(書評)この本よかった
おはようございます。まる(@hayaokimaru1)です。
最近自分の作業とかで時間取る気がなくてしてなかった読書でしたが、久しぶりにお!これほしいとなって給料日前に衝動買いしたこの本、さきほど読み終わりました。
朝とか、移動中とか休憩時間にちょこちょこ読みながらだったんだけど。
一言で言うなら、「歳くっててもいつでも好きなことやろう!」って思える本です。
言い方悪いけど最初から最後まで同じことを言っていて内容的には重複する部分が多いのですが、でも著者が言いたいことがそれこそ何回も何回もリピートされるので、上↑の主張が徹頭徹尾!伝わってくる。
これって、指導者とか会社上司とか、ある方向性を組織内に浸透させるのに使われると思うのですが、何個もいろいろ言うんじゃなくて、とにかく1つのことをずーーっと言い続ける。
耳にタコができて「もうそれマジ聞き飽きた」ってなるくらいにならないと、そのメッセージは届かないのだそうで、そういうのなんだと思う。
実際、私は「また言ってるわー」って後半読みながら感じてました。
でも自分は数日に分けたせいか、そんで途中家族が救急で運ばれるというハプニングがあったせいか、落ち込みやすい空気の中でもなんだかやる気がみなぎってくる、自分を見失わなかったのだから、相当力強い作品であったことは間違いない。
大学までほぼサッカーしてこなかったのに本田圭佑選手の専門分析官にまでなる
「何かを始めるのに、遅いということは決してない」。
その言葉どおり、著者の経歴を読んでいると、よくサッカーほとんどやってきてないのに海外行こうって思えるな!ってビックリします。
私には甥がいるんですが、彼は小学校からずっとサッカーをやってきて、高校もなかなか強豪なところへ行ってずっとレギュラーだったんだけども、そのあと「他にやりたいことないからサッカーできるところ行く」って行った大学のサッカー部員数がもんのすごくてしかもみんなレベル高くて現在停滞中でして、そんな彼を見てきた側からすると、著者の白石さんの流れってサッカー初心者の私からも「マジかいッ」ってなる。
サッカーやってた人間なら私の100倍そう思うかも。
でもそうやって常に行動してきたおかげで、先日のサッカーワールドカップが始まるまでは本田圭佑選手の専門分析官までつとめあげたんですよね。
年齢的にも私とはあまり遠くない方だし、2年半前に早起きしてだいぶ人生変わってきた身としても応援したい、そして自分もまだまだ好きなことやれるんだ、諦める必要なんてないんだ、と元気をもらえた本でした。
まとめ
私が今使っているSNSツールってTwitterとInstagramなんですが、どちらもプラスの方向で自分が影響を受けたい人、モノ、コトを基準にフォローしてます。
だって毎日それ見て楽しい気分になったほうがいいでしょ?
フェイスブックは電話番号つながり?で会社関係の人が「知り合いですか?」みたいに出たから数時間で登録→削除してそれから使ってません。
Instagramはファッション系がほとんどなので、そうすると人物にフォーカスするのがTwitterになるので、ここ1年くらいで急速に良い影響を受けたい人をフォローしていってます。
なので今回の本を読んで著者の白石さんもフォローさせてもらいました。
ツイートみたら本田選手のツイートをリツイートしているのが多くて、本の中でも自分は分析官だから選手より前に出ずにフォローする存在って書いてたけど、Twitterはもっとご自分が前に出ててもいいんじゃないかな?と感じました。
まあどう使うかは人それぞれだけど、サッカー界の監督も自分を上手く売り込んでなんぼだろうし、他の仕事するときにも名刺がわりとしてわかりやすいだろうしなあと。
って言ったけど正直自分がもっとご本人のつぶやきを見たいだけです(どういう思考の流れでそういう行動とったかとかをリアルタイムで見たい)。
…
この本を読んで私から伝えたいこと、それはもちろん「何かを始めるのに、遅いということは決してない」もあるんですが…
読者としては、「最初の3ページ読んだだけでやる気でるぜ!ワクワクすっぜ!」です。
とりあえず目次読んで目次。
それだけでもワクワクするから。
私はそれでもうKindleポチーしましたから。
…
私的には甥にも読ませてあげたい、なんなら紙の本で買ってプレゼントしたいくらいなのだがそれは若人には迷惑というものだろうか。
だったら正月のお年玉を今年からアマギフにして「一部のポイントでこの本は読んでね」って言っとくとか。それも押し付けかなあ。
なんかさ、甥は今サッカー以外にやりたいことがないから大学行ってるっていうんですけど、それが若いときの自分と重なって、自分も学生の時やりたいことなくて、それはそもそも「世の中にはこういう仕事がある」っていう選択肢を知らなかったからかもなって後悔してる部分があるんですよ。
だから、もし甥が今回の白石さんのような生き方知ったら「自分にもできるかも!」って思ったりしないかなーって。
あとこの間読んだフリーペーパーでサッカー国際試合の審判していた日本人の特集記事とかとってあるし、だいぶ前に読んだACミランでトレーナーやってる人の本とか、教えてあげたいんだけど…よけいなお世話か。おばちゃんの。
ただね、サッカーやってたらこれらの人って「あ、知ってるその人」っていう本人がサッカーやってる中での通過点レベルなんじゃないかと。
その人のそれまでの経緯とか生き方とか、そこまでをじっくり知って欲しいという思いがあって、そういう意味で本ってやっぱり大事なんですよね。
…むー甥にすすめるかはちょっと考えよう。
あ、あなたはどうぞ、もちろんサッカーのこと私のように知らなくても!十分やる気出るし、ワクワクしますからぜひ読んでみてください。