今の生活習慣を変えるときがきた
早起きを始めてからというもの、私まるに定期的に訪れる“時間管理の必要性に焦りを感じる時期”が、早起き1年半にしてまたしても来ています。
これまでもなんどかその焦りが来ていますが、だいたいは変えた習慣に慣れ、普段の生活に溶け込んだことで、もはや新鮮味も改善性も感じられなくなったころにやってきます。
なんか慣れて数ヶ月経つと自分の成長が止まった人間のように感じられるんですよね。
早起きを始める前まではそこまで思わなかったのに…ブログタイトルそのままに“早起きしたら人生が劇的に変わるんだろうなあ!”という期待の裏返しからの焦りでしょうか。
早起きして最初の1年は1年目はぶじに終わることを目指してきましたが、それが過ぎた今、自分が二次関数的に成長していかないと納得できなくなっているんでしょう。
人間って欲深い生き物ですね。
自分の考えを深めるために私にできることは、まず行動を変える
そう、それで今日は時間管理の話なんですが、その前にこの数日前からずっと考えている“自分の考えを深める“能力が低いということについて触れておきます。
結果的に時間管理をすすめるという結論に至ったのは、そもそもが自分のことを改善する方法がわからない、自分の考えをどう深めたらいいかわからないというところから出発しているから。
自分の考えを深めるにはどうしたらいいか、私はイチロー選手の動画やら記事やらを読んで答えを見つけようとしました。
彼は人と比べてどうとか、その結果新記録を樹立したとか、今までの理論がどうだったとか一切気にしていないようです。
で、私もけっこうそっち側に近いとは思うんですが(あまり人に興味がないだけという友だちの意見も…)、ただ、もちろん私はイチロー選手のようにこれまで世界中になかった新しい理論を生み出せるほど革新的な人間ではありませんので、自分に唯一マネできる方法としては、
“今までのやり方を捨てて”行動を変えること
なんだろうと思いました。
実際に身体を動かして、今までと違うことをする、違う習慣を取り入れる。
このことによってでしか、私なりの理論は生まれないと思ったんです。
イチロー選手も「3,000本安打の影で多くの失敗をしている」と言っているとおり、実際に行動して、失敗したからこそ今の道がある。
彼は経験則から導き出された自分に合った方法以外にも、頭の中で生まれた理論がすごいわけですが、私は経験則からの方法しか出せないでしょう。
それでその方法をとることにしたんですが、こういう新しい方法を自分で試すときに必要となるのが、仮説です。
私は文系なので、理系の人の言う仮説を立てるということの重要性を学生のときまったく理解できなかったんですが、今は大人になっていかにそれが大事かわかるようになりました。
やはり土台となるもの(私なら現状の生活習慣)があって、それに対して「こうなりたいから、それならこのやり方を試してみようか(仮説)」という流れを作らないと、失敗しても成功しても、何が理由でそうなったのかがわからなくなってしまうので。
しかもその理由がわからないと、他のものに応用するときの再現性がありません。
…
という思考の流れがあって、現状打破、未来を自分らしく生きるために私が出した目標は、
目標:今やっている作業を1日1アウトプットにする(今までは週末にまとめてとか、平日も数日に1アウトプットだった)
そのためにやること:1日あたりの自分の時間を増やす。1.5時間あればできると思う
そのために変えること:自分のタイムスケジュールを見直す、改善する
タイムスケジュールを変更すると年300時間が自分のために使える
そういうわけで、私は今のタイムスケジュールを以下のとおり変えてみることにしました。
赤字の部分がタイムスケジュールの変更によって生み出される自分の時間=アウトプットの時間です。
おおまかに1時間刻みのタイムスケジュールにしていますが、基本的に今でも上のようなタイムスケジュールなので、時間割としては変わってないんです。
ただ、なんとなく過ごしていた朝のブログの前後時間、お昼の時間をより濃密に過ごそうということ。
これにより生み出される自分の時間は、
1日あたり1.25時間×平日20日=1ヶ月あたり25時間
25時間×12ヶ月=300時間
そう、1年で300時間も自分の将来のための時間に使える!
