東京タワーの台湾フェスティバル2017(台湾祭)
2週間ほど前から楽しみにしていたイベントに昨日行ってきました。
それは、台湾フェスティバル2017(台湾祭)!
東京タワーの下で、2017年3月18日(土)〜20日(月)の三連休に開催されていて、“台湾のオイシさをまるごと体験できる”というだけあって様々な台湾料理が食べられるフードイベントです。
公式サイトはこちら
時間は11:00~21:00(最終日のみ20:00終了)で、入場無料です。
なぜこれにどうしても行きたかったというと、去年の9月に初台湾旅行に行ってからというもの、すっかり台湾の魅力にとりつかれたからです。
(台湾旅行記はこちらからどうぞ)
何より台湾は料理が美味しい。
あの八角の香りをもう一度、そして餅系大好きな私には最高のスイーツだった、九份名物の芋圓(ユーユェン)が食べたくて食べたくて!
これね!
…
ということで、一昨日の夜は遠足前日の子どものように興奮して寝付けず、朝もガバッと早起きして行ってきました。
台湾フードは300円〜600円
東京タワーの入口前の広場が会場ということで、東京タワーは電車で行くと最寄り駅がいくつもあるものの、すべて5〜7分歩くのでその時間を考慮したこと、あと気が急いて早く着きたくなってしまって家を出たら、結局オープンする11時の1時間前、10時に着いてしまいました。
久しぶりの東京タワー、今日は晴れて一段とキレイに見えます。
台湾らしい提灯がかけられてました。
早く到着したのはいいんだけど、まだ準備中でしたー。1時間前だとこんな感じ。
ガランガラン。
氷を切っているスタッフさんも。
このときはまだ1時間前だったので余裕があって、しかも朝ごはんを食べてきたけど、このままあと1時間待つのはキツイなってことで、東京タワー入口のクレープ屋を見て。
食べちゃった。
腹ごしらえにしてはとっても美味しかった。
それでもまだ時間があったので、東京タワーのビルの中にあるお店を見て周り、トイレの位置を確認したところで、10時40分くらいになりました。
ふと外を見ると、いつのまにかちょっとずつ人がいるような。
中にはもう食べ物を買っているみたいな人もいて、あらもう買えるならそろそろ行こうってことになり、お店へ。
実は、この30分後に実感するんですが、この早いタイミングで食べ物と飲み物を買っておいたことが功を奏します。
追い追い説明しますが、その前に、先に撮っておいた今回販売されていた食べ物、飲み物とその値段をアップしておきますね。
お店の場所はこんな配置です。
そして、空いている10時台に私が撮ったときは、こんな感じでキッチンカーの前に価格表が下げられていました。
だいたい300円〜600円くらいですかね。
見てるだけでワクワクする!
まずは鶏排から
さて、東京タワービルの2階から下に降りた私たちは、もうすでに売っているものから買うことに。お腹すいたし喉乾いた!
まずは、台湾に行ったときに食べられなかった
鶏排(ジーパイ)。
特性のミックス粉で揚げた台湾のファーストフード。
この衣が日本の唐揚げとは違って衣のツブツブが細かくて、そして味もちょっと違う。
肉厚ですが、中の肉はとってもジューシーで柔らかいです。
そして、お肉に合う飲み物といえば、これでしょう。
隣のお店で売ってました。お昼からなんて贅沢だー。
…で、この鶏排を楽しんでいるとき、まだ10時30分くらいだったんですが、ふと周りを見ると…。
11時から始まってまだ30分なのに、もう混んでる…!
そう、功を奏したとはこのこと。
予想外に混みすぎて、そして混む時間も早すぎて、始まってまだ間もないというのに身動きがとれなくなりつつある。
そしてこれは時間を追うごとにひどくなり、開始1時間後の正午には、人混みだらけで全然前に進まない、しかもお店も行列だらけというカオスな状態に陥ります。
台湾フェスティバルの問題
ここまでの大混雑、大行列は主催者側も予想していなかったのかもしれません。
地図にあるとおり、お店は両側の通りに沿って並んでいますが、この真ん中の通りを通路にしたことで、かえってお客さんがどこに並んでいいかわからない、プラス入口と出口がごっちゃになるという問題が起きたように思います。
食べ物を食べたくて並んでいる人と通り道として通りたい人が交差する事態になってました。特に真ん中の十字路付近はひどかった。
お店のスタッフさんも料理を作るのに手一杯で、行列を整理できる余裕なんてとてもじゃないけどない。
なので、このブースのものを食べたいと思っても混みすぎて行列の最後がどこかわからないし、並んでいるであろう人に「どのお店の列に並んでいますか?」と聞いても、「よくわからないんですよね…」という回答ばかり。
要は、この行列がどの店に続いているかわからないけど、並ばないことには食べられないから、とりあえず並んでみる。
私たちも、周りのひとたちも、みーんなこの状態でした。
賭けですよ、賭け。
でも、本来こんなことあっていいんでしょうか?
