ついに夫が積立投資をはじめる時が来ました
おはようございます。まるです。
私、資産運用はじめて数年たつのですが、やっと…やっと!
夫が「オレもつみたてNISAやってみよっかな」って言うようになりました!!
長かったわ〜
ほんっとーに長かった。
あれだけ私がすすめても、数年かけてことあるごとに純金積立とか積立投資の話をしても、理解はするものの「やってみる」の一言がなかった人間が、ついに大きな一歩を踏み出すことに。
…
資産運用と言うと数字がからんでくるから難しそうだし、そういうのって男性ばっかりやってるんじゃないのと思う人もいるかもですが、少なくとも、うちの家は妻である私が数年前から情報収集を一人っきりで続け、運用もしてきて、一方の夫は「聞いたことあるけどそんな興味ない」状態でした。
ただね、これからの不安定な日本の未来、まる家の未来をのことを考えると、絶対に夫婦二人で長期で運用していったほうがいいのは100%そうなんですよ。
だからこそ結婚してからもことあるごとに自分は相手に「◯◯がいいよ〜」「◯◯なら月々1,000円からでもいいんじゃないかな」とささやいてきたんだけど、努力は実らなかった。
…ではなぜ今回、数年の時を経てそれが実ったのか。
今日はそれを語りたいと思います。
私と同じように、特に夫が資産運用に興味ない人にとっては、攻略の一手段として読んでもらって、ぜひぜひ試してもらいたいです。
資産運用しない人の思考
まあ、敵を攻略するにも、まずは相手がどういう思考でいるのかを知るのが大事です。
偏見が混じっているのを覚悟で言いますが、私はずーっと「ファイナンシャルプランナーや社労士は女性も多いけど、証券アナリストとか、資産運用会社やってる人とかやっぱり男性を多く見るくらいだから、夫婦もしくはカップルでいたら男性のほうが金銭感覚には敏感なんではなかろうか」と思っていました。
が…うちの夫を見ていると、「そうだよね」と思うときと「やっぱそうじゃないな」と思う時があって。
その決定的な違いは、
・自分の実生活としてみる家計簿としてのお金
これら2つに対する意識がぜんぜん違う
ということでした。
仕事としてお金を見るときって、男性って視野も広くシビアじゃないですか?
でも少なくともうちはですけど、自分の毎日のランチ代とか、趣味のお金、マッサージ代とか興味のあるイベントとか、そういうものは片っ端から行きたくて、しかも全部消費できると思ってる。
なぜだ。なぜそう思えるのかわからない…が、とにかく行きたいものからどんどん使っちゃう。
さらに、使っちゃうくせに残りのお金は把握したいから、現金で残額を把握してないと気がすまない(もしくは預金残高で)。
これで思うのは、相手にとって
お金=日々の生活の消費をするために使うもの、という考え
なんじゃなかろうかと。
米と魚で物々交換してたのが進化してお金を間にはさんで交換できるようになったけど、つまりはここの段階で止まってる、みたいな。
お金=ふだんの生活をやっていくために存在するもの
ふだんの生活をやっていくためにお金が存在するのだから、当然それを
①増やす
②将来に備えてとっておく
というところまで余裕がないのも当然なのかもしれません。
お金とは長期視点で考えたり、とっておいたりするものじゃないんですよね。多分。
資産運用=手続きががめんどくさいもの
そして極めつけが、
資産運用=手続きがめんどくさい
という意見。
まあ確かにね、めんどくさいと言えばめんどくさいですよ。
ただ、資産運用のみならず、役所の手続きとかも申請主義だし、要は周りの人よりメリットを享受するなら、その差別化として何らかの面倒くささは背負わないと受けられないとも言える。
仕事が忙しかったり、マルチタスクが苦手、そんなに何個も頭の中で物事を考えられないor考えたくない人からすると、資産運用の手続きなんて優先順位50位くらいなのかもしれません。
夫が資産運用をはじめるタイミング1:ずっと誘い続ける
じゃあどうしてこういう思考の夫が、今回「オレもつみたてNISAやってみようかな」と言ったのか。
理由は2つあると思っています。
1つは、まあ自分で言っちゃいますけど、わたしの忍耐の結果かと。
純金積立のときからずーーーっと言い続けてるから、ホント数年かかってるんですよ、この「オレもつみたてNISAやってみようかな」まで来るのに!
いや純金積立じゃなくてもいいんだけど。
つみたてNISAじゃなくてもいいんだけど。
ただ、もし強引に誘ってそのときの勢いで登録して投資をはじめたとしても、あんまりムリにすすめると、なにかの拍子、例えば給料が減ったとか仕事を辞めちゃったときに「お金足りないからやっぱ解約しよ!」ってなって、長期投資が大事なのに途中でやめちゃう可能性があるんですよ。
これがコワイ。
なので、キモとしては
“誘う側が忍耐強くなる。相手が自分の決心ではじめたって思うレベルまで待つ”
そうすることで、いざというときにも「自分で始めたんだから」っていう多少の抑止力にはなると思うんですよね。
夫が資産運用をはじめるタイミング2:信頼できる第三者にすすめられた
もう1つの理由が、信頼できる第三者にすすめられたから、です。
しょせん私は家族という身内だし、さらには数字が、というより算数レベルでできない人間にすすめられても説得力に欠けるのはいなめません。
その点、
・信頼できる第三者
・その道の権威ある人
にすすめられると一気にやる気が加速するんですよね。
現にうちも、夫が仕事関係で知り合った、仕事がデキる営業の男性から話を聞いたらコロッと素直になりまして。
(説得にかけた私の数年返せ)
ここでポイントとなるのが、”たとえ第三者の意見であっても、妻がすすめた他人の本、動画を見せてもダメ”ってことです。
しょせんその発信者が妻なので、自分自身で情報を得た感がないんです。
偶然っていうんですかね、そういうタイミングが大事なんでしょう。
夫婦で資産運用をはじめるときに大事なこと1:その日のうちに申請を!