食事に費やす時間を切り詰める
そしてさらに、表を見てもらうとわかるとおり、私は日々の食事も変えることにしました。
現在でも朝ごはんのパン、ヨーグルト、バナナやランニング後のプロテインは変わりありませんが、お昼と夜ご飯に関しては改善の余地ありと判断しました。
まず、お昼に関してですが、平日私は仕事しているとき、テンションが完全に仕事モードで、お昼時間も「午後はどうやったら短時間ですすめられるか、これをやってあれをやれば効率が良い」などと考えていると、お昼に食べたものって関心がなさすぎて食べたものを覚えてないんですよね。
一応お腹がすくと仕事に支障が出るから食べるけど、基本何を食べても気にならない。
極端な話、お昼に外で豪華なランチを食べる人の気持ちがわからない。
なので、このランチを極限まで切り詰めようと。
どうせお昼はいつも一人なので、片手が空いて、サクッと食べられるものにしちゃっても問題ない&どうせ食べるなら少しでも健康を気にして、ということで、サラダチキンを平日お昼に食べることにしました。
そう、サラダチキン1本だけね。
「お腹が空きそう!」って思うでしょ?でも私、午後は仕事のことで頭がいっぱいでそのことに気づかないんです。
逆に午前は早起きしてるから早い時間にお腹がすいて、これは午後とは逆に一度すくと気になって気になって仕方ないので、ナッツを今は食べてるんですが、ナッツは健康には良いんだけど、あの音がネックで。
あと歯につまるのもちょっと…。
という理由で
・一口サイズ
・歯につまらない
・お腹も満たされる
・カロリーもあまり高くない
から、午前の中食で一口羊かん(またはナッツ)を食べることにしました。
夜ご飯も買い物、作る時間を切り詰める
最後に、これはけっこうな改革なんですが、夜ご飯も変えます。
まる家は夫がけっこう食にこだわりがある人なので、ご飯には野菜がないとダメとか、外で買った揚げ物はあまり食べないとか、まあまあめんどくさい人なんですけど、ただ良いところと言えば、私がご飯にかける時間に対しては普段から協力的であること。
例えば私が「自分の時間がない!」と言うと、すぐに「じゃあ時間のかからない雑炊で良いよ」、「外に食べに行こう」と妥協してくれます。
(この雑炊や外食でも彼は野菜多めで塩分・脂分控えめなものをチョイスする)
ご飯に伴う買い物、洗い物に対しても協力的で、できる限り労力を使わないようにアイデアをくれます。
そして今回、私が大幅にタイムスケジュールやご飯を見直したいと訴えたところ、以下のような条件の下であれば変えればと意見をくれました。
条件は、
・野菜が多く摂れること
・塩分過多でないこと
・ある程度肉は必要であること
そしてこれを満たす食事として
土井善晴さんの一汁一菜を挙げました。
土井さんの一汁一菜は私も軽くしか知らないんですが、お味噌汁を具だくさんにして、ときにはベーコンとかも入ってるんですよね。
あの器ひとつのなかで栄養をとってしまおうと。
家族が「一汁一菜にすれば自分も野菜がたくさん摂れるし、まるはまるで食材を買うのもメニューもほぼ考えなくて良い。調理時間も減るじゃないか」と。
これまで家族が食事は簡単なものでいいんだと言ってくれていたのに、それに抗っていたのは、自分の母親が食事をきっちり、しかも豪華に毎回作るから、自分もそうじゃないといけないんだと無意識に思い込んでいたからで、それも家族は気づいていました。
でももうそういう考えは改めよう。
もし自分が手の込んだ料理を作りたいと思っても、それは自分のやりたいことを叶えて、今より自分の時間が増えてからでも遅くはない。
それよりも今は自分時間を作ることに集中すべき。
という結論に達しました。
そんなわけで、これからまる家の夜ご飯は、具だくさん野菜のみそ汁+1品副菜+ご飯(これも玄米にいずれ変えてほしいと要望あり)に変えます。
ただし、これをやるのは平日のみで、休日は好きなものを食べることにします。
全部が全部ストイックな生活だとストレスがたまって続かなそうだし、家族も私もたまにはステーキや焼肉も食べたいですから。
まとめ
習慣を変えるにはまず1つだけ変える。
それが定着したら次のものに手を出す。
どの本にも習慣をつくるには必ずそうすべきと書いてあります。
が、私はもう早起きして1年半。確かに自分も1つづつ変え、早起き以外にも着実に叶えてきた習慣はありますが、もうそろそろ大きくギアチェンジしたい。
前に思っていた自分の姿、夢が今頃叶っていたらそう思わなかったでしょう。
でも現実がそうなっていないのだから、また自分を変えるしかありません、しかも大幅に。
今回変えるところで、お昼のサラダチキン1本、夜ごはんの主にみそ汁だけというのはかなりのチャレンジです。
もしかしたらすぐにやめてしまうかもしれない。でもそれでもいい。
やってみて、ダメになった理由を考えて、全部は変えずにそのダメだった理由のところだけ変えるという手もあります。
経過はまたブログで書いていきますので楽しみにしていてください。
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