人生を変えるなら環境を変えるって言うけど
おはようございます。まる(@hayaokimaru1)です。
よく人生を変えるなら環境を変えるべきと言います。
環境とはつまり、住む場所、付き合う人、そして時間配分の3つ。
私を例に言えば、確かに今の勤務地は家から近く、長時間の通勤電車とは縁がないし、住宅街なので駅前以外はけっこう人もまばらでスイスイ歩けます。
付き合う人、これは早起きをするようになってから徐々に夜のお酒の量が減り、それとともに飲み友達との関係も疎遠になり、というか疎遠にしました。
そのために飲み代が減って自分の趣味や買いたいものを買えるようになったし、翌日の朝も、それまではボーっとしてときには気分が悪かったのがテキメンに良くなり、目覚めてからすぐに考え事をしたり、シャキシャキ動いたりできるようになりました。
早起きしたおかげで一番良かったのは3つ目の時間配分。
これは去年の早起き2年目で自分のタイムスケジュールを見直し、常にチェックしていることで改善されていきました。
現在は遊ばせている時間・ムダにしている時間というのはほぼありません。
大事なのは外からのマイナス感情、悪意のあるものを遠ざけること
ということで、人生を変えるならまずを変えることが必要だと、で、そのうちの3つのどれかから取り組めばいいのですが、そのどれもが変わった私はすでに人生が変わっているかというと、イエスと言えます。
そう、そのとおりなの。
だからあの言葉は合ってます。正解です。
…
ただ。
ただ、最近思うのは、実際に自分がいろいろ早起きを続けるために試してみて、時間の有効化を試行錯誤してみて気づいたのは、もしかしたら自分を変えるのに、この3つのものよりももっと大事で、長期視点でみたら一番大事なのかもしれないものがあるということ。
…
それは情報です。
よく記事で「人が携帯を手にしてから、それに費やす時間、ニュースやゲーム、SNSにかける時間が多くなりすぎている」というのを見ますね。
実は私もまさにちょっと前までその状態でして。
話が少しそれますが、私は数年前から家にテレビがなくて、そのおかげでどうでもいい(ホントどうでもよかった!)夜の視聴時間3時間とかをなくせるようになり、テレビがなくなってからはスマホのニュースアプリを見て日々の社会ニュースを知ってました。
それが、家にテレビがないことの代替として良い言い訳になってしまったんでしょう、だんだんそのニュースアプリに依存するようになり、アプリから出る広告を見たり、他のファッションやゴシップニュースを見たり…テレビがあったころと何も変わらなくなっていました。
しかもテレビよりたちが悪いのはどこでも見れてしまうところで、一時期1日あたりのスマホを見る時間を計測したら確か1.5時間とかで、スキマ時間バカにならない!と思ったものです。
じゃあ1.5時間かけてどれだけ有効な情報を得ていたのかというと…もうそんなもの1滴もない。
災害が起きて自分の身の危険を感じる時以外、普段の生活の中でのニュースなんて、どーーーでもよかった!
そう、結局テレビもスマホのニュースアプリも流している内容は一緒なんですよ。
それを痛感したのが、少し前にニュースアプリを消してから(自分の時間が減るので試しに消してみた)。
消して見なくなって、数日その状態で生活したら、なんとぜんっぜん生活に困らなかったっていうね。
まあ多少はTwitterからみなさんがリツイートしてくれることで大きな社会情勢は把握できるから、それだけで十分でした。
逆に見なくなったら気づいたことがあって、いかに普段のニュースって、くだらなくてどうでもよくて、むしろ悪意のあるものが多いかってこと。
家で朝ブログを書く前だけPCでニュースを見るんですが、これがね、恐ろしいくらい胸糞悪くなる。
全体の7割くらいはウワサ、中傷、人と人を比べるものとか、そんなんですよ。
たまに見ると余計にそれが際立って見えて本当に気分が悪い。
そして、そういう情報にまみれていた自分がイヤになりました。
…
個人的な話ですが、今私が働いている部署内の人たちで一部の人で、とにかく人のことを批判する、噂話、そしてその人に対する自分の感想を言わないと気の済まない人がいましてですね。
最初はそういう話を聞こえないフリして長そう流そうとしてたんですよ。半年は頑張った。
だけど、その人声も大きいんですよねー。だから聞きたくなくても丸聞こえで、あまりに気分悪いから耳栓してやろうかと思った。
…
会社でもそんな状態だし、そして朝ニュースアプリ開けてたらまたここでも人への批判、嫉妬とかドロドロしたもの流してるでしょう。
そんな状態に身を置いていたら、自分自身も染まっちゃいますよ!
いつの間にか、無意識に自分もそういう人間になってしまう気がした。
実際にその声の大きいウワサ好きの人が来るまでは、うちの部署はいたって平和で、むしろ平和的につとめようとする大人な人たちだったのに、その人一人が来たことで、前から思っていたのかわからないけど、便乗して話に乗るようになってしまって…。
そんな中で私はニュースアプリを消したので、余計にその人が悪目立ちしているのかもしれないけど、でももしその話が聞こえてこなかったら、私はニュースも見ないから、とにかく平和でいられるんです、気持ちが。心が。
ということにアプリを消したあとの休日すごい思いました。
話が長くなりましたが、私が言いたかったのは、人生を変えたいのなら、確かに住む場所、人間関係、時間配分も大事だけど、一番大事なのはいかにメンタルがフラットでいられるか、幸せな状態でいられるか、です。
悪意に満ちた中にいると自分の悪意のある人間に。
やさしい社会の中にいると自分もやさしい人間に。
そしてそれは選べるはずです。
まとめ
少なくとも、今のところ私は、家の中ではいたって平穏です。
接すれば良いのは家族一人だけだし、お互いが家に着いて顔を合わせる前に、なるべく仕事のグチをこぼさないように、帰り道で気分を変える努力をする、どうしても消せなかったら相手へのグチの言い方を考える、今日は気分が良くないと先にLINEで伝えておくなど、できることがあるから。
そしてニュースアプリも消したから、私は世間のくだらないニュースや悪意に満ちたものは触れなくて済みます。
自分にとってプラスのことをするためにも、しっかり集中するためにも、自分を良いメンタル状態に置くことは何よりも必要だと思います。
それが一番の近道な気がする。
私の会社の人のように外的要因の場合はなかなか対応が難しいですが、そういう外的要因ではないものを排除するだけでも違いますよ。
マイナスなものは遠ざけて、キレイな空気を呼び込んで羽を伸ばした自分でいるように努力したら、絶対人生は変わります。