街中で一人だけ季節感が違う
昨日の朝カフェに行った後、電車に乗って街でこまごましたものを買っていたんですが、どうも周りを見渡すとその景色に違和感を感じる。
…私だけダウンコート?冬?
すれ違う人すれ違う人、老若男女みんな薄手のコートかジャケット、カラーもオフホワイトだったり、ピンクの女性もいる中、私一人だけがくらーい色のおもたーい長さのダウンコートを着てるんです。
あれ、でも今日は晴れているとはいえ、結構寒いですよ?夕方になってそのまんまの格好だったら風邪ひきますよ?って心の中でみんなに訴えてるんだけど、もちろんそんな声が届くはずもなく、風が冷たくてもその陽気の春らしさ、身体にまとう服の軽さに表情もどこか明るくて楽しそう。
ポツンと一人真冬の女が場違いで仕方なかった…。
寒がりのファッションスタイル
今の時期って、寒がりには一番つらい時期なんですよね。
昼間は日差しが強くなって身体も温かいけど、夕方になったらまだ冬の寒さが残っていて一気に冷え込むから、春だし周りの人と合わせてもう薄手の格好でいいかとジャケットなんて朝着ていこうものなら、夜になって命の危険すら感じる…。
ファッションってちょっと先取りくらいが格好いいのもわかっているし、特に冬から春って一気に重い衣を脱ぎ捨ててフレッシュな気分満載だからオシャレな人はよりオシャレが際立つ時期です。
でもまだ3月は早い!
今みんなが来ているジャケットを私が着られるのは早くて4月中旬、5月で定着という遅さ。
なので、この時期はファッション的にはダメダメなのよね。
若さや流行に頼らないファッション
ただ、ファッション自体を諦めたわけではない。
一時期、日々の生活が忙しすぎてファッションどころじゃないわって思ってたのが先月だったかあって、そのときは毎日同じ服だったら服について考える思考時間なくていいしストレス減るわぐらいまでいっちゃってたけど、でもこの確かな朝の陽気、昼間の日差しを見ると、次第に私の心の氷も溶けてきたようで。
ショップでも明るい色が増えたし、何よりデザインがかわいいものが春夏は多い。
プラス、去年からインスタで海外のアドバンスト・スタイルを見てて、若さに頼らないファッションで、かつ自分らしいファッションをしていきたいという気持ちはずっとありました。
30代後半になるとファッションに生き方も反映される
30代も後半になると、仕事もプライベートも自分のスタイルっていうのが自然と出てくるようになるんですよね。
そら社会の荒波にもまれて、その中でこれまでやってこれたわけだから自分なりの何かを確立しないとやってこれなかったというのもある。
それは考え方だったり、生活スタイルだったり、人間関係だったりするわけだけど、ファッションもその1つだと私は思っていて、そろそろその時々の流行に敏感になるんじゃなくて、人生の一部として、私こういう生き方してますみたいな、その人そのものが出るようにしていきたい。
だから、アドバンスト・スタイルも、年齢だったら私よりまだだいぶ上の世代の人たちなんですが、それはファッションだけを見ているのではなくて、その人だけの生き方を見せてもらうというように捉えてます。
年齢が少し上の人のスタイルと言えば、最近これいいかな、参考になるかなって思うのがGLOWで、自分の方向性と近い感じがする。
あれって大塚寧々さんがモデルとして出てるんですが、彼女のスタイルは特に好きで、ああいう良い物を長く着る、流行に左右されない自分だけのスタイルで、でもオバちゃんくさくない(失礼!)のが見ていて心地いい。
自分の持ち服を使っているのも好感だし。
で、その今月号を昨日カフェで見ていたら、大塚さんのスタイルブックが出るとあり、この数年ファッション誌を買ったことがなかった私がこれは絶対欲しいと思って、スマホの買い物メモにまで入れてその後本屋まで行ってきましたよ。
本はKindle Paperwhiteがあるので電子書籍でしか買わないんですが、あれって白黒でしか見られないので今回は紙の本で。
彼女は基本ベーシック、モノトーンの服に、バッグやハット、靴など小物で遊ぶ感じなので、このスタイルにすれば小物は長く使えるし、服は着回しできるしでムダがないですね。
でも無難なわけではなくて、コーディネート134通りの中にもやっぱり彼女らしさとかセンスの良さが光ってて、まんまマネしたいくらい。
もちろんブランド物も結構使っているので同じものを買うのはムリだけど、数年かけてちょっとずつ似たものを揃えていくとかすれば結果的に自分にとっても良いものが揃うし、ものによっては一生使えるし、何よりこれからの40代、50代になっても着られるファッションスタイルとしてムダも出ない、捨てるものがなくて良いのではと考えてます。