午後から雨になる予報で、そろそろ涼しくなってきたし、子ネコだから体温下がりやすいし危ないな…と思っていました。

で、お昼に戻って、また気になるから家のまわりをちょろっと見たら…

!!!

いたーーーー!!

ちっちゃ!

そして周りにお母さん猫がいないか、他の子ネコもいないか、グルグル探してみたけど、やっぱりいない。

そしてこの子ネコ、当然かもだけど首輪してない。

ならば…と、そろ〜っと近寄り、車の下に逃げそうになるところを、はいつくばって手を伸ばして捕まえる。

コレ、真っ昼間です。

私、超怪しい。

いや実際怪しかった。

いつもはうちのマンションの前で井戸端会議してるおばちゃんたちなんていないのに、なぜこのタイミングに限って3人いるのかー!

でも入り口にいるから遠回りもできず、仕方なく何もなかったかのように颯爽とマンションに入ろうとする私。

「あら、何を持ってるのかと思ったら、猫ちゃんじゃない〜!」

…おばちゃんやっぱりよく見てるわ…。

「そうなんですよ〜これから病院連れて行かないとですね!」←普通の人のフリ

「そうね、ケガしてるかもしれないもんね〜」

「そうなんです、ケガしてるかもしれないんですよね!」

いやーこの日ちゃんと化粧して、ジャケット着てて良かったわ!じゃないと本当に怪しい猫さらいになってまう。

で、前日のうちに準備しておいたダンボールに入れて…ってやったらうちの先住猫が

「ッッッ!!!」って目をまんまるにしてドン引きしてました。

すでにキャットタワーの一番上にいたから、なんかただならぬ雰囲気を察知して先に上がってたんでしょう。

子ネコ鳴いてたしね。

兄にソッコーで電話して、「今!今捕まえたから来て!私それまでにスーパーで子ネコ用のミルク買いに行ってくる!」と。

なんかすっごいアクティブな子で、ダンボールもすぐ飛び出すから一人にするのがこわかったけど、でもお腹すいてるかもとダッシュで買いにいき、とりあえずあげてみたら、子ネコって落ち着いて飲めないんですね…思い出したわ〜。

ミルクのお皿に足ごとつっこんだり、格闘でした…。

こんなに突然の出会いもないし、せっかくだからと拾ったばかりのお姿も撮りました。

やっぱり、目ヤニが取れてないってことは、母猫が面倒みてないし(母猫は子ネコの目周りをなめて取ってあげるらしいです)、誰かに面倒みてもらってるような見た目してない。

そしてお気づきでしょうけど、そう、また黒猫!!

色も柄もわからずに無我夢中で拾い上げたけど、結果は子熊みたいな黒猫でした。

なんだかな〜まる家はやっぱり黒猫と縁があるんだろうなあ。

兄も私の第一声「黒猫だったよ!」ですっごい驚いてました。

さらに、思っていた以上に小さくて、これならもう兄がほしいと言っていたくらいの小ささだし、義姉も見たら絶対断れないよな〜って感じ。

で、兄はいきなり呼び出されたし、何も準備できないままだったので、とりあえずうちの猫が使ってたキャリーバッグに入れて、そのまま連れて帰りました。

近くの動物病院が休みだったため、そのあとネットで調べて口コミが良かった病院に連れて行った模様。

検査の結果、特に傷などなし、頭の傷っぽいのはただの汚れで、目やには多少結膜炎になってるけど点眼すれば治るレベル。

(目は小さいときに綺麗にしてないとそのまま失明してしまうケースがあるので心配だった)

ノミ・ダニ用の薬も首の後ろに塗り塗りしてもらい。

あと、メスで、生後1ヶ月とのことでした!

そっかーどおりで小さくて軽いと思ったんだ!

ただ、まだ1ヶ月と小さすぎて猫エイズの検査はやっても正確に検査結果が出なさそうなので、3週間たったらもう一度来て検査しましょうとのことでした。

とても良い先生だったそうで、兄も満足してて良かった!

生後1ヶ月、メス。ケガはなく元気な模様

いきなり拾って20分くらいで兄に渡して、そのあと私は放心してしまって、次いつ会えるかな…と思ってたら、夕方。

「とりあえずケージとトイレが必要だけど、どういうのを買ったらいいかわからないから一緒に行ってくれない?」と兄からLINE。

なんかそういうグッズをしばらく見てなかったから楽しくて、しかもあの子ネコのためならもっと楽しい!ということでホイホイついていく私。

ついでにうちの猫のおやつまで買ってもらっちゃいました。ラッキー。

で、そのまま帰るのもなんなので、病院行って少しは綺麗になったであろう猫ちゃんを見たいとお願いして、そのまま兄の家まで行きました。

在宅学習中の甥がそのあいだずっとつきっきりで(子ネコが動き回るから!)見ていたそう。

拾い上げたときは夢中だったけど、落ち着いてみたら本当にちっちゃい!

3頭身。

手のひらサイズ。

甥にまとわりついていたと思ったらいきなり寝たり。

子ネコだねえ。

まとめ

兄家族と結局猫を囲んで2時間くらいすごし、とってもほっこりした気分と、ナゾの達成感で帰ってきました。

これでやっと私が安眠できるっていうのはあるけど、それ以上に、

あの子ネコがこれからずっと、一生あの幸せな家で暮らせるだと思うと涙が出るほどうれしい。

ほんと、身内ながらすばらしいところにもらわれたと思います。

なんかうちもね、それはかわいい猫がいるんですけど、でもやっぱり子ネコの時期ってまた特別なかわいさがあってですね、

毎日兄からLINEで写真送ってほしいんですけど、なかなか来ない…

そろそろまた会いに行きたいなと、このブログを書いてて思いました。

今後もまた何かあればブログにアップしますね。


Twitterで質問うけつけてます。 まる(@hayaokimaru1)まで気軽に送ってみてくださいね

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