日本の食品にはまだまだ糖分・塩分が多い
今朝は朝ごはんに関するニュース記事です。
スイスでは、国と食品業者の間で、ヨーグルトと朝食用シリアルの砂糖含有量を2018年末までに最大5%削減するそうな。
swissinfo.ch−「ヨーグルトとシリアル砂糖含有量 最大5%削減へ」
5%ってすごくない?とはじめは思った私でしたが、よくよく読むと、そもそもが“ヨーグルト180gに対して砂糖17g”、“朝食用シリアル100gに対して18g”とか、どんだけ入ってるんだ。砂糖多すぎませんかね。
日本の食品は味や色が海外と比べると控えめで、個人的にはそれもこれも出汁があるおかげと思ってるんですが、それでも昨今の日本の生活習慣病への警鐘に対して、実際に食品に入っている糖分・塩分がまだまだ多いように思うのです。
先日読んだ本によると、ダイエットに大事なのは食事9割:運動1割って言うじゃないですか。
だとしたら、国レベルで考えても医療費の高騰に対策できるのは運動より食事のが早いはず。
運動する人を増やすより、普段何気なく手に取る食品を、手に取る前から少しでも健康的なものにするしたほうが良い。
もちろん塩分や糖分が食品の保存などのために使われることも知ってますが、それが保存のためだけに適正な量なのか。
味をわかりやすくするために、口に入れてすぐ「美味しい!」と思わせるために多量に入れてたりしないのかなあ。
砂糖抜きのシリアルを買って自分で調合したい
そういう私も甘いものは大好きだからよく食べますし、塩分については毎日摂取しないと生命の危険に及びます。
だけど、私が言いたいのは「自分で塩分や糖分を摂れる量を決めたい」。
ずっと前から朝ごはんにシリアルを考えているんですが、袋の裏面を見れば見るほど「絶対食べたくない」と思ってしまう。
だって糖分多すぎるんだもん!
ナッツやドライフルーツが入っていて、オーツ麦やコーンフレークなど魅力的なものが一緒になっていて手軽に食べられる、一見メリットだらえけのように思える食品を手に取れない残念さ。
それもこれも糖分のせいです。
今売っているシリアルから砂糖を一切除いてくれたら、(そして今よりちょっと安くしてくれたら)私は速攻で買います。
それで、自分で砂糖を計量スプーンで測って入れる。
オーツ麦だけ、ドライフルーツだけ、ナッツだけで買って自分なりに調合して食べることもできるけど、確かにやってる人もいるけど、正直オーツ麦高いし、ドライフルーツは砂糖をまぶしたものが多く、単品で揃えるのもちょっと考えものなんですよ。
だから国民の健康を考えるのなら、そういう食品を政策として遠隔的に安くしてほしいんですけどねえ。
生活習慣病はひどいと恒常的に薬代がかかるのだから、その前に身体に良い食品を薬代より安価で済ませられるのなら、そのほうが良いと思いませんか。