さすがベストセラーだけある!お金に関する本
おはようございます。まる(@hayaokimaru1)です。
Twitterでこの本面白いわって夢中になってたやつ、今日の午前中でやっと読み終わりました。
著者の別の本を2年前に読んだことがあって、そのときも思ったけど、社会に対する物事の捉え方っていうか整理の仕方が似てる。
ので、私の頭の中まで超スッキリする。
とうぜん元の頭のデキは雲泥の差ですが、本棚の整理をするときに、この段にはこういう順番で並べて、上の段はこう並べて…っていう感じ?そういう感覚がわかるんです。
2年前に読んだ本のときも気にいった一文をスマホのメモに書き留めてて今でもたまに見返すんだけど、今回もそうしますわ。
で、今回読んだのはこの本。
これ去年の、2017年11月初版の本でして、佐藤さんの考え方すごい共感できるし本も読みたいし確かに去年出たのは知ってたんだけども、当時はお金っていうと投資信託のことしか考えてなかった、いや11月って言うとそれよりちょっと前かな、概念とか抽象的なことよりも、もっと具体的な、自分が何に投資するか、どうやって貯めるかということを考えていて手が伸びなかったんです。
じゃあなんで今頃読む気になったかというと、先日ただ“本屋の雰囲気に浸りたい”“チラ見したい”というのだけで本屋に寄ったところ、まだこの本がベストセラー入りしていてヒマだった私はちょっとだけと中身を見てみたんですよ。
そしたら今の私にベストヒットな内容だった。
少し前にブログで、早起き3年目(2018年3月〜2019年2月)の1年間の感想はもうできたっていうことを書きましたが、この1年の社会への関心、自分の人生への向き合い方がバッチシ私向きだったんですね。
そう、私、去年より物欲減ってるんです。
もちろんやりたいことは他にもたくさんあって、それにもお金はかかるんだけれども、一方でそれらがすべて叶った次の段階の自分がどうなりたいかっていうのも考え始めていて、そうなるためには今からどうしたらいいかというのがこの本には書かれている。
これまさに今の悩みの答えが書いてあるな、と。
これからの時代に必要なのが“信用”になった流れが書いてある
Twitterでもニュースでも本でもブログ記事でも、貨幣経済の次に来るのは信用だっていう話は聞いたことある人もいると思いますが、そしてそれがこの本の結果だということは私も佐藤さんをTwitterでフォローしてるし周りのお付き合いある人達の発言を聞いてもそうなんだろうなって想像ついてましたが、答えはわかっていてもその過程がどうなっているのか、自分の想像している流れであっているのか確かめたいと思いながら読みました。
結果、著者の思考の流れはほんと理路整然としていて読むほどに「そりゃそうなったら次はそうなるわよね」っていうのがわかりすぎるくらいわかる。
実際は自分の想像の遥か上レベルの経済からの答えで、自分の考えって途中で流れが途切れていたり、わからないのにすっ飛ばして「とにかく信用が大切なのね」って結果だけ決めつけたりホント浅はかだったわ。
お金2.0を読むとそういう流れが途切れることはなく、なぜこれからの時代で信用、その人自身に価値が見いだされることになるのかわかります。
それと、社会の全体的、悪く言えば抽象的な流れを追った本ってだいたい感想として「で、結局私はこれから何をすればいいワケ?」っていうのも少なくないですが、佐藤さんの本にはきちんとどうすればよいか書かれています。
なので、今後の貨幣経済の危うさになんとなーく気付いているけどどうしたらいいかわからない人、自分をブランディングする、自分の価値を高めたいという人は一読すべきでしょう。
まとめ
発売から1年もたち初版時の熱狂についていけず今更こっそり読んだ私ではありますが、珍しく「発売当初に読んどきゃ良かった!」とは思わなかったな。
本って、読むタイミングってかなり大事なんですよね。
社会では大事とされるタイミングであっても、自分にとってそうでなければ心の底に落ちてこないもの。
そして落ちてこなければ、響かなければ結局自分の身にはならないから。
そういう意味で、私がこの本を手にとったタイミングは超ベストでした。
KindleUnlimitedだったら今無料で読めるし読まない理由はないでしょ。
この内容は家族とも共有したいので、(私は電子書籍派、家族は紙書籍派)あとで紙の本でも買う予定です。