ランニング用ヘッドランプを買って比較
おはようございます。まる(@hayaokimaru1)です。
まだ10月ですが、夕方はすっかり暗くなりましたね。
夏にはかどっていたランニングもすでに同じ時間で走ろうとすると外は真っ暗。
これからは寒くて暗くなる一方ですが、だからといってやっと定着したランニング習慣をそのせいで途絶えさせるのはもったいないので、ここはいっちょグッズに頼りまくって続けようかということで、今回はヘッドライトを買ってみました。
ランニング用ライトと言えば、一般に腕や足首、シューズ、頭、お腹周りにつけるんですが、相手に自分の存在を知らせるのに必要とは言うものの、自分が走る道も照らさないと危ないからという理由でまずはヘッドライトにしたんです。
先日散歩している時に偶然、アウトドアグッズ専門店で有名なモンベル(mont-bell)があったので、そこで揃えてみました。
ヘッドライトってどれくらいの遠さまで照らすかというのと使いやすさが肝心だと思うんですが、どれがベストか実際に使ってみないとわからないので2個買って比較することにしました。
左:ミニヘッドランプ(ボタン電池・超計量モデル)
右:コンパクトヘッドランプ(単3形1本・左のより思いが明るさ重視)
ざっくり言うと、左の黄緑のミニヘッドランプは軽さ重視で、頭につけるのに負荷が少ないかなと思ったんですね。ただそのぶん、右の白いヘッドランプより明るさは弱いです。
一方右側の白いヘッドランプは単3電池1本を使うためどうしても重くなります。でも明るさはあって、作りも黄緑よりは若干しっかりした作りになってます。
モンベルのミニヘッドランプとコンパクトヘッドランプを比較
ではここからは色んな面から比較してみます。
まずはお互いの見た目から。
【ミニヘッドランプ】
ミニというだけあって本当に小さいです。
例えるならそうだなあ、ウズラの卵2個分くらい?
後ろにボタン電池が見えますね。これはそのまま使えます(ただマックス分の電池があるかは不明)
取り出すとこんな感じです。入っているものがシンプル。まあそりゃそうだ。
次にコンパクトヘッドランプです。
【コンパクトヘッドランプ】
横幅があるんですよね。黄緑のミニヘッドランプと比較すると幅2倍はあります。
こちらにも単3電池が入っています。
私はランニングウェアをホワイトとブラックで固めているので、それに合わせるなら断然こっちのホワイトの方が良いんですけど、まあ大事なのは明るさということで。
次に電池の入れ方ですが、ミニヘッドランプは実は角度をつけられるようになってまして、その角度をつけるところの本体の間に電池を入れるんです。
え、何を言ってるかわからない?百聞は一見にしかずですね。
こんな感じです。
まず後ろ側がこうなっていて
これがギギギっと角度をつけられるようになっていて
横から見るとこう。
それで本体のバッテンが書いてあるほうのフタをはずすと。
ここにボタン電池を入れるわけです。
実際にヘッドにつけて走るとき、自分の足元を照らしてくれるのにこの角度が重要なんですが、これで角度をつけたら電池外れないの?と不安になったものの、その点は全然問題ありませんでした。
ではつぎにコンパクトヘッドランプの方を。
こちらは正面右側の側面に電池を入れるところがあります。
これもスライドさせて開けるとこんな感じに。
プラスマイナスを気にしながら単3電池を入れる。
で、またフタをクルっと回せば閉まります。
あとはヒモの付け方。ヒモは両方とも付け方は同じです。
まずはヒモの半分を通してから
下も通す。
ホワイトのヘッドランプも、まずはヒモの半分を通してから
下も通す。
これで完成。
で、セットが終わったので、さっそく両方装着して走ってみました!
モンベルのミニヘッドランプとコンパクトヘッドランプでランニングした結果
まずはミニヘッドランプの感想から。
こちらは超軽量をうたっているだけあって、確かに頭につけたとき重さはそんなに感じませんでした。
最初はキャップをかぶってその上にこのミニヘッドランプを着けてみたんですが、キャップのツバが邪魔で!ライトを下向きにしても目の前数メートルの道を照らすようにうまく角度をつけられなかったので、すぐにキャップの上に装着するのは諦めました。
で、直接頭に着けてみたんですが…確かに軽いは軽い。ホワイトのコンパクトヘッドランプと比べるとね。
ただ…角度をつけるところに電池があるからなのか?すごく電源が入りづらい。電源ボタンを押しても反応しなかったり、反応してもすぐにライトが消えてしまったり。
これはちょっと商品としてウーンと思ってしまいました。
あと、肝心の明るさですが、
照射距離6mとありますが、個人的な体感では正直2mくらいなんじゃないかと思う…。
走るスピードが早くなればなるほど、より遠い距離を照らしてくれないと危ないので、ちょっと2mではムリがある気がします。
もちろんこのライトは本来ランニング用ではなく山用なので、そういう目的で作っていないのはわかっていますが、超軽量というのにひかれてしまい、もしかしらランニングのときも装着しているのが気にならないくらい良いのかもしれないと考えたんですよ。
そう、軽いのは軽いけど、遠くを走る先の道を十分に照らしてくれるかというと疑問ですね。
次にコンパクトヘッドランプの感想です。
こちらはミニよりも作りがしっかりしていて、電池の接続問題もなく、点灯しはじめからランニング中もずっとちゃんと機能してくれていました。
こちらのライト、一見角度がつけられないように見えますが、ちゃんと角度もつけられます。
しかも意外にも照射角度が幅広い。
肝心の明るさも
ミニの方と比較してにはなりますが、こっちの方が断然明るいです。
体感としては5mくらい先は照らしている気がします。
ただ…ただですね、やっぱり頭に着けるには重い!女性は首や肩がこると思う(たぶん単3電池のせい)。
さらにヒモ部分が布製なので、走って上下している間にちょっとずつ下にずれてきてしまいます。これも重みのせいだね。
でもわかってます。これも本来はランニング用ではない。
ということで、私が両方試した結果、明るさで言えばコンパクトヘッドランプの方が明るく、その照らす強さは目の前の道5mほど。ただ重いので、私は頭につけるのではなく、お腹につけることにしました。
そう、お腹にくくりつける!
多分これがこのランプのランニング用の使い方としてはベストだと思う。
もちろん服の上からつけるんですよ?
腕につけることも考えたけれど、腕もやっぱり頭と一緒で走っているうちにずり落ちてきてイライラしちゃったので。
まとめ
2つのライトを身体のいろんなところにつけながら、家族と2人でああでもないこうでもないと感想を述べつつやってきましたが、私達が出した結果は、
コンパクトヘッドランプをお腹周りに着ける、でした。
この状態でライトの角度を地面の方に斜めに向けて点灯すると、なかなかいい感じです。
もうちょっと明るいと嬉しいけれど、でも私はものすごい早いスピードは出していないし、むしろ冬の暗い時期に猛スピードで走るほうがこわいので、これをお腹につけて軽めのスピードでいくのが今のところ良いです。
ただこれだけだと心もとないというか、自分の道は照らすけれど、なにせ斜め下を向いている分、対抗からくるランナーや自転車の人にはまだ危ないので、このライトとはまた別のライトも買ったので、それはまた後日レポします。
値段的には上のコンパクトヘッドランプの方が高いですが、本格的に夜も走る!という人は上をおすすめします。
コメント
コメントは停止中です。