Amazonプライム会員がタダで本が読めるサービス
おはようございます。まる(@hayaokimaru1)です。
Amazonプライム会員は個別にメールも来ているし、ニュースにもなったから知ってるでしょうが、先日プライム会員向けに新たな読み放題プランが始まりましたね。
AmazonプライムReading。なんとプライム会員は無料です。
会員なら誰しも思ったであろう、Kindle Unlimitedとどう違うのかという問題ですが、こう違うみたいです。
まあね、対象冊数が違いすぎますわね。そりゃあ無料と月額980円ですから当然だわね。
私は以前980円払ってUnlimitedに加入してましたが、半年くらいで辞めた経緯があります。
その理由としては、「一見読みたい本が読み放題に感じるけど、Unlimitedの対象本が和書12万冊あったとしても、その中から自分が読みたい本がほとんどなかった」からですね。
マンガが多すぎるんですよ。あとグラビア系雑誌とか。
どこの誰だかわからないような人が書いた本もあって、マンガとグラビア雑誌と正体不明本が対象の半分くらいを占めていて検索にも時間がかかるのがすごいイヤでした。
私が読みたいのは小説とかビジネス本なんで、そういう選択肢があまりないのなら例え980円でもムダはムダです。
じゃあタダなら今度のプライムReadingは良いかというと、判断するにはまず試してみないとっていうことで、1冊選んでみました。
AmazonプライムReading。Unlimitedとの違い
ネットでまとめられていたプライムReading対象本の中からビジネス本を集めたリストから、前から好きな野村克也さんの本があったのでそれを選んで。
持ってるKindle Paperwhiteで読もうとしてたんですが、朝ブログを書いた後にダウンロードしたもんで、ちょっと時間があったのでさわりだけスマホのKindleアプリで読んだらハマってしまい。
結局その日の会社での休憩時間5分とかお昼休みとか家に帰ってからチョコチョコ読んでいたら、1日で読み終えてしまった。
で、プライムReadingの感想としてはですね、読む媒体はKindleで変わらないので、結局は対象本の多さがどうかという話になるわけですが、正直Unlimitedの対象リストの期待はずれがあったので、自分が読みたい本リストで考えれば、UnlimitedもReadingもあんまり変わらないかなと。
これがものすごく読書家で「ちょっとの時間でも読書したい!」という人なら別ですけど。でもあれか、そういう人はそもそもUnlimitedも使わないか。
自分もUnlimitedを辞めてからは普通にKindle本を都度有料で買ってますし、別にそれで「ああお金もったいないない」とか思わないので、欲しい本は有料で買って、ヒマなときにReadingのリストを見てみるくらいになりそうです。
まとめ
横道にそれる話として、今回のチョコチョコ読みによって、自分がスキマ時間をけっこう上手く使えるんだなというのがわかって驚きでした。
これは他の作業にも使える、うん。
スキマ読みできた理由は(良い意味で)考えすぎない内容だったから、文章が平易だったからというのがある。途中で止まらずにスルスルーっといける程度の難易度にしたらスキマ時間でもムリなく始められて、集中できるんだわ!
そして、肝心の本の内容ですが、すごく良いこと書いてましたよ! Paperwhiteのときと同様カラーマーカーで引くくらいに。
野球選手の素振りと、仕事の単調作業の積み重ね、そして私がプライベートの作業としてやっていることへの向き合い方、姿勢というのは全然変わらないんだというのがよくわかりました。気持ちにストンとはまったわ。
“結果に執着する前に「当たり前のこと」を実行しろ”という項目でこう書いてあります。
−“3割を打てるプロセスを踏んだ人が3割を打てるようになるのだ。それなら、結果ではなく、プロセスが目標になっても良いのではないか。
では、正しいプロセスが具体的に何かといえば、それは「当たり前のこと」となる。バッターであれば、「素振りの努力を怠らないこと」は当たり前のことだ。
しかし、この当たり前のことができる人間は少ない。
なぜなら、努力や研究といったものは、誰の目にもとまらないからである。そしてこれらがすぐに結果に結び付かないからである。
だから、ほとんどの人間が中途半端に努力し、最終的にバカらしいと思ってやめてしまう。努力を継続できない。”−
結局どんな状況になってもやる人はやるし、やらない人はやらないんだよなあ、と。
むしろ野球選手の方が収入や名誉が増えてきらびやかな世界に慣れると、それに抗って毎日コツコツ地味に努力するのが私みたいな一般人よりずっと辛いんだろうなあと思いました。
そして正しい方向に正しく努力することの大切さがここでも説かれていました。
他の野村さんの本のレビューなども見てみたんですが、この本と似た内容を一貫して書かれているようなので、やっぱり野村さんは筋の通った、論理的な考えの持ち主のようですね(似た内容でももう1冊くらいは読みたいところ。自分の考えを定着させるために)。
あとそうだ、Kindle Paperwhiteを持ってるけど、こんなにスキマ時間を生かせるなら、わざわざスマホより重いPaperwhiteを持ち歩かなくても良い気がしてきました。
意外にもあのスマホの小さい画面でも気にならなかったし。
プライムReadingを試すつもりが思わぬ発見があった今回の出来事でした。