あなたは貯金できてますか?
いまや30代・40代の4人に1人が貯金ゼロの時代。
こういう悩みも他人事ではないはずです。
・1年間でできた貯金が2万円だった
・急病にかかるのがこわい
・冠婚葬祭に出たくでもでられない
もちろん、給料が入ったらすぐに自動的に貯金できたら最高ですが、「次の給料日まであと30日もあるし、とりあえず口座に置いておこ」と思い。
そしてまた半月くらいたって残高がまだあるのを見ると、気持ちがゆるんで、いつのまにか使っちゃうんですよね。
なので、ここでは
・できればケチケチしないで自然に貯金したい
と考える人がどうすればいいかをまとめます。
早起きをすると2つの余裕ができるから貯金ができる
結論から言えば、
貯金が苦手な人が貯金するためには、早起きをすればいい
です。
早起きをするということは、すなわち
キモチに余裕ができる
この2つができることになります。
そうすると、これのおかげで、長く貯金できなかった悩みがいくつか解決できるんですよ。
これからその理由を説明していきますが、内容は私、まる(@hayaokimaru1)が2016年2月から早起きをしつづけてきて実際に効果があったものばかりです。
早起きするだけで散財しない!貯金ができる7つの理由
朝起きられず、家を出ないといけない時間15分前に起きて、あわててとりあえずそのへんに引っ掛けてあった服を着て、髪も最低限だけととのえて出る。
とりあえずいつもの電車には間に合いそうだけど、でも落ち着いてきたらお腹がへってきた…
それで駅近くのコンビニで「ササッと食べられるパンとコーヒーだけでも」と思ってついつい買ってしまう。
たまにならそれでも良かったけれど、しだいにそれがひんぱんになってきたら、チリも積もれば山となるで、1か月で換算するとかなりの金額になってるはずです。
コンビニで使うお金ってバカにならないんですよね。
…
これを解決するには、とにかく「朝は家で朝ごはんを食べること」。
別に白いご飯、味噌汁、焼き魚なんてちゃんとしたものを用意する必要はありません。
ただ、飲み物、たとえばコーヒーや牛乳だけでもスーパーで買って家でコップで飲むようにすれば、コンビニで1本120円を使うよりは経済的ですよね。
パン派の人は、コンビニの1つ140円の惣菜パンではなく、スーパーで5個200円のものを家で食べるとか、せめてヨーグルトだけでも食べるとか、それだけでもずいぶん違うはずです。
コンビニでもスーパーでも結局、自分でつくるのではなく買うのでその点は変わらないのですが、1個あたりの単価が違います。
貯金したいなら、一気に1万円を口座に入れるのではなく、こういう1回50円、100円のチリツモを自然にできていけるようになることが結果的に近道ですよ。
朝寝坊しそうになって、そのへんに引っ掛けてあった服を来て、前日のバッグの中身を確認しないまま持ち、天気予報も見ずに出勤していたりしてませんか。
そういうときに限って、急に天気が変わったりして、通勤途中で雨に降られたりするんですよね。
朝の通勤時間はまだ100均もスーパーもやってないから、仕方なくコンビニで1本500円も出してカサを買うことになりますが、これも余計な出費です。
さらにこのカサを家にちゃんと持って帰って、その後も使えてればそれはそれで良いかもしれませんが、帰りに雨がやんでたりなんかすると、カサを忘れて帰ってしまったり、電車の中に忘れたり…
それでたった1日で500円がパーに。
もったいないですよね。
なので、朝の時間に余裕をもって、天気予報を見ることも節約につながります。
ちょっとでも雨が降りそうなら、折りたたみカサをバッグに入れることができますから。
雨が降らなかったらそれはそれでOKで、とにかく貯金ができない人というのは、こういう突発的な事態のときに思わぬ出金をしてしまうものです。
その日の朝にお財布に入っているお金を把握している人ってどれくらいいるんでしょうか。
「1,000円札が数枚…あれ何枚だっけかな。小銭はぜんぜんわかんない」
1,000円札からすでに記憶があやしい人もいるのでは?