一部のお店では店員さんがてんてこ舞いの中、少しでもお客さんのことを考えて、三角ポールと棒で自分のお店近くだけ行列を整理していましたが、でもそれって本当は主催者の仕事なんじゃないでしょうか。
しかも見てるとポールと棒の数も在庫自体がなさそう…。
最悪、その在庫さえあれば、関係者じゃなくてもお客さんが並びながら大玉ころがしのように後ろの人に繋いでいって設置するという可能性もあったかも(完全にお客の善意に委ねることになるけど)。
中には並ぶのさえも諦めたお客さんもいて、お店側からしたって本来売れるはずだった商品が売れないのだから、すごい機会損失のはずです。
私は初日に行ったからこういう予想外の事態に対応する時間がなかったのかもしれないですが、このあとまだ2日間もあるわけだから、その間に主催者の人たちが何らかの対応をしてくれることを望みますね。
食べたものは麺線、担仔麺、焼小肉包、香腸など
さて、大行列に並ぶことにはなりましたが、せっかく楽しみにしていた台湾祭なのでここで諦めず、頑張って他のも食べましたよー。
こちらは麺線(めんせん)。
これも台湾で食べられなくてずっと気になってました。
麺のはずなのにスプーンを渡されて、お箸じゃないの?と思ったら、この麺が数センチの長さで。
上に乗っているのはパクチーです。はじめての麺線、じっくり味わいました!
あとは台湾担仔麺(タンツーメン)というお店で、
汁ありの担仔麺
八角の香りがして、これぞ台湾の香り!
麺は細いうどんくらいかな。
それから、肉燥飯(ロウザオファン)。
八角が利いた、肉味噌ご飯といったところでしょうか。これが台湾で食べた魯肉飯(ルーローファン)にすごく近い味で美味しかった。
焼小肉包に
香腸(シャンチャン)
香腸は、九份で食べたのより長さが短いけど、味は近いかな。
そして、念願の芋圓!
…と思ったら、行列に並びに並んでいざ買うときになって、お店の人に「中のお餅が芋じゃなくて白玉なんですけどいいですか?」と言われた…。
…
えーーー!
これが楽しみで今日来たのに、しかもすごい並んだのに、芋圓じゃないの!?
餅好きからすると、白玉と芋圓って全然違うんですよ、白玉は自分でコンビニでも団子屋さんでもしょっちゅう買うからいいのに…。
でもここまで並んで買わないのもアレだし、後ろにも行列ができているので、仕方なくサクッと買いました。
案の定白玉で、中にごま餡が入っていて、汁も私が食べたかったあの薄い色で薄い味じゃなくて、普通にお汁粉だったのがショックでしたね。
トイレの場所とゴミ捨て場所
いろいろと思うところはありましたが、まあ半分くらいは自分が食べたかったものが食べられたし、台湾に行くよりは断然安いので、まあこんな感じかなという感想です。
最後に、まずイベントには大事なトイレの位置ですが、トイレは東京タワーエントランス(ビルの正面真ん中)を入って
入ったらすぐ左に階段があり、
女性トイレはその階段を上がったすぐ左に。
男性トイレは、さらにもうひとつ上の階にあります。
混雑してからも何回か利用しましたが、いつでもトイレはキレイで、そこは良かったです。
あと、イベントではないと困るゴミ捨て場所ですが、これもきちんとされていました。
私は麺線を食べたとき微妙にスープが残ってしまったんですが、まさか汁物を捨てるところなんてないよなーと思って結局無理して飲んだんですが、あとでこのゴミ箱を見つけてちょっと後悔。
ちゃんとスープ類を捨てる専用のゴミ箱があったんですね。でもこれはありがたい配慮です。
あと、捨てるときは燃えるゴミ専用の箱がありますが、ここにはお箸は入れないように。お箸専用のゴミ箱が隣にあって、そちらへどうぞと言われます。
まとめ
数週間前から楽しみにしていて、台湾アゲインの気持ちが高まったと同時に、フェスティバルならではの問題も体験した今回。
何より、芋圓が食べられなかったことがくやしい!
ということで、現地でチラシをもらったので、今度はこちらでリベンジしようかと思ってます。
2017年7月7日(金)〜9日(日) 上野恩賜公園で開催される「日本台湾祭り2017」。
これも入場料無料だし、今度は会場も広いので、多少行列とかはスムーズにいくのかなと期待してます。
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