台湾の人気スポット、九份
台湾に行ったことのある人なら必ず行くのが、観光名所の九份でしょう。
私も先月、2016年9月下旬に台湾旅行に行ったとき、もちろん寄りました。
ガイドブックにも必ず書かれていますが、ここは昼間行くよりも、夕方からの観光がおすすめとされています。
それはライトアップされて、一段と幻想的な雰囲気になるから。
ライトアップの時間は決まっていない
ただ、行って見てわかったんですが、有名な赤提灯の通りである豎崎路は、ライトアップされている時間がはっきりと決まっていなかったんです。
暗くなったら点灯されるという“噂”程度で行ったのは私だけではなく、周りの日本人ほとんどがそうでした。
当然、ガイドブックにも詳しい時間が載ってないですよね。
でも時間にキッチリした日本人なら気になるし、特に私は、九份を見たあと市内に戻って夜ごはんを食べる予定がありました。
結果的には、ライトアップまで30分ほど待つことで見れましたが、私より前に来た人はあきらめて帰った人も多かったですね。
なので、これから九份に行く人が、せっかく来てもあきらめて帰ることのないように、時間のムダにならないように、当時のライトアップの時間と、その前後の待ち状況、九份全体の混み具合などを記録に残しておこうと思います。
夕方の九份
私が九份に行ったのは、2016年9月22日。
九份は雨が降りやすいと言いますが、この日は曇りで、山の上のせいかちょっと涼しかったけれど、まわりの人はほぼ半袖でした。
バスで九份に着いたのは、ちょうど午後5時。
雨の多い九份だからか、一度中の通りに入ってしまえば、屋根もあってずっと濡れずに歩けるようになっています。
外が見えないので、途中で飲み食いしたり、お土産を見ていると、坂の上の展望スポットに着くまで天気がわかりません。
私も小1時間ほど食べ歩きしていたら、展望スポットに着いたときにはすっかり暗くなっていました。
このときで午後5時48分(デジカメ情報より)。
海を一望して、レトロな街なみも堪能したし、外も暗くなってるから、そろそろ豎崎路もライトアップしているだろうと思って、豎崎路に向かいました。
下から豎崎路を登って写真をとって、また降りるときに写真を撮ろうと思って。
…で、行ったら、まだ点灯してなかった…。
このとき午後6時10分。
豎崎路はすでに大混雑
午後6時10分って、外は真っ暗に近いです。
お店のライトがすごいから明るく見えるだけであって、一歩外に出たら山の中だけに真っ暗。
そして、豎崎路を登りきったところに門と石段があるんですが、そのあたりにライトアップを待っている人が大勢いた。
歩き疲れて、でもライトアップまで待ちたいという人たちが、ここの石段に座って待機してるんですね。
事情を知らない人は「なになに?なんでこんなに人いるの?」って言ってました。そらそうだよね。
こんなに真っ暗なのにまだ点灯しない。
私たちも、いつ点灯するかわからない中、帰りのバスのこともあるから、午後6時30分まで待って点かなかったらあきらめようという話をしてました。
九份のライトアップは午後6時26分
豎崎路はどんどん混むし、帰りのことはあるしで、ポロポロと人が帰って行く中、私たちも6時20分くらいから、もうダメかな…と諦めかけていた、そのとき。
点いた…!!
その時間、午後6時26分でした!
点いた瞬間、ワァ〜!という歓声が。
そして一瞬でみんな写真のため群がる。
いやー間に合ってよかった。
そしてやっぱりキレイ。赤い提灯の灯りがほんわか優しくて幻想的です。
一方で人がたくさんいて、お祭りみたいな賑やかさもあり。
これはぜひ生で見たほうがいいと思います。
で、じっくり雰囲気を楽しんで、上からの写真を撮って落ち着いたら、今度は降りはじめます。
降りている途中も混んでいて、そのうえ石段なので、急に立ち止まったりするのは危険です。
写真を撮るときは、列から外れたところで。
帰りの九份も大混雑
ライトアップを楽しんで、写真も心ゆくまで撮ったら、さあ帰りましょう。
と言いたいところですが、もちろん考えることはみんな一緒。
帰り道も大混雑します。
混みすぎて進まない…。
でも混んでいる中気づいたんですが、これには原因が2つあり。
1つは、この時間から見に来る人がまた多くいるということ。
私のように帰る人たちがたくさんいるのと同じくらい、これから見るという人も大勢います。
それは私が進む方向と逆に進む列を見てわかりました。
なので、この午後6時から7時くらいは、行きと帰りの人で混雑すると思ってください。
もう1つは、これは現地の人の感覚か…。
こんなに狭い石畳の道、しかも混んでいる時間帯に、お店の荷物の搬入なのか何なのかバイクが通りました。
絶対前に進めないのに、それでもバイクをふかすという…。
そしてバイクだけではなく、車も登場。
もう周りも笑うしかないって感じでした。
まとめ
9月下旬の九份でのライトアップが午後6時26分だったことを考えると、これからの観光シーズンである10月・11月は陽が落ちるのが早いので、ライトアップももう少し早くなるかもしれません。
ちなみに陽が落ちてから一気に冷え込むので、女性は帰りのためにも長袖が必要だと思います。
雨が降ったらもっと体感温度が下がりますしね。
帰りのバスも激混みは必至。九份への行き帰りにバスを利用する人は、こちらの記事を参考に攻略してください。
【2016年9月版】忠孝復興駅から九份へのバスでの行き方・帰り方まとめ