そういう状態で外に出ると、たとえ1日のうちお昼ご飯にしかお金を使わないつもりでいても、多めにお金が入っていると
「ジュース1本ならいっか」
「小腹がすいたからチョコ1袋ならいっか」
と「自分にはお金がある」「余裕がある」とかんちがいして、いつのまにかお昼ご飯以外にも使いまくってしまいます。
この流れでいくから、給料日直前あたりが苦しくなるんですよね。
その点で、毎朝じぶんのお財布のお金のこまかい部分までわかっていると、「今日使っていいのは500円まで」「来週の月曜日までお金をおろさない。今あるお金で週末やりくりする」というちょっと先のスパンまで予定をたてられるようになります。
ふだんの出勤なら最悪遅刻ですみますが、すまないパターンが朝から大事な会議があるとき。
あとは他社での打ち合わせなんかもありますね。
もうこういう焦ってるときはお金のことなんか心配してる場合じゃないんですが、会議にまにあってぶじに終わってホッとしたあと、レシートを見て凹みます。
「いらない出費だったなあ…」と。
早起きすること=早く寝ること。
なので、仕事が終わって、会社の同僚と食事に行ったり、飲みに行ったりしていたら早起きはできませんよね。
しかもだいたい会社の飲み会っていうのは夕方あたりに「今日どう?」と突然聞かれるもので。
突発的なおさそいは、突発的な出費であり、つまりは散財です。
本当は今月もう余裕がないのに、でもせっかく誘ってくれたのだから…と待ち合わせ前にわざわざATMまでお金を下ろしに行ってしまう。
断りたいのに断れず、さらには急にお金を下ろしに行くまでするなんて!
飲み会から帰って家でひとりになったとき、モーレツな後悔が襲ってきますよね。
私もそうだったからわかります。
ただ1回3,000円の飲み代ってバカにならないし、そういうのを断れない自分のこともキライになってきちゃいます。
なので、最初はとても難しいかもしれませんが、徐々にそういう突然のお誘いは断るように頑張ってみましょう。
例えば「当日のお誘いはちょっと厳しいです」と周りに言っておくとか、会社の暑気払いやなんとなくの飲み会は行かず、「年末年始または3月4月の異動のあいさつのときだけ出席します」にするとか。
1回3,000円の飲み会も、月に1回断れば1年で12回、36,000円も浮くのでバカにならないですよ。
その分を貯金にまわしましょう!
だいたい人が散財するのは、ストレスがたまっているときか、お腹がすいているとき。
仕事帰りにショッピングで衝動買いするのは前者だと思います。
大きな駅だと駅ナカを通っているだけで途中に服屋や雑貨屋、スイーツがあるのでそれらの誘惑をたつのは難しいでしょうが、そういうときこと足早に立ち去る。
特にほしくもないのに「買い物したいなあ」と思ったら、自分が疲れている証拠だと思いましょう。
そして買い物をするなら週末まで待って。
それまでスマホのリストにそのときほしいと思ったものをリストに残しておいて、週末にまたお店に行ってみたら、案外「なんだ、あんまり欲しくなかったな」ってなりますよ。
服や雑貨は単価が高いので、欲をみたすことをしたいのであれば、まっすぐ家に帰って、家にあるスイーツを食べてごまかしたほうがまだ経済的です。
深夜のネットショッピング!
これが1番やっかいです。
1回で買う金額も高いうえに、夜はつかれて判断力が鈍っているので、サイズが違ったとか、選ぶカラーをまちがえたとかありがちなので。
そうすると返品、再送手続きまであって、お金だけでなくのちのちの時間までもムダにしてしまいます。
さらにネットショッピングはカード払いにしている人が大半でしょうから、貯金するどころか、のちのちマイナスが襲ってくることが、貯金を最大にさせにくくしますね。
寝る前にスマホをいじらないというのはムリだから、せめてショッピングサイトは見ないようにしましょう。
あとは見ても、カートに入れるまででやめる。
購入ボタンを押すのは次の日の朝にするとか。
それらも難しいひとは、とにかく寝てしまうしかありません。
そのための早寝早起きでもあるんですよね。
まとめ
貯金というとお金をたしていく行為=プラスにしていくこと。
というふうに思っている人もいるかもしれませんが、
実はお金が貯まる人って、
余計な出費をしない=マイナスをつくらない という思考なんです。
ちょっと早起きをして、余計な出費をさけていけば、だんだんと貯金できる思考になり、100円、1,000円レベルだったのが、いつのまにか5万円、10万円、20万円…と進んでいくようになりますよ。