イチロー選手が米3,000本安打達成しましたね
8月7日(日本時間8日)に、野球のイチロー選手がメジャー通算3,000本安打を達成しましたね。
私は野球のことは詳しくなくて、3,000本安打がどれだけすごいことなのか、ましてやそれをアメリカで成し遂げることの偉大さをしっかりと理解できているかはわかりませんが、史上30人目ということが、その道のりの険しさ、偉業を物語っていると思います。
3,000本安打達成の日、夫から仕事の休み時間にそのニュースをLINEで知らされました。
夫は私以上に経過を気にしていて、だからこそ達成した瞬間の喜びようといったら。文章からくる熱がすごかった。
こんな野球に詳しくない私でさえも、イチロー選手のそれまでの年月を思うと、考えるところがありました。
TOYOTAのイチロー選手のCMに思うこと
3,000本安打達成の時期に合わせてかどうかわかりませんが、今ネット上で話題になっているTOYOTAのイチロー選手のCM、見ましたか。
4人のアスリートがイチロー選手への思いを語ったものですが、この冒頭で使われているキャッチコピーに賛否両論の声が上がっているもよう。
【WOW】イチローが嫌いだ篇
あなたは見てどう思いましたか。
私は断然“賛”です。
“嫌い”はマイナスの言葉として響きますが、本当にイチロー選手のことが選手として、人として嫌いというわけではないですよね。
イチロー選手は、その人の心の鏡です。
あの“嫌いだ”は、心の中にある羨ましさ、羨望。
ああなりたいと思ってもなれない自分のもどかしさ、つらいという感情の象徴。
私は、あの4人のアスリートの羨ましさ、つらさがどれほどのものかわかりませんが、同じ感情を持つ者として共感しました。
みんな今のままでいいのかと悩んでる
でも、あなたの中にもその感情はありますよね。
イチロー選手も、4人のアスリートも、あなたも私も、今のままでいいのか、もっとできるんじゃないか、もっと上にいきたいと悩んでいる。
見た目は毎日続けていることでも、無意識に続けていることなんてないし、その過程で悩まないなんてこともない。
早起きが5ヶ月続いた私も無意識に続けられているわけじゃない
習慣の本を何冊か読むと、早起きを習慣にするには3ヶ月とか6ヶ月で定着するなんていう言葉に触れますが、とんでもない。
5ヶ月続けられている私だって、1日たりとも、目覚ましをかけずに、5時10分になったら無意識にヒョコッと起きるなんてことはありません。
前日の夜から、今日は疲れているから明日も早起きするために9時には寝ようとか、元気な日でも10時には寝ようとか、毎日毎日考えて行動しています。
いつのまにかお風呂に入っていて布団も敷かれていてとかないですから。
自分で時間を逆算して、9時に寝るために7時までにお風呂に入って身体の熱をとって、8時50分には布団をしいてとりあえず入る、というところまで決断しないといけないんです。
そう、決断。
早起きを5ヶ月続けて気づいたことは、まったくの無意識でできるのではなく、早起きをするために、それまでにしなくてはならないことの決断力がだんだん小さくなっていること。
決して決断する労力がゼロになったわけではありません。
5ヶ月かけて、だんだん小さくなっていっているだけです。
まとめ
たった5ヶ月早起きするだけなのに、毎日毎日小さいながらも決断しなくちゃいけなくて、昨日も帰り道なんで早起きしているんだろう、明日休みなんだから何も考えずにゆっくり寝ればいいのになんてちょっと思ってしまいました。
でもそういう気持ちが湧きおこると、イチロー選手のことが思い浮かびます。
打席に立ち続けるだけでもすごいのに、さらに大記録までつくって。
どれだけ心に熱量があるんだろう。
今やほとんどの人が達成したことのない境地に立ち、自分一人で考え、行動している。
そのモチベーションはどこからくるんだろう。
彼は毎日何を決断しているんだろう。
その決断ってどれくらい大きいものなんだろう。
イチロー選手の気持ちは想像だにできませんが、ただ、毎日決断しつづけている、意識して続けていった先にあるものがあんなに素晴らしいなら、ちょっとでも自分も近づいてみたい。
私はそういう憧れの気持ちを大事にしたいと思っています。
そして、それをバネにしたら今日も早起きできた!
よし。