なんか悪徳商法みたいなタイトルになったけど、鉄は熱いうちに打たなければ!
何年も前に進まなかった人間がその日にやる気になっても、明日になったら「やっぱめんどくさいからやめるわー」なんてめちゃくちゃ言いそうじゃないですか。
だから、言った日が吉日。
その日のうちにネットで申請なり、できるところまで手伝いましょう。
夫婦で資産運用をはじめるときに大事なこと2:こちらが相手の質問に100%答えられる準備をしておく
相手にやる気が出たとは言っても、「…そういえば◯◯について疑問があるんだけど」と、申請ボタンを押す直前に質問をしてこないとは限らない。
ここでこちら側が相手の疑問を解消できないと「うーんよくわかんないし…なんかやっぱめんどくさそうだな…」と尻込みしだすでしょう。
(とにかく結論は「めんどくさそう」になるんだよなー!なんなんアレ)
なので、相手が本気でやる気を出すまでの間に、こっちもこっちで勉強して答えられるようになっておきましょう。
と言っても、相手は思いついたことを適当に言ってきてるだけだろうから、専門的なことは聞いてこないだろうし、答えもザックリで納得してくれると思います。
ちなみに私の夫の場合は「積立投資するのに、つみたてNISA使うのはなんでなの?」でした。
(A.投資で得た利益にかかる約20%の税金をゼロにできるメリットがあるから)
夫婦で資産運用をはじめるときに大事なこと3:最悪元本が50%減ってもいいか確認しておく
夫も始めるつみたてNISAは、毎月コツコツ同じ額を入れていくかたちで、大きく増えることもないけど減るリスクも小さい。
とはいえ、最悪50%、60%は元本から減ってしまう可能性もあります。
そういうときに資産額を確認して、「やっぱダメじゃん!オレやめる!」と途中で投げ出されても困る。
そういうマイナスの時期を経て、ガマンできてこそその先のプラスがあるわけで、それは私もしつこく言っておきました。
ただし、ただガマンしろというのも酷なので、他の人はどう乗り越えてきたか、マイナスの先にあるプラスはどうやってくるのか、どのくらいの期間でくるのか、など過去の例を数字で出すのもしておきました。
夫婦で資産運用をはじめるときに大事なこと4:「そんなもんでいいの」くらいの額から始めてもらう
つみたてNISAには年間40万円という上限があるんですが、これを毎月になおすと約33,000円。
でも私は、夫には最初は1万円ではじめてもらいます。
それは投資慣れしていない人がいきなり大きな額ではじめると一喜一憂してめんどくさいから。
すごいプラスのときは「こんなにプラスになるならもっとお金入れよう!」か、もしくは
「もうこんなにプラスになったから解約して引き出そうよ!」を言うのが目に見える。
長期投資なのに途中解約したら意味ないんだってば…
逆にマイナスになったらなったらで、これもすぐ解約しようとするでしょう。
なので、投資してもプラスがほんのちょーっとで、逆にマイナスになってもほんのちょーっと、最悪元本ゼロになっても生活に影響が出ない額ではじめてもらいたい。
投資は一般的にだいたい「収入の1割〜2割」と言われますが、夫婦で相手がはじめての場合は、相手が投資のことをほぼ忘れるくらいの少額でスタートすべきだと思います。
夫婦がお金のことでケンカしないためにもね。
まとめ
相手のお金への考え方、知識、夫婦になったら財布を一緒にするか別々にするか、資産運用はどうするかなどなど、結婚前にすべてを同じレベルにできることはほぼ100%ありません。
お金はあっても預金派で、資産運用はこわいからしたくないとか
資産運用は賛成だけどちょっとギャンブル寄りとか
まったく同じ考えの二人ということはないので、私たちも含め、結婚してからお互いが擦り合わせていかないといけないですね。
うちは結婚前からずっとお金の感覚は違ったし(向こうはあれば使ってしまうし、私はケチ)、私が資産運用はじめたらそれはそれで口うるさかったろうけど、夫の資産運用への興味がない期間も長かった。
夫婦で資産運用できる、ここまでくるのにとっても長い時間がかかったけど、でも老後のお金の不安をなくすためなら、今からはじめたってムダなことはないし、そこまで遅くもないと考えてます。
なので、私たちのように夫婦どちらかが資産運用をはじめてて相手を誘いたい場合、特に夫のほうにはじめてもらいたい場合は今回の記事が参考になればうれしいです。
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