明日は冬至
今日は2016年12月20日、ということは明日は12月21日。
明日が何の日がご存知ですか?
それは冬至。
冬至とは日照時間、つまり昼間が1年でいちばん短い日です。
この冬至の日を境にして1月、2月とだんだん昼間の時間が伸びていって6月の夏至で1日の昼間の時間が最も長くなり、夏至の日を境にして今度は7月、8月とだんだん昼間の時間が短くなります。
ちなみに冬至も夏至も毎年決まった日付けではなく、ちょっとずつ違っています(去年の冬至は12月22日)。
別に私は天文とか、あとで書く風習にこだわっているとかそういうのは全然ないんですが、じゃあなぜ冬至にこだわっているかというと、これまでこのブログを読んでくれている人ならもうお気づきでしょう。
冬の数少ない楽しみ、それが冬至
それは寒いのが嫌いだから。
苦手を通りこして嫌いなんです。
寒いとお腹が冷えてすぐ壊したり関節が冷えて痛くなる、肩をまるめすぎてひどい肩こりになったりととにかく体調面がすごく悪くなります。
冬はほぼこの戦いに明け暮れます。
あとは外が暗い。昼間の時間が短いということはつまり開放的な、陽気な気分になりにくいということ。
これらたったこの2つの理由で、私の冬は家にこもる冬眠期間となり、春が来るまでずーーっとジッとしている非生産的な時期になっちゃうんです。
そんな楽しくない4ヶ月の間、数少ない楽しみ、なんなら唯一の希望というのがこの冬至。
この日を境に寒くてもせめて昼間の時間だけでも長くなっていくという希望を目指して11月と12月は頑張って過ごします。
なのでいざ冬至の日が来たとなったら、そりゃもう私の中ではクリスマスより嬉しいくらいくらいで。
寒さについては1月上旬から2月中旬くらいがピークだと思ってますが、でもそれは年によってレベルが違うし、気をぬいてもう春だと思ったら3月下旬に雪降ったりするから、寒さというのは私の中で基準にできないんですよね。
その点冬至の日だったら来年、再来年と先々までその日は決まっているし、それ以降は昼間の時間が増えると確実にわかっているので安心できます。
冬至は行事としても楽しめる
加えて、日照時間という天文的なこと以外でも、日本では行事としてゆず湯に入ったりしますよね。
(ちなみにゆず湯以外としてカボチャを食べるというのがありますが、まる家は実家のころはカボチャは食べてませんでした。)
小さいときは全然気にしていなかったこういう行事が、大人になって実家を出て暮らしていると、ふと思い出してそれが大切な思い出だったなと感じませんか。
うちはお母さんがゆずをカットして、ネットに入れてお風呂に浸けてくれてて、お風呂場に入るとそのすごくさわやかないい香りが漂うんですよ。
(これってもしかしてアロマバスのはしりかしら。)
引っ越して今の家ではまずお湯をはらないので、逆にだからこそ懐かしいのかもしれないけど、とにかく私の中ではあったかくていい匂いのする思い出です。
まとめ
冬至は昼間の時間が長くなるということで嬉しい一方、日の出の時間についてはまだもうちょっと遅くなっていきます。
年明けの1月上旬まで、例えば東京だと6時51分が最も遅い日の出となります。
日照時間と日の出の時間を考えると、やっぱりこの12月下旬から2月くらいまでが早起きをはじめるには一番きつい時期かもしれませんね。
逆に言うとこの時期に早起きをはじめたら最強ってことで、そういう人は1年続けられるかもしれません。