結婚して変わったこと
今日は着地点のない話です。
30代後半になって変わったなと思うことはたくさんあるんですけど、その大きな一つに健康を気にするようになったというのがあります。
私は結婚していますが、もともとは30代入っても結婚制度への興味はなくて、「あんなん紙切れ1枚のことでしょ」とずっと思ってきたのが、紆余曲折ありその制度を受け入れることにしたところ、意外や意外、“夫“という元々は他人だったのが法律上身近になった人に対する責任感というものが生まれまして。
付き合っているときは「もしかしたら別れるかもしれないし」、「いざってときは他人だし」ぐらいに突き放して考えていた相手に対して、今や「自分が先に死んだらこの人どうなるんだろう」(本人はいっぱい猫飼って仲良く暮らすと楽しそうに申しております)という一見、妻らしい考えまでめぐらせるまでになりました。
そうしたらなんだか、「まだまだ若いし健康なんて」と適当にしていたのが「定期的に歯医者行こうかな」「ちょっと目が痛いしとりあえず眼科行っとくか」になり、
ついには会社の定期健康診断だけでは安心できなくて、付加検診まで有料で別に受けるように。
健康への気づかい
健康に気遣うようになったから、早起きを始め、寝酒をやめ、ランニングをしてプロテインを飲んでいると言っても過言ではありません。
その過程で、ネットをしていても、以前は目につかなかった30代女性の病気、特に早期ガンに罹患した人の記事もよく読むようになりました。
昨日も30代女性で、お子さん2人がまだ小さいながら末期ガンになってしまった人の記事を読んでいて考えさせられ。
子どもはまだまだ手のかかる歳らしく、私よりずっとずっと不安が大きく、生への渇望が強いと思われます。
私は今のところ偶然にも健康でいられるけど、来年の健診では引っかかるかもしれない、そうしたら自分はどうするんだろう。彼女みたいに強くいられるんだろうか、生への渇望はあるんだろうか…。
でも彼女ほどではないけど、それを読んで私なりに、家族ができた今ならわかるのが、
“結局人は自分のためにではなく、自分以外の人のために生きようとするんだろうなあ”ということ。
歯医者に行くのも、眼科に行くのも、付加健診を受けるのも、自分のためもあるけど、健診を受けて家族に「何もなかったよ。大丈夫だったよ」と報告するためなんでしょう。
まとめ
もちろん早起きもランニングも自分のためでもあります。
昔の何も積み上げてこなかった時代を経て、やっと早起きして、ランニングしてという積み上げができてきた今、ようやく自分が目指すものにとりかかれてきた感があるので、人生が心から楽しくなるのもここからだろうと。
ただやっぱりそれは家族の協力なくしてはできないこと。
今朝もいい天気で、家のベランダから高い空のちぎれた雲の上から漏れる太陽を見て、「めっちゃいい天気だね!」と言い合って、そして私は家族を送り出しました。
早く起きるのも、早く寝るのも、ランニングするのも、それらが続けられるのは私の場合は一緒にやってくれる人がいるからで、そして相手のために、なるべく長く健康でいようと思うのでした。
10月に初めて本格的な健診を受けるので今からかなりビビってるんだけど、逆に自分のためだけだったら怖くて受けられないだろうなあ。