お金の視点から見る世界史
おはようございます。まるです。
小さいときから歴史が好きでした。
小さいときに親が「マンガ日本の歴史」「マンガ世界の歴史」をそろえてくれて、今の私の歴史小説好きなのもここから来てると思ってます。
ただねえ、世界史って、あれだけ子ども用に頑張って頑張ってわかりやすくマンガにしてくれてたんだろうけど、それでもわかりにくい!
当時の世界の国々ってあたりまえだけど今の国の地図じゃないでしょ。
国の名前も「〜朝」とかあるし、それに紀元前は時代も100年刻みとかだし、もうぐっちゃぐちゃで時系列で理解できないのが苦痛でした。
…
そんな私が今さら歴史を学び直そうと思えたのも、先日この本と出会えたからです。
30代から投資をはじめて早数年、やっと投資がどういう感じのものなのかわかりはじめ、常に考えてるので興味も尽きない”お金”を軸に世界を見直すと、まあわかりやすい!
これか。
頭の良い人たちはこの見方で覚えてきたんだと、今さらながらわかりました。
私だったらお金ですが、頭の良い人はそれぞれ自分の興味のあるジャンルを軸に世界を見てきたんだと、そうすれば一見ゴッチャゴチャでわかりにくい歴史も、1本の幹をもとにその枝葉を広げて知識をつけていけばいい。
…ああ私が中学生から投資やってたら…!
あ、違うか。
でもマジメな話、大人になってから為替というものを理解し、投資というものがあることを知り、そういう流れがあってからの
「為替がいつから始まったか」
「ロスチャイルド家がなぜ莫大な資産を築き上げたのか」
「ユダヤ人がお金に強いと言われるのはなぜなのか」
という、長年の疑問ながらめんどくさくてそれを解き明かそうとしてこなかった数々のことも、今回でだいぶ解消されました。
ただ読み始めは、特に紀元前の歴史のことがピンとこなくて、ちょっと読みすすめたところで「このままだと全部ぼや−っとした知識で終わるな
と思ったので、補助の教科書的なやつも買いましたけど。
この世界史の本は、カラーで見やすいこと、あとすぐに該当ページを出せることが大事なので紙の本で買いました。
本当は自分が学生のときに使っていたような教科書の世界史を探してて、前に紀伊国屋で見つけたのですぐに見つかると思ってたけど、最寄り駅の本屋には目ぼしいものがなく、これ1冊しか見合うやつがなくて…
「参考書的なやつがほしい!」と思い立ったときに買ってしまわないと、また元の本の方を読まなくなる可能性もあるので、タイミングが大事だということでこの参考本を買いました。
トイレ入ってるときにスマホばっかり見るんじゃなくって、パラパラっと見るだけでも後で違うと思う。
まとめ
為替や投資のことって、文字で勉強しても頭の中でこねくり回すだけで、実際やってみないと身体で覚えないんですよね。
そういう意味ではこの本は大人になってから読む本かもしれません。
大人だからこそ楽しめるやつ。
Amazonレビューでは「世界史の流れがわかるような教科書的なもの」と書かれているけど、そのとおりだと思います。
紀元前数千年からはじまり現代までをお金を軸に一気にかけぬけるので、本当に世界の歴史の流れをザーッと書いてる感じ。
でも大昔に世界史やって、「で、結局どんな流れだっけ?」とか言っちゃう私みたいな人間には向いてます。
まずはこの本で大体の流れを知って、それから個々の国だったり、一時代について深堀していけばいいんじゃないかなと。
最後にどうでもいい話だけど、私、この本を読んで衝撃的だったことがありました。
…「世紀」の理解があやまってた…
たとえば18世紀って、1701年から1800年までのことを言うんだけど、私ずーーーーっとこれまでの人生、18世紀って1800年から1899年までって思ってた!
だって18っていうからには1800年代がずっと続くほうが18世紀っぽくない?
「だったらちょっと前に「これから21世紀!」って報道されてたとき、まるはどう思ってたんだ」って思いますよね。
…ええ、そこがね、私の問題なわけですよ。
18世紀の問題と、これから21世紀の話が、自分の中でつながってないんです。
あと、「これから21世紀!」とか騒がれても、私がそもそも興味ないんです。
だから正しいとか間違ってるとか、18世紀が1700年からなら21世紀ずれちゃうじゃんとか、そういうのを考えようともしない。
そういうのがちょいちょいあって、だからこうして今さらながらキチンと世界史学ぼうとすると自分の知識の勘違いに愕然とすると。
こわいよねえ、大人になったらみんなそんなの知ってる体でいるから、わざわざ確認なんてしないもの。
ということで、まあ多分この世紀の間違った覚え方してるの私くらいだと思うけども、万が一、万が一!あなたが私と同じく間違って覚えてたら心の中で「あっぶねー!」ってつぶやいて、コッソリ修正しといてください。