学生のときの夏休み
昨日、受験勉強の話を書いていたときに、自分の小中高校生の夏休みを思い出していました。
中学・高校のときは夏休みは部活で、特に高校は本当に部活づけでしたね。
365日中、部活の休みは数日しかなかったような。
正月は3年間合宿だったし。
確か夏休みは朝8時から練習で、そのために朝から会社員のひとたちと一緒に電車に揺られて通いました。
自分が会社員になってわかりますが、夏休み中の電車って学生がいないから空いていて嬉しいのよね。
小学校は、自分の記憶力がおそろしく低いので正直ほとんど覚えていません。
でも夏休みの朝のラジオ体操のことはちょっと覚えていますよ。
小学生の恒例行事、夏休みのラジオ体操
今も夏休みのラジオ体操ってありますか?
運動場に朝早い時間に同級生とかみんなで集まって、時間になったらラジオ体操をして、終わったらカードにスタンプを押してもらうあれです。
私の場合は家の近くに運動場があって、そこまで子どもの足で歩いて2,3分だったのですごく近かったのはいいんですが、ラジオ体操の時間って始業時間より早いんですよね。
会場までの時間を差し引いても、普段学校に通うときより早起きしなくちゃいけなくてすごくつらかった。
ラジオ体操は20分くらいで終わるので、そのあとだいたいの子は残ってその運動場で遊ぶんですが、なんせ私は眠気がとれなくて。
一緒に走る元気もなくすぐ帰って家でクーラーにあたってた記憶があります。
健康なんだか不健康なんだか。
あなたは皆勤賞?三日坊主?それとも1回も行ってない?
そんなつらいラジオ体操ですが、夏休みが始まる直前までは、せっかくの夏休みだし、充実させたいしと思って、きちんと早起きして毎日通って、皆勤賞もらうんだ!と意気込むわけです。
この気持ちは大人になっても一緒ですね。
はじめはやる気いっぱい。
でもなあ、夏でしょ。暑いでしょう。
しかも大人になってから気づいたけど、私ロングスリーパーで朝が劇的に弱かった。
ということは。
そうです、もちろん続きません。
最初の3日通って、4日目から欠席。3日坊主とは私のことです。
あなたはどうでしたか。
いやまるとは違うし。私は皆勤賞だったよという方、あなたの人生はもうすでにバラ色なんじゃないでしょうか。
物心ついたときから1つのことを成し遂げるその精神力、肉体力。
尊敬という言葉以外思いつきません。
親に言われて仕方なく通ったからねという謙遜の言葉をいただいたところで、私のあなたへの眼差しは変わりません。
結果がすべてですから。そのような親御さんをもって幸せですねと言いたい。
一方、私と同じ三日坊主の方。
握手してください。友だちになれそうです。
今はどうしていますか。3日坊主のラジオ体操のあと、何かものごとを続けられましたか。
もしなくても大丈夫です。
20年後になってやっと早起きを続けられている人間がここにいますので。
何かを継続したいと思ったら、今からでも十分間に合います。
そして、1日も通わなかったというあなた。
まわりがラジオ体操に行っているであろう見えないプレッシャーに布団の中で耐え、起きて一瞬後悔するも翌日もその翌日も耐えて、ついに夏休み中1日も通わなかったあなたの精神力をたたえたい。
私のような、中途半端にまわりを伺って一応通いだすもすぐ離脱したへなちょことは違います。
自分が真剣にやりたいと思ったことには誰が何を言おうと突き進み、今や何かのスターになっていたりして。
まとめ
「三つ子の魂百まで」という、幼い頃の性格は年をとっても変わらないという意味のことわざがありますが、自分が小学生のときの友だちと大人になってから同窓会で会うと、それは正しいなと感じます。
でも、行動・習慣は変えられるなとも思う。
だってラジオ体操に三日坊主だった自分が、今や朝5時10分に起きているんですから。
親に起こされるのではなく、自分で目覚ましをかけて起きている。
ラジオ体操も、もし心から自分に必要だ、それをしたいと思っていたら毎日通っていたかもしれません。
自分は“ものごとが続かない体質”ではない、“続かない性格”でもない。
自分が本当に欲しているか、それを成し遂げて理想の自分になりたいか。
そういう想像力の問題のような気がします。