図書館の本
おはようございます。まるです。
図書館で本を借りるんですけど、いつも図書館のサイトからジャンル検索か、または新刊検索して気になったタイトルを予約して、本の貸出準備が整いましたよ〜っていうメールが来たら取りに行く、というのを繰り返してます。
そんなだから、本屋でするような目次を見て面白そうか判断するとか、パラッと見してそれでもよかったら手元に置く、とかできないので、まさにジャケ買いならぬタイトル借りになるわけです。
サイトで気になった本を検索して口コミを見ることもできますが、そんなんやったら95%の本は借りたくなくなると思ってるし(Amazonの経験上ね)、タダでバンバン借りられるのが図書館のメリットなのでしません。
なので、だいたい5冊借りたら3冊は合わなくてすぐ読むのをやめて、2冊をパラッと見する、「お、これなかなかいいじゃん!」と思うのは10冊に1冊でしょうか。
自動的に夢がかなっていくという本
昨日読み終えた本は、その10冊に1冊まではいかないけど、たまに数行訴えてくるフレーズがあったのが良かったです。
内容としては、自分でどうなりたいか、何を成し遂げたいかを紙に書いて決めてしまえば(書くことが重要)、あとは脳内にあるRAS(網様体賦活系)が働いて、いわゆるGPSのようにその目標へたどりつくための情報を片っ端から集めてくれるとのこと。
このとき”どうすれば達成できるのか”は考えない。
それはRASにまかせておけばそのうち自然にわかるからだそう。
カンタンに言えば、目標を決めるとそれに関係する情報が次々に目や耳に入り、くわしいことを知ることができるようになるということ。
あと大事なのは、その目標に期限を決めること(私は期限を決めるのには否定的だけど)と、加えてアファメーション(瞑想)やらストレスに打ち勝つとかいうのもありましたね。
私が「おっ」と思ったのは「数のゲームを楽しむ」という章で、人生を成功にみちびく”自分なりの”平均の法則が存在する、というものでした。
人生を成功にみちびく”自分なりの”平均の法則が存在する
どんな目標にも、何回挑戦すれば、そのうち何回成功するという確率ー数字のセットがある というんです。
例えば著者なら、11歳のときにゴムのスポンジを1個20セントで売り歩いていたとのこと。
放課後のに10軒の扉をノックすると、
平均7軒が扉を開けてくれて
そのうち4軒が著者の売り込みを聞いてくれて
2軒がスポンジを買ってくれた。
これによって「10軒の扉をノックすれば40セントもうかるという法則を覚えることができた。
(中略)
この法則は、私に絶対へこたれない力をくれた。
10軒の扉をノックすれば40セント!それなら、いかにすばやく10軒の扉をノックし、話を持ちかけるかということに問題は尽きるわけで、それさえできれば成功だったわけだ。
確かに自分は同じようなケースのとき「次こそうまくいくはず…!そしてこれを早く終わらせたい!」って思って毎回ムダに力が入ってたけど、それだけ失敗したときすっごい凹んで、ムダにメンタルが消耗するんですよね。
“次に起こることへの期待によって、やる気を持続しようとしても、先ほど書いたように、1回や2回の挑戦ではなんの結果も出ない。
販売員として成功した人なら、たいていはこの法則を知っているが、販売業に限らず、これはどんな目標にも当てはまる法則である。
自分の場合はどんな数字になるのかを知る必要があるだけだ。”
…
なんかこれ、仕事でなくても自分の勉強とか、いろんな目標に役立てられそうじゃありませんか。
私は早起きはじめてから4年以上毎日自分の行動をこのブログで記録しているので、この記録の中から数字として確率を出せば、ハイ私の成功の法則できあがり!となるはず。
思い返すと、たしかに英語の勉強もそうで、去年1年いろんな方法をためしてみて、
自分が3ヶ月を区切りにして飽きやすくなることとか
1週間のうち最大で英会話できるのは4回までとか
確かにありますもん。確率。
そういうのを単発で捉えるのではなく「○:○:○:○」ってやるのがミソなんでしょうね。
あとこれで私が感動したのは、ふつう10軒やったら2軒が買ってくれたって、最初と最後だけの数字を見るのが多いと思うんですけど、この本では途中の7軒が扉を開いてくれて、4軒が話を聞いてくれたっていうのもあるところだ大事だと思うんです。
「10:2」の結果だけ見ると、残りの8軒はハナから相手にしてくれなかったみたいにとれるじゃないですか。
でも実際は顔を出してくれる人もいて、話まで聞いてくれるとなったら、そんなにイヤな仕事でもないし、自分のなかで「めちゃくちゃ断られるんだよな…」っていう印象もなくなる。
この途中経過の、特に良かった場面を数字として残しておくのは大事ですね。