またまた未来を予測する本
金曜日から、未来を予測するたぐいの本にハマってます。
土曜日に続き、昨日の日曜日も本屋でそういう本ばかり探していました。
だいたい未来関係の本というと、数年後の政治、経済はこうなってる!という内容が多いですが、私はそれよりももっと広い、テクノロジーや環境、医療といった分野も考えられるようなものを読みたかったんです。
あれ、はじめは自分の将来のことだけを考えようとしてたのが、世界のこととか言い出して、この人手広げすぎなんじゃないのと思ったあなた。
私もそう思ってます。どうしようこれ。
興味があるうちに貪欲に吸収する
興味をもっているうちが貪欲で一番ものごとを吸収します。
今は未来に関することだったらどんどん頭に入ってくるので、そういう時期だと思って、もっとハマって一気にそれ関連の知識が増えるのもそれはそれでいい。
ちょっと趣旨から外れちゃうけど。
ということで、今回は「未来に先回りする思考法」という本を読んでみました。
社会が進化するパターンを見抜く
著者の佐藤航陽(カツアキ)さんは、日本のIT企業である株式会社メタップスの代表取締役。
私はオンライン決済サービスのSPIKEでこの会社のことを知りましたが、多額の資金を調達して事業展開し、最近東証マザーズに上場したことでも有名です。
この本では、メタップスという会社の事業展開についてももちろん語られていますが、それよりも、社会が進化するパターンを見抜く重要性を説いています。
これは未来を予測することではありません。
タイトルのとおりにある“思考法”ですね。
未来は予測できないと著者は言っているので。
あれ、未来は予測できないって、私がはじめに期待していた結果とは逆のことを言われてしまった…。
でも内容がわかると、なるほどそういうことね、と納得がいきます。
目標を立てる、意思決定をするときの考え方
ここまで読んで、なんだビジネス本か、会社の宣伝かと思うかもしれません。
でも、後半の数ページだけでも読んでみてほしい。
そこには、目標を立てるとき、意思決定をするときの考え方が示されています。
ポイントは、“今の自分の能力に基づいて意思決定してはいけない”ということ。
この一文を読んだだけでも、私はこの本を手にとった価値があると思っています。
これからやるべきこと、したいことを考える中で、この考え方はとても心に響きました。
将来の自分は、今の自分が思っているよりもっとできるんだなと、自分に期待できる。
まとめ
意思決定の部分意外でも、未来を先回りするために重要なこととか、うなづけるところはたくさんあるんですけど、それは実際に読んでみたときのお楽しみとしてとっておきましょう。
…ああ週末に活字を読みすぎて頭が痛い。
それにインプットはちょっとお腹いっぱいになってきたので、そろそろアウトプットしたいです。
私も自分で考えられる能力が著者の100分の1でもあればなーもっとスムーズにインプット・アウトプットできるんだけど。
でも能力がないから仕方ない。こうしてたくさんの人の考え方、意見から取捨選択していくしかないですね。