TOEICのPart1・2が解けない原因を4つにまとめてみた【早起き1,970日目】

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TOEICのPart1とPart2が苦手な人へ

おはようございます。まるです。

先週からずーーっとひたすらTOEICのPart2とPart5と英単語だけやってまして。

もういっそのこと1つ残らず!

どんな小さなことでもわからないことを作らない!

を目指してやってるけれど、予想以上に時間がかかる…。

そして地味がゆえに少し飽きも出てきて、苦痛も感じているのが正直なところ。

とはいえ自分と向き合い、苦手なところをつきつめていくと、「具体的にどこがどう苦手なのか」という課題も見えてきました(もちろんまだ克服はしてない)。

TOEICではとかく「Part7のトリプルパッセージが複雑だしめんどくさい!」という意見や

「Part4までには集中力が切れて何言ってるかわけワカメ」と敬遠されがちですが、

私は意外にも、いや基礎ができてないからか、どっちかというとPart1とPart2の短文リスニングが苦手でして…。

Part1と2ができてこそのPart3・4なんでしょうが、3と4は会話が長いし回答の選択肢にヒントがあるので、個人的には3と4のほうが気がラクなんです。

で、そんなマイノリティなー「Part1と2が苦手」という私の同志のために、今日はなぜそのパートが苦手なのか、という問題を掘り下げたいと思います。

できない人間にとって知りたいのは「受け答えとして自然なものを選べ」の前の段階

当然、問題集でもYouTubeでも、Part1と2の対策というのはたくさんあります。

ただ自分がそれなりの量を見て思ったことは、

「結局、発信してる人はもう解ける(話せる)側になってるから、今!ちょうどこのレベルが低ーーいところにいる私のような人間の悩みを分解してくれてない」ということ。

なんかさ、「いつ授業は始まりますか?って聞かれてるんだから、「はい、そうです」っていう答えはヘンでしょ」とか、

「この画像はすでにハシゴを置いてある状態なのだから、「今まさに置こうとしている」のも違うでしょ」とか、

そんなのわかっとるわい。

日本語にしたら「そらそーよ!」ってなるよ。

一応日本語理解できるんだから。

そういうことじゃなくてさー!

その「受け答えとして自然かどうか」を解答説明にするんじゃなくって、大事なのはその前の段階でしょって声を大にして言いたい。

そこで私は、この2週間解きまくってでも未だに成長できない自分に気づき、何がどうダメなのか、自分が間違ったところの原因を洗い出してみたわけです。

そうしたら以下の4つに収まりました。

①その単語を知らない

②となりあう単語がリンキング(連結)して違う単語に聞こえる

③リダクション(脱落)も相まって、解答文よりずっと短く聞こえる

④その単語の発音を聞き慣れてない

それぞれ説明します。

①その単語を知らない

まあこれはね、問題集の解説にも、なんなら冒頭で「まず単語覚えないと話になんねーぞ!」って言われてるので深くは切り込みませんが、

オンライン英会話やってる私からすると、ふだんの講師との会話でTOEIC特有の頻出単語なんて話されないので、TOEIC用に覚えないといけないものは多いです。

手すり とか
はしご とか
噴水  など。

これはしょうがない。

今日自分が解いた問題に「ward(病棟)」っていう単語が出てきて、しかも頻出らしくビックリしました。

②となりあう単語がリンキング(連結)して違う単語に聞こえる

最近あった例です。

(正解)if our → for に聞こえる
(正解)on a runway → around way に聞こえる

if our は最初の i が弱いと、fとoがリンキングしてますます聞こえにくくなりました。

もちろん解答文を見たら文法的にぜんぜん合ってないのはわかる。

わかるんだけど!本番で1回しか聞けない状況を考えると、聞き間違いは致命的です。

これを解決するには英文の型を覚えたり、句動詞を覚えたりするだけじゃ追いつかないので、どうしたらいいか私も悩んでます。

ただ「パターンとしてこういうものがあるよ」というのは知っておくとラクだなと気づいたので、私が参考にした音声変化(リンキング(連結)・リダクション(脱落)・リエゾン(同化)・フラッピング(はじき音))についてのサイトのリンクを置いておきます。

THE ENGLISH CLUB さん

③リダクション(脱落)も相まって、解答文よりずっと短く聞こえる

これ英語初期からあるあるだと思うんですけど、

文字にするとそれなりなのに、しゃべると一瞬で終わる。

例えば

What is it?

これは先の音声変化の方法でいくと、What の t がその前の a と次の i にはさまれて、発音として「リ」に近くなり、

さらに it の t は文末の破裂音として発音されず、

結果「ワリズィ?」と聞こえるんですよね。

もう英語(特にアメリカ英語)ってすーぐ発音しなくなる!

これも解決方法としては、音声変化の例をたくさん耳に入れるしかないんでしょうけど…でも先が長いよねえ。

④その単語の発音を聞き慣れてない

個人的には、おそらくこれが一番Part1と2で対策しやすいかなと思います

このあいだ問題でリスニングして「何これ??」ってなって実際に文字で見て「これかー!」ってなったのが

alphabetically

chandelier

だったけど、そういうのは置いといて、大事なのは「代名詞」と「助動詞」

疑問文でめちゃくちゃ使われる単語ですね。

will
does
it
he

など。

Part1とPart2は疑問文だからこそ、この超基本的な単語の発音に慣れるのが大事だと思う。

それこそ単語レベルで発音記号から確認してる今の自分は、弱く読まれる「弱形」のときの音を細かく分析しています。

does も、本当に弱形だともはやdez(eはひっくり返ったやつ)でもなくdzになっちゃう。

willも最初のwは口の形だけで、実際はオに近いし、こういう小っちゃなとこからコツコツと…ってやっていかないと、いつまでたっても「英文が新幹線で右から左に流れた…」としか思えないでしょう。

まとめ

だいたい「何言ってるかわかんない」で集約されるリスニングですが、自分なりに細かくわけてみましたがどうでしょうか。

まあもしかしたら?大量に聞いてたらいつか自然と聞こえるようになるのかもしれません。

私はその話せる側・聞こえる側にいけてないからわからないですけど、ただ、ずーっとその「いつか自然と聞こえる日」を待つにはあまりに時間が長いんじゃないかと思って。

しかも短期間でTOEIC200点のばしましたとか言ってる人もいるんですよね。

そういう人たちって、リスニングが前から満点でリーディングだけで200点伸ばしたわけじゃないはずで、自然と聞こえるときを指をくわえて待ってたわけでもない。たぶん。

だからこそ、「何がどうできないのか」を細分化して、できるところから取り組まないといけないと思うんです。

ホントは英語ペラペラ話せる側の人がこういうレベルまで説明してくれて、なおかつどうやったら解決できるのか、頻出文のまとめとかもやってくれるとありがたいんだけどな…。

ま、そういうのを自分なりに解決するのが”勉強”ってことなんでしょうか。


Twitterで質問うけつけてます。 まる(@hayaokimaru1)まで気軽に送ってみてくださいね

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