漁師にモーニングコールをしてもらうサービス
へえーこんなサービスもあるんだと登場した5月に感心して、そのことをブログに書こうと思ってましたが、他の内容を書いたらタイミング逃してしまっていたところ、いつの間にか人気になっていたようです。
DIAMOND online-「超早起き!漁師のモーニングコールサービスに応募者殺到」
はじめた当初から漁師さんが5人しかいないと書いてあったし、サービス受ける人もそんなに多くないだろう、っていうかけっこうマニアックだからそんなに応募者いないかなと思っていたら殺到しているんですね。
2時起きして仕事している人って確かにまわりにいないし、さらに漁師さんの友だちが居て、その人と朝から話すって言う人もレアなので、“朝から遠方にいて、しかも自分とは畑違いの仕事・生活をしている人と話す”というのが良いのかもしれない。
遠方で同じ時間を共有するということ
このサービス、“同じ時間を共有する”という共通点で人とつながるっていうのが面白い視点だと思いました。
これが海外に住んでいる外国人の人と英語で話すとかだとね、英会話の授業という切り口になるし、それはすでに“距離も人間関係も遠すぎて、珍しいからこそたくさんできちゃったサービス”としてあって、今回のはそこまで人と人が遠くないけど、でも普段の生活では接しないなっていうこの微妙な距離感が新しいのかも。
記事には“農業は一般の人にもなじみが深い”ってあるけれど、でも農業やってる人から朝コールが来るのも十分うれしいと思いますよ。
起きたての脳に「朝露に濡れたキャベツを収穫してるんだけどキラキラ光って美味しそうだぞー」って言われたら想像だけでもワクワクするし、食欲わきそう。
誕生日を祝ってもらうとか、大事なプレゼンの日だから起こしてもらうとか利用の仕方はいろいろあると思うけど、私の場合は、自分が寝てる時間にこんなに頑張っている人が世の中にいるんだなっていうのがわかるのが励みになるというか、嬉しいかなと。
朝早い時間に仕事する職業であれば、同じようなサービスを提供できそう。