衝撃がすごくて書評に悩む
おはようございます。まる(@hayaokimaru1)です。
今日、書評なんですけど、なんていうか思いが強すぎて上手くかけない…。
私は毎回自分で面白かったと思った、もしくは考えさせられた本だけを、まだ読んでいない人に向けてわかりやすく、でもネタバレしない程度に内容をうまくまとめて伝えようとしてるんだけども、この本はねえ。
読んでから丸1日どう書こうか悩んでいますが、いまだにどう書けばいいのかわからないんです。
でもこの気持ちは今のうちに、心が熱いうちに雰囲気だけでも伝えないと賞味期限が切れてしまうと思うので、もういいや、冷静な書評はAmazonのほうにお願いしよう、それで私は抽象的ですが、自分なりの感想を書きます。
ブログ「No Second Life」の立花さんの本
私、2016年2月から朝5時に早起きを始めて、その半月後の2016年3月からこのブログを書いているんですが、書き始めて2年強。
書き始めて数ヶ月してから、ブログの威力を真剣に信じ、それがもしマネタイズできて、さらに独立できたらとお花畑にも考えていました。
が、しかしそうは問屋がおろさないわけで、現実はそう上手くはいかず、それどころか肝心のブログのネタが思い浮かばないとか、書くのが面倒くさいとか飽きたとか、リアルな感情が起きてくるわけです。
何度かブログ内でもその気持ちを吐露したことがありましたし(年に2,3回はあるかな)あとマネタイズの面でも自分が期待していたほど全然なくて!
やっぱり欲かくとダメなんだと諦めの境地に達したのが去年で、そこからはやっと「ブログをただ続ける」ということに集中できはじめるようになって、あ、でも20%くらいまだ「5年後でもいいから多少人生変わってて!」という執着もあるか。
ということで、この早起きしてブログを書いている2年2ヶ月後の現時点での心境は
ブログをただ続ける80%、5年後でもいいからマネタイズなり人生変わっててお願い20%
という、自分にしてはディフェンス状態だったんですよ。
…
それが先日、毎度のように本屋に行ったらこのようなタイトルがありましてですね。
「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる
ブログとお金ってなんてダイレクトなんだと思いつつ、でも今までの「ブログやってたら毎月3万円稼げます!」みたいな本と違うなーと思ってパラパラ見たら、これがビックリ。
著者の人、
・早起き
・ブログ
・ランニング
でやってることが私とまったく一緒で、しかもブログ書き始めのときからその内容の変遷とか、ぜーーんぶ私と一緒なの!
いや違う、私が後だ、私が。
こんだけやってること一緒なんだ!っていう衝撃がすごくて、違ったのは著者はランニングでその後フルマラソンを完走するんだけど、私は全然そんなレベルでないという所ですかね。
あ、念のため言いますが、私が後です、やってることは。
ただ、私は彼のブログは数回読んだことがあったけれど、彼がそのブログの人とは知らなかったし(今回の本を読んで知ってビックリした)、当然彼のマネをしてやっていこうとしていたわけでもないです。
それゆえに、これって逆に考えるとですよ?私もあと数年したら彼のようになれるワケ?!という少なからぬ期待も抱いたわけです。
半分くらい本屋でそのままパラーっとめくって、そこまでそろばんはじいた私はもうレジに並んでました。
Kindleも出ていましたが、値段がそんなに紙の本と変わらなかったのと、家族にもぜひ読んでもらって、今後の私についての情報を共有したいということで、今回はあえて紙の本で買いました。
ブログとマネタイズの関係が最高にわかりやすい
で、家に帰って、やっぱり最初からじっくり読もうと思って読み進めていって、「やっぱりクリソツ!」などと思いながら後半にさしかかったところ、私の予想の斜め上の内容がきたんです。
それがブログで情報発信することとマネタイズがどのようにつながってくるのか。
この具体例がめっちゃ感動した。
私は以前から具体性があるもの、詳細に書いたものに真実性があると考えているので、ブログでもそのようにしています。
そしてこの本も同じく具体性があり、ご自分の成長過程をすっごく細かく書かれています。リアルすぎて、その場面が容易に浮かびます。
(だからこそ、私はこの本を読んだら、この人の人生の成長がそのまま自分の人生の成長だと無意識に入り込めると思ったんですが)
で、ブログとマネタイズの関係ですが、その前に、ブログを書くことはどういくことかを著者の言葉を借りて説明すると、
ブログで好きなことを書く→「好き」をどんどん続け、そのことを書いていくことで、好きが「得意」になり、さらに得意なことを尖らせていくことで、「強み」になっていく
つまり「パーソナルブランディング」、「セルフブランディング」だと。これはわかりますよね。
そうすると今度は、
情報という「価値」を提供することで、あなたの周囲に、あなたと近いお金の価値観を持った人たちによる「共感」の輪ができ、そこに感謝と情報が集まってくる
のだそうです。
そしてこの次の流れがこの本ならではのキモだと思う、私は!
情報発信のグレードを上げていくと、周囲に集まる人たちのグレード感も上がり、発信に対して戻ってくる感謝のレベルも上がっていきます。
それらに遅れないようにと必死に頑張っているうちに、自分自身のグレードも自然に上がっていってしまうものなのです。
もしかしたらこれを読んで「そんなのわかってるわ」って思う人もいるかもしれません。
もうそういう状態になっている人はもちろんですよね。
でも、まだ上の状態になっていない人、本当にわかっていますか?腑に落ちていますか?
少なくとも、私は”ちょっとはわかってはいたけど、今思えばそれは知識としてあっただけであって心の底から認識していたわけではなかった”と気づきました。
本という長い文章での説明ではあるけれど、だからこそディティールが、過程が語られ、情景が浮かぶようになることで、完全に腑に落ちました。
そして、腑に落ちたと同時に、特に理由もなく「あー私もいつかこうなるのかな」みたいな、もちろん立花さんほどのレベルには達しないでしょうけど、でも今までの自分が無意識に歩んできた道が同じなのだと考えると、根拠のない自信が生まれ、まったく手の届かないものではなくなったと感じました。 数年後の結果はどうなるかわかりませんが、ただ自信は得た、ほんとに。
まとめ
自分の枯れかかったマネタイズへの気持ち20%とか言いつつ、すっごいガッツリ書いてんの。ヤダ恥ずかしい。
でも決してそればかりでなくて、私はブログを書いて1年過ぎたころからかな、ちょっとずつ自分の考え、核みたいなものができてきて、これだけは譲らないという基準が心の中から湧き上がってきてましたが、この本を読んで、ブログを書くとみんなそうなるんだというのがよくわかりました。
「自分の好き」を発信することとは、自分の軸をつくっていく作業にほかなりません。
そして、自分の軸をつくりつづけることは、極端にいうと、「我は何者か」という問いを立て、その問いに対する答えを模索しつづけることだともいえるでしょう。
自分自身の価値基準を持つようになることは、すばらしいことです。
どんなときも自分を信頼することができるようになり、他人の意見に巻き込まれなくなるからです。
そう、私も今やっと自分を出していいんだというより、もっと上の、人と違っても積極的に出していきたい!と思えるようになりました。
自分の軸をつくりたい人、リアルな世界では会えない人とつながってみたい人にはブログは超おすすめです。
そしてこの本は、そうやってブログを始め、ブログを書き続けた人、ブログでマネタイズをしたい人が先人(作者)から多くのものを学べるもの。
個人的には倍のお金を出しても買いたいと思える本でした。
家に帰って後半読まないとわからなかったから、やっぱり買って帰ってよかったー。