枕を買う直接のきっかけは雑誌CREA
この間の4月18日のブログでCREAという雑誌の睡眠特集に触れましたが、その中で私は、“いい枕を買うとか、いずれはマットレスや目覚まし時計もそろえていきたい”と言っていました。
これですね。
まあ前から欲しいなとは思っていて、家族にも伝えていたし、この雑誌でまたそれを確認するみたいなつもりでいたんですけど、潜在意識に強く刷り込まれたんでしょうか。
まさかのこの記事を書いて5日後の昨日、枕を買いました。
より快適な睡眠にして、減らした時間を他のことにあてたい
私は体質としてロングスリーパー(7時間で正常稼働、8時間でマックス元気)で、大人になってからは中々寝付けないということはなく、むしろ早起きしてからは22時にはすごい眠気に襲われる、一度寝たら地震以外ではまず起きないので、睡眠に関しては恵まれたほうだと思います。
ですが、やっぱりロングスリーパーであることが1つのネックではあって、先日会社で、上司が睡眠時間は3時間でいいらしいという同僚の話を横で聞いていてとてつもなく羨ましく思いました。
だって寝なくて元気なら私もその方がいい。やりたいことはたくさんあるし、単純に経験値とか知識とかもろもろ上がりそうじゃないですか。
3時間でなくても、せめて6時間でもいい、自分の毎日の睡眠時間が6時間にできたら、1日2時間も起きて何かをすることができるようになる!
このためには、結局眠りを深くする、より快眠を目指すしかないんじゃないかという結論になりました。
ということで、今より睡眠の質を上げるために、自分ができる手っ取り早くてあまりお金がかからないもの…という流れから、今回枕を買うことに。
ま、実際は買う時はここまで深く考えて買ってませんけどね、でも後々思い返すとそうだったっていう話です。
今までの羽根枕からなぜ高反発枕にしようと思ったか
そもそも私が今使っている枕は、だいーぶ前に買ったニトリの羽根枕です。
昔からよくある、中に羽根が入っているフカフカのタイプ。
以前は自分の寝付きの良さに頼ってというか、眠りに対する意識が薄くて、枕に対する関心が低かったんですね。
そして当時はそんなに種類もなくて、テンピュールの枕は一部の高所得者層しか買わないだろうくらい思ってました。
そうしたらだんだん色んな会社から枕が出るようになり、テンピュールもすっかり普及してしまって、完全に乗り遅れてしまった。
もうここまで乗り遅れたのなら、今さら値段どうこうは言わないでおこう。
そう思って最近は1万円以上するのを買ってもいいかなという気になって、ネットでちょいちょい調べてはいたんですよ。
すると今度は値段の問題とは別に、“オーダーメイドで高い枕を買ったからといって、それが自分に合うとは限らない”という新たな問題を見つけてしまいまして。
え?オーダーメイドって、お店で自分の首の高さとか測って、枕の素材も選んで、それで自分用に作ってもらうやつでしょ?それでも合わないの。
…だったら大枚はたく必要ないじゃん。オーダーメイドじゃなくてもいいじゃんって再び振り出しに戻り。
でも個人的に
・ 羽根枕はやわらかすぎて同じところに頭の凹みができてしまい、しかも凹むとその形状で元には戻らなくなってしまうのが気になっていた
・以前お店で低反発枕を触ってみたら思った以上にやわらかくて押した後の戻り(反発)も弱かった
ので、買うなら高反発枕がいいなと思ってました。
そう、それで昨日、なんとなく入ったニトリで偶然見つけたのがこの高反発枕。
低反発枕と高反発枕の体感の違い
ニトリの枕コーナーには羽根タイプ、低反発、高反発といろんな種類が置いてあって、一応全部触って確かめてみました。
でもやっぱり自分には高反発枕が固さ的に合っていました。
ちなみに、高反発タイプでは下の“高反発ウレタンまくら”というのもあり、こちらも迷ったんですが、中身が透けているウレタンを見る限り、特に夏場とか頭に汗をかいたときにこれが吸収されそうで、あと空気の抜け具合がパイプより悪いんじゃないかなあと思って、私はパイプタイプを選びました。
どうでもいい話ですが、“低反発”と“高反発”の違いって感じますか?
