Kindle本買ったのは1冊だけ
おとといまでのKindle50%還元セール、結局1冊しか買いませんでした。
気になるジャンルは1ページ目から最後まで全部見たのにめぼしいものがなくて…。
あー買う気満々なのに欲しい商品がないときのこのもどかしさ。
でもやっぱり本ってさ、意気込んで「よし買ってやろう」って思うものじゃないのかもね。
ふらっと入った本屋で、なんとなくコーナーを見ていたらなんとなく気になるタイトルがあって、手にとったら思いの外おもしろくてついつい買ってしまったみたいなのがいい出会いだったりするんだよね。
今回の私みたいにタイトルをバーって急いで目で追って気になったものの口コミ読んで、とかそういう買い方だときっと本も楽しめないんだろうな。
結局欲がある。
あとは単純にセール対象本が限られている中で選ぶのが難しいのもあるんだけれど。
朝の名言集
そんな中で唯一買った本は、普段の私だったらあまり手に取らない名言集。
癒される、元気になる言葉を求めているということは、やっぱりちょっと落ち込んでるんでしょうね。
昨日書いたとおり、親の墓のこととか友だちの仕事のこと、あと私のプライベートのことも重なってだいぶ疲弊しておりました。
でも以前だったらそこでじっとくるまるようにして嵐が過ぎるのを待っていたけれど、今の私には早起きがある。
唯一続けていて、自分の核となることがある。
その早起きをしていることにもっと自信を持たせれば、自分の立ち位置がグラグラせずに、しっかり立っていられるんじゃないかと思って。
自分はどんなときも早起きをしている、きちんと毎日を過ごしているから大丈夫と安心できるような。
朝の名言集「朝にキク言葉」は、そういう踏ん張ろうとしている私の両肩をさらにしっかり押さえて立たせてくれるものでした。
朝にキク言葉
「朝にキク言葉」は、世界中の人、ゲーテからアインシュタインから高杉晋作からアントニオ猪木、はては著者の息子さんまで、朝起きて読むといいフレーズが収められています。
格言といえる重みのある言葉だけではなくて、ちょっと放った一言みたいな軽いものもあり形は自由です。
朝読んでほしい一言とそれを言った人がワンセットになっていて、そのあとに著者がそのフレーズに関連する普段の出来事や感じたことを載せていて、全部で60個、毎朝ワンフレーズを読んだら2ヶ月でちょうど1冊読み終えますね。
なんかこれ読んでて、中学生くらいにけっこう読んだ銀色夏生を思い出したわ。
(あれもしかしてジェネレーションギャップありますかね、銀色夏生知ってますか?)
読みやすいので私は一気読みしてしまったけど(ここにもせっかちな性格が)、いちばん気に入ったフレーズはあれかな。
“未来を予測する最良の方法は、未来を自分で創りだすことだ−アラン・ケイ”
あら私、意外に前向き。