IT&AI化、不況で女性の仕事はどうなる?
テレビや雑誌で「これからIT化、AI化がすすんで、どんどん仕事が機械にとって変わられる」って言われてるけど、物流とか情報通信とか女性が少ない業界の話ばっかりですよね。
だから女性が多く働いている、食品とか医療、介護、サービスをやってても危機感のもちようがないし、だいいち情報がなさすぎる。
また、2020年の東京オリンピックもあって現在はまだ日本の経済状況は穏やかなように見えますが、この先は日本の消費税の増税、世界経済や情勢の不安もあって、不況がくるだろうと言われています。
そうなると、資格がない、30代・40代でこの先の仕事に不安をかかえてる人はどうしたらいいかわからない。
ということで、ここでは下のような悩みにこたえていきます。
・これから不況になってもできる仕事は?
・IT、AI化で単純作業がなくなっていく中で残る仕事は?
そして、以下がこれに対する結論です。
✓ この記事でわかること
・IT化によりプログラミング系はこれからでも需要はあるし、年齢関係なくて◎
・資格がなくてもできるのは葬儀、農業、レジャー&観光施設
・ただし観光施設は、地方に住むのが条件&外国人旅行者が減るときびしい
私、まる(@hayaokimaru1)はアラフォーで、人生100年時代になった今、将来の自分の仕事をどうやっていくかが死活問題の女性です。
ここまでいくつかの業界で働くなかで好況・不況の波も経験してきており、30代半ばから資産運用をはじめたこともあって経済情報への抵抗感はほとんどなくなりました。
なので、30代、40代で将来の仕事に不安はあるけど経済のこととかよくわからないという方、ここではカンタンにわかりやすく説明していきますので、情報共有しましょう。
ジャンル別 業界一覧
まずは業界の一覧です。
きれいにまとまっているので、世の中の仕事はこの中のどれかに入ると思ってOKです。
金融/銀行/証券/商品先物/損害保険/消費者金融/クレジットカード/リース
建設/不動産/住宅/住宅設備/電気通信工事/土木/建設コンサル/ビル管理/高速道路/駐車場
運送/航空/鉄道/海運/倉庫・運輸
通信/IT/ソフトウェア/インターネット/モバイル/携帯電話/携帯電話販売/ネット広告/テレビ/広告/出版/新聞/印刷
石油/電力/ガス/化学/塗料/繊維/鉄鋼/非鉄金属/電線/金属製品/ガラス/土石製品/製紙/ゴム・タイヤ
自動車/自動車部品/二輪車・バイク/中古車/機械/造船重機/プラント/建設機械/工作機械/パチンコ(製造)
家電/電気機器/重電/電子部品/精密機器/医療機器/時計/OA機器/半導体
食品/冷凍食品/パン/製粉/菓子/ビール/清涼飲料/水産・農林/飼料
小売/卸売/総合商社/専門商社/百貨店/スーパー/コンビニ/ドラッグストア/家電量販店/ホームセンター/スポーツ用品店/リサイクル/カー用品店
トイレタリー/製薬/インテリア/通販/文具/雑貨/スポーツ用品
化粧品/アパレル/靴/メガネ/ジュエリー
サービス/人材派遣/教育/介護/警備/冠婚葬祭/ブライダル/葬儀/コンサルティング
飲食/カフェ/ファミレス/ファーストフード/寿司/居酒屋/中食
旅行/ホテル/レジャー施設/スポーツクラブ/ゴルフ場/カラオケ/映画/玩具/ゲーム
(業界動向 search.comより)
不況とIT&AIが進んでも生き残る仕事
それでは次に、各業界の特徴と今後どうなっていくかの予想です。
これはもうIT&AI化の流れをモロに受ける業界ですね。
2019年はメガバンクでもリストラの嵐が吹き荒れてますし、新入社員の採用自体を減らしてます。
これから30代・40代女性が入る道はほぼないでしょう。
建設はAIで、管理はITでという感じでしょうか。
実際に家を建てたりする人的作業も女性にはむずかしいですしね。
物流、運送は国内での需要は高いので、それができる女性であれば○かも。
今後の不況を考えると対海外のところは厳しい。
出版、印刷は下火になってきていると言われてますが、ここで注目なのはプログラミング系。
プログラミングが全然できなくても、今はスクールも充実していて選択肢も多いので効率よく学ぶことができます。
性別も年齢も関係なく就ける職なのでオススメ。
>>全国いつでも、どこでも受けられるプログラミングのオンライン説明会
このあたりは専門的な知識がとわれますし、資格が必要な場合も多いのできびしいですね。
この業界で女性が30代からでも関われるといったら農業でしょう。
もちろん農業もIT化は進んでますが、まだ大規模農家だし、今は高齢化で農地を管理できていないところもあると聞きます。
地方に住むのがOKで、まとまった休みがとれなくてもいい人なら向いてるかも。
ただ、作るだけでなく売る先を確保する努力も必要です。
多くの女性が働いてる分野ですが、店頭にたつ店員がいらなくなっていくし、これからは経営統合も進んで、人口減少とともにお店自体が減っていくと思います。
30代・40代女性なんて、皮肉ですが自身がネットショッピングがっつりしてるはず。
ここで注目が介護と葬儀です。
AI化が進んでも、まったく人の手を借りずにはできないので。
とくに葬儀会社は高齢化にともなって需要も高く、資格がなくても入れますね。
教育系はもうすでにネットでの視聴が進んでますし、ブライダルは若者が結婚式を挙げないので下火。
上のまとめには書きませんでしたが、飲食の仕事って永遠にある気がします。
というのも、AI&IT化が進んでも、人間の衣食住の欲求はさいごまで残るから、結局食べることが大きな楽しみになると思うんですよ。
確かに回転寿司のロボット化とか、配達の自動化とかは出てますが、個人のお店がぜんぶなくなるっていうのは、食の多様化を好むとしたらありえないかな、と。
あと、こういう部分で人と人が触れ合う数すくない機会にもなるんじゃないかと予想。
これは自分の体感ですが、地方に旅行すると「なんでそんなヒマそうでやる気ないのに食べていけるんだ」っていう接客を受けます。
でもそれでやっていけるっていうことは、近くの観光地がよほど有名か、旅行会社がうまくルートに乗せて自動的に観光客が来る流れになってるってことですよね。
今だとインバウンドで外国人観光客がすごいでしょう。
ただ、そのインバウンドですが東京オリンピックの流れで観光が終わったあとはきびしいと思います。
世界的不況のタイミングにも重なると、あとは国内観光客しか需要がなくなるので、そこではじめて危機感をいだくことはあるかも。
なので、
・地方に住むのがOK
・昔からの有名観光スポットの近くで働く
とかだったらやっていけるかな、と。
まとめ
最後にもう一度まとめると、今後30代、40代女性が不況やIT化の中で生き残っていける仕事は、
・介護
・プログラミング
・葬儀
・農業
・レジャー&観光施設
これはだいーぶ先の将来を見越しての予想なので、もちろんすべての業界が5年後、10年後になくなるわけではありません。
5年後なら今の仕事もまだ残ってる人は多いでしょう。
ただ年齢とともにからだは動きにくくなってくるし、できることも限られてきます。
数年後に超不況になっていきなり慌てることのないように、今からどんどん情報収集していきましょう。