私は勝手に、“低反発”は押したら戻りが弱い、例えるなら絹豆腐みたいなので、“高反発”はボヨンッて勢いよく戻るトランポリンみたいなのを想像していましたが、実際は違うんですね。
“低反発”はそもそもが柔らかめの作りなのでフカフカしている、“高反発”は押しても重くて、ゆっくりグググ…といって、戻りもゆーっくり戻ってくるという。
自分の想像とは違いましたが、でも触ってみて、頭があまり沈まず、かつ枕の形もあまり変わらない高反発が良かったので結果はOKとしましょう。
ニトリの高さ調整パイプまくら(高反発)
では中を開けてみます。
まずこの枕の特徴は、白い部分がニット生地、グレーの部分が通気性のいいメッシュ生地になっているところです。
裏面はすべてグレーのメッシュ生地。
デザインとしては、両側が盛り上がり、真ん中の首をあてるところが一番低い状態です。
素材は、
側生地:ポリエステル100%
ニット生地面 中材:ウレタンフォーム
充填物:ポリエチレン(パイプ)
サイズですが、幅43cm 丈63cmなので、一般的な枕の大きさですね。
羽根枕用の枕カバーのストックをつけてみましたが、ちょうどよいサイズだったので、枕カバーをわざわざ買い換えなくていいのは良いです。
次に、この枕の大きなポイントとして、高さ調節ができます。
高さ自体は、一番低い首の後ろ部分で測ったところ7cm強でしたが、
もしこれでも頭をのせてみて高いようであれば、中のパイプを出し入れして調節することができるとのこと。
パイプの出し入れをするところは枕の右側のファスナーに。
開けてみると、パイプを入れるメッシュ生地が出てきます。
これは包んでいる状態なので、ちょっと指でつまみだせば、パイプがすぐ取り出せるようになってます。
私は高さ7cmのデフォルトの状態で寝てみましたがちょうどよかったので、しばらくこのまま使ってみたいと思います。
最後に大事な高反発の具合はどうかというと、右横の高い部分を手の甲でググっと押してみます。
手を話して5秒くらいでこんな感じに。
やっぱりゆーっくり戻ってきます。
グーでも押して見ましたが、沈むときもゆーっくりと。
一番浅い頭の後ろ部分は、マックスで力を入れると高さ1cmいかないくらいまで凹みました。
もちろんこんなに頭で局地的に押すこともないだろうから、あくまで参考ということで。
まとめ
全体的な感想として、やっぱりメッシュ素材だと通気性が良い気がして、汗かきの人にはいいだろうと思います。
あと私のように髪がロングで、髪の奥の肌の部分に空気を通したい人も。
先に書いたとおり、枕も今は1万円〜2万円出して買う人もたくさんいるでしょうが、個人的には期待していたほどではない残念な結果も考慮して、手頃な価格で、でも今の枕よりは確実に良いであろうものを買いましたが、結果的に私には正解でした。
昨日1日これで寝てみたら、一定の位置で頭の場所が決まることが安心感・安定感を生みます。
前は柔らかかったので日によって頭の適度な位置が定まらず、ときにはずらしてみたり、ときには折ってみたりしましたが、この枕だと頭がスポッとおさまるというか。
枕に頭を置いたらスチャッと。
途中で寝返りもうっているでしょうが、違和感で目が覚めるということもありませんでした。
正直なところ私には高い枕でも安い枕でも何が違うのかよくわからないところがあって、でもこんなお手頃価格でもこれだけの安定感・安心感の下で寝られるなら、これで十分だと思います。
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