いつも冷静沈着な男性と付き合いたい
おはようございます。まるです。
昨日、夕方急に友だちと飲むことが決まってワクワクで行ったんですが、そこで興味深い話をしました。
友だちは30代で婚活してる女性なんですが、友だちは私から見ると明るくてノリも良くファッショナブルなんだけど、実は仕事に関してはとってもマジメなタイプ。
職場ではいつもバタバタしてて落ち着きがないけど(仕事自体が常に忙しいというのもある)筋は通すので、みんなが「ここはスルーしても良いんじゃない…」っていうところも見逃さず「いやそれちゃんとやらないとダメでしょ」って言うんですよね。
私はそんな彼女が大好きなんですけど、その子が最近婚活で知り合った男性が、彼女の内面に合った感じのこれまたマジメなタイプで、おしゃべりと食事でワチャワチャ忙しい彼女のことを優しく見守りながら話をじっくり聞いてくれるらしい。
彼女は自分の性格をよくわかっていて、「わたしはこだわりが強くて落ち着きもないから、そういう私を冷静に見守ってくれる男性が良いと思うのよ」と以前から言っていたので、ということは今回の男性は理想的、とこっちも思うじゃないですか。
…
でもその男性と1ヶ月、2ヶ月と会ううちに「うーん…」と悩みはじめたらしい。
聞くとどうも
「自分は冷静沈着な男性が合うんだと思ってたんだけど、なんかしゃべってて物足りないっていうか、ぶっちゃけ楽しくないんですよね」
Oh…
多分ソレ、私が30歳とか31歳のときに通った道や。
恋人に求めたタイプが、実は”自分が”なりたかった人間像だった
つまりはこういうことです。
本来の性格が彼女も私もどちらも起伏に富み、ワーキャー言いながらテンション高く生きてきたけど、大人になって仕事をしていくうちにふと
「自分は落ち着いた男性が好きなのかもしれない。
っていうか冷静沈着で視野が広く、自分の話を静かにウンウン聞いてくれる男性カッコイイ!」と思うようになり、
ワチャワチャしてる自分には反対の性格である落ち着いた男性が合うのではないかと思い始める。
で、そういう人を探す。
そして幸運にもそういう男性と出会い、向こうも自分のことを良く思ってもらい付き合い始める。
…
だがしかし。
いざ付き合うと、なんか違う。
会話がもたない。
盛り上がらない。
お酒が入らないと場の空気が持たない。
「あれ、私とは反対のタイプが合うと思ったのになんでだ??」となり、その違和感が大きくなり、結果的にはそういう男性と長く付き合っていくのはムリとわかるのです。
…
じゃあなぜ冷静沈着な人に憧れたのか。
その答えは1つ。
“自分が”冷静沈着な人間になりたかったからなんです。
それを勘違いしてパートナーに求めてしまったんですね。
社会人として仕事をして社会の波にもまれている中で、毎回感情を揺さぶられ、相手の機嫌に、会社の勝手な方向性に振り回されない生き方をするには、常に冷静沈着に物事を判断しないといけない。
一喜一憂してたら自分がつぶれてしまう。
そういう人間に憧れてたけど、それはパートナーに求めてたんじゃなくて、自分がそうなりたかったんだ。
私は25、26歳くらいのときから冷静に判断できる人間に憧れはじめて、だんだん歳を重ねるうちにふと
「パートナーに求めてるんじゃなくて、自分がそうなりたいのでは?」と気づきました。
で、それに気づいてから常に意識するようにしたらアラ不思議、数年後の30歳、31歳くらいのときに立派な”アイスドール”が出来上がりましたよ。
(このあいだ他部署の部長に「まるはアイスドールだな」って言われたので…
笑わないし、常に冷静だし、とっつきにくいのだそうです。
「でも飲むとこんな違うんだけどな〜!」とも。そらそうだ、私は仕事とプライベート(飲み会)分けてるもん)
人は変われるから、本気なら数年かけてでも変わろう
ちなみに、私は25、26歳から変わりたいと思って、数年かけて31歳くらいで”アイスドール”まで来ましたので、変われますよ。
少なくともよっぽど緊急事態でパニックになる状態まででなければ、変化後の自分の姿でイケます。
私ほんとうは短期で、感情の起伏が激しくて、すごく明るくて社交的なときもあるんですけど、反面急に誰とも会いたくなくて家にずっとこもってるときもある人間です。
そんな私が「まるは常に冷静で、やいのやいの文句言わずに落ち着いて判断する(その飲んだ友だち談)」まで成長したので、あなたも「こういう人間になりたい」というのがあれば、数年かけてでも目指せばなれます。
大事なのは毎日意識することで、そのためには感情をコントロールしたり、ガマンすることもありますけどね。
…
あ、私の話になってしまいましたが、ということで、友だちには以上の話をして、だから「冷静な人間を求めてるのはパートナーじゃなくて自分にじゃないの」と言っておきました。
さて、彼女は今後どうなっていくでしょう。
彼女自身もそうだけど相手の男性との今後も気になりますね。