早起きが続けられない理由について思うこと
私がこのブログを書いているのは、これから早起きしたいと思う人のために、自分の早起きの実体験をもとに、少しでもためになることを残していきたいと思っているからです。
なので、例えば早起き本を読んでも3日坊主になる人、継続できない理由もなるべく知ろうとしています。
早起きに関する本のレビューを見るのもそれを知る1つの手立てになりますが、このあいだ見ていて気になるコメントがいくつかありました。
今日はそれについて思ったことを書きますが、ちょっと厳しい意見になるかもしれません。
気になったレビュー
早起きについて自分で調べて実行したことがある人にとっては、この本に新しい情報は特にない
目新しい情報がなかったという意見をちょいちょい見ます。
が、早起き本をだいぶ読みあさった自分からすれば、そりゃそうですよって感じです。
人ができること、特に毎日の生活習慣なんて限られています。
世界60億人の中で著者だけが考えついた朝できること、夜やっておくべきことなんてある訳ないんです。
習慣本を数冊でも読んだことがある人ならわかると思いますが、書いてある内容なんてほぼ同じです。
それはビジネス本だって、美容本だって同じ。
これまでに誰かが唱えてきたことの焼き直しであり、表現を変えただけでしょう。
あなたのやり方だとできなかったよ
あとよく見るのが、“この本を読んで自分もやってみたけど早起き続かなかったよ”というパターン。
もし続かなかったのなら、なぜ自分が続かなかったのか、その理由をじっくり考えたんでしょうか。
「あなたが書いたとおりにやってみたけど続かなかったから星2つね」って、本の評価としては普通かもしれませんが、続かなかったという結果は1つだけれども、理由は十人十色だと思うんです。
そもそも睡眠時間だって人それぞれ違うんだから、その本の書いたとおりにして万人が早起きできるわけないでしょう。
私だったら、この方法は自分に合わなかったんだな、でもなんで合わなかったんだろうと考えます。
私が早起きして読書が続かなかった理由とその対処法
前にブログにも書いていますが、私は今では朝の読書が定着していますが、途中までなかなかできませんでした。
早起きはできたんですけどね、どうにも読書が続かなくて。
そのときの悩みと、私がとった方法は7月30日の「早起きを5か月して続けていること・やめたこと【早起き150日目】」にあるとおりです。
“読書したい・しないといけない”という意識、頭の中でこねくりまわしていただけだったのを、どうやったらできるか深く考えて、行動できるように仕組み化する、テクニックに頼るという方向に変えました。
そもそも読書できないのは
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朝の読書している状態が楽しくない・快適でないから
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なぜ快適でないのか
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【理由】
①すぐ読めるようにパソコンの横に立てかけていたのが逆にジャマ
②実物の本だと開くときに微妙にページ数が多い、重たいほうにバサーっと寄るのが不快
③その時の気分で、手持ちの本を読む気になれない
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【対処法】
電子書籍を買った
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【結果】
①電子書籍なのでコンパクトになり、見た目がスッキリした
②ページがバサーっと寄らなくなった
③その時読みたい本をすぐネットで探して購入し、読める
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読書したい状態になった
理由はちょっとしたことだったりする
こうして見ると、私が読書を習慣づけられなかった理由は、どれもちょっとしたことです。
でもそのちょっとしたことが積み重なると、見えないところでストレスが増えて、結果読書が続かなくなってしまいます。
朝の読書が続かない理由が、私とまったく同じ人はいないはずです。
自分なりに、なぜその習慣が続かないのかをミクロの部分までつきつめて考えて考えて、ひとつづつ理由をつぶしていくしかありません。
理由が見つかれば、あとはその対処法をあてがうだけ。
私は1ヶ月分の交際費を切り詰めて、そのお金でKindleを買いました。
厳しいことを言うようですが、できなかったと結論づけるだけで、できない理由を突き詰めて考えることをしないなら、面倒だと思うなら、そもそも何かを習慣にしたいと思う自分の気持ちが本物なのか、そこを疑ったほうがいいと思います。