お風呂が面倒くさい人は、どうすれば少しでも面倒じゃなくなるか
前回、私がお風呂が面倒くさいという話をしましたが、今日はその続きです。
私がお風呂に対して思うこと、それはつまり“作業でしかない”ということです。
ではこの好きではない作業、でも毎日こなさないといけないルーティン、もはや苦行をどうやったらもっとラクなものにできるか。
そもそも入らないといけない以上、最低限でも服を脱いで身体と髪を洗って、また服を着て髪を乾かすという流れはどうしても除けないですよね。
そうなると、このうち、私が面倒くさくないと思えるようにできることは、“身体と髪を洗う”という作業を簡単にすること。これしかありません。
そしてこれを更に細かく分けて考えます。
女性なら特にそうだと思うのですが、髪と身体を洗うソープって異なりますよね。
なので、作業を工程ごとに分けると、
①髪を濡らす
↓
②シャンプーで洗う
↓
③流す
↓
④コンディショナーで洗う
↓
⑤流す
↓
⑥身体をボディソープで洗う
↓
⑦流す
ということになります(髪と身体を洗う順番が逆の人もいると思います)。
こうしてみると、お風呂に入る前と後でも工程がたくさんあるのに、お風呂中でもこんなにも工数が多い…。
で、ここまで細分化して、ようやく私、あることに気づきました。
「この工数、アレを使えば減らせるな…!」
全身シャンプーとは
そう、アレとは、全身シャンプーのことです。
全身シャンプーって知ってますか?
シャンプーとは言ってますが、要はシャンプー・コンディショナー・ボディソープの役割を1つにしたもので、それ1つで髪も身体も洗えるんです。
自分はだいぶ昔に聞いたことはあったけれど、なぜだかその存在を今まで思い出すこともなく、ましてや使おうなんて考えたこともありませんでしたが、今回スマホのメモにお風呂での工程を書くところまでやって、ようやく思い出したのがこの全身シャンプーです。
全身シャンプーがあれば上の7工程が、
①髪を濡らす
↓
②全身シャンプーで髪を洗う
↓
③流す
↓
④全身シャンプーで身体を洗う
↓
⑤流す
なんと5工程に!
さらに、髪の毛を洗った勢いで一緒に身体も洗って一気に流せば、
①髪と身体全体を濡らす
↓
②全身シャンプーで髪と身体を洗う
↓
③流す
なんと3工程!(どんだけ居たくないんだ)
これは光の速さでお風呂から出たい人にとって願ったり叶ったりではないでしょうか。
…
ということで、今後のお風呂ライフを少しでもラクにかつ楽しくするため、今回、これからずっと使える全身シャンプーを決めることにしました。
…なんですが、その使用感をあなたに伝える前に、ちょっと先に説明しておきたいことがあります。
全身シャンプーは身体を洗うものであり、その身体の体質は人によって大きく異なるため(アレルギーの有無も含め)、私がこうだったと言っても、実際にあなたが使った時、使用感が大きく異なる場合があると思います。
なので、以下に私の体質、肌質をできるだけ細かく書いておきますので、それも参考にしてください。
前提として私の肌の強さやシャンプー歴
まず前提として、私は30年間くらいずっと市販の、薬局で買える400円くらいのシャンプーとトリートメント、そしてボディソープは幼少時は石鹸、成人してからはポンプタイプのものを使っています。ポンプタイプは300円くらい。
ですが、市販の商品を使えるものの、実は私の肌は強くはないんです。
日焼けをするとすぐに真っ赤になって火傷みたいになるし、冬に寒風にあたったら寒冷じんましんと言う鳥肌がもっとひどくなったような赤いポツポツができます。
これはシャンプー類とは関係ないですが、ピアスはゴールドとプラチナ以外はかぶれてしまうし、ネックレスやブレスレットも基本できません。
あとはそうですね、昔小さいときに流行ったリンスインシャンプーを使ったら洗浄力が強すぎたのか、頭がかゆくてフケがたくさん出た思い出もあります。
大人になっても、この間いつも使っている化粧水(700円くらいのやつです)が切れてしまって、しかも薬局を3軒まわってもなかったので仕方なく同程度の値段の別の商品を使ったら、翌日即おでこに赤いポツポツができたことも(これは治るのに1ヶ月かかった)。
そんな私ですから、シャンプー並みの洗浄力のあるものをボディ用にも使うことは避けたかった。
今回比較するのはスピカココ・無印良品・ミノン
なので、今回は3商品選んでみたんですが、このうちスピカココとミノンという全身シャンプーは、お肌が敏感でアレルギーなどを持っている人に向けた商品としてすでに知名度が高いのが選んだ理由です。
一方、無印良品の全身シャンプーについてはネットでも実店舗でも売っているため、もし日常的に使うことになったら買いやすいという理由で選びました。
比較するときの条件
次に、今回の全身シャンプーを比較するときの条件についてです。
シャンプーというのは、食べ物や飲み物と違ってその場の一瞬で判断するものではなく、肌の調子や髪質を考えて数日間は使用してみないとわからないですよね。
なので、まず、それぞれ1週間ずつ使うという設定にしました。
私は月曜から仕事なので、万が一肌にプツプツができたりカサカサになっても翌日で少しでもリカバリーできるように、土曜日の夜から使い始めて、何かあっても日曜日で応急処置する心構えでいました。
次に使う順番なんですが、もし1つの商品を使って肌が荒れたりするとすぐ処置したとしても数週間は再開できないと思い、成分の数が一番少ないものから使うようにしました。
私は成分についての知識は全くないので、これは偏った見方になるかもしれませんが、個人的に、成分の数が少ないほど肌には刺激が少ないだろうと考えたんです。
刺激が少なそうと思ったものから順番に使い、肌の様子を見ながら1週間ずつ、全3週間に渡って試しました。
ちなみに私がここ数年使っていたシャンプーの成分はこんな風になっていました。
改めて見ると、すごい数の成分が入っていますね。
カタカナが多いし、身体にどんな影響があるものなのかわかりにくい…。
その点、今回の全身シャンプーはどれも成分数がこれよりずっと少ないです。
お肌が特に弱い人は、この成分を気にしてもらうといいんじゃないでしょうか。
ちなみにうちには夫もいるので、彼にも今回同じように試してもらいました。
私より肌が強くて髪が太いんですけど、また違った使い心地だろうし、私では気付かないところも意見として出るだろうというのが理由です。
人によって、シャンプーやボディソープを選ぶときの基準があると思います。
香りだったり、お肌のしっとり感、髪のサラサラ感など。
全身シャンプーは髪、身体の両方を洗うもので、かつ洗ったあとの状態も大事なので、今回は使っている最中と使った後の両方を気にするようにしました。
うちではこんな感じに分けてみました。
☑ 全身シャンプーの液体の粘度・手ざわり
☑ 香り
☑ 泡立ち具合
☑ 洗い流した後の肌の質感
☑ ドライヤー後の髪の状態
☑ 1回で使う量
☑ その他の特徴
全身シャンプーの液体の粘度
ではまず1つ目の基準である液体の粘度・手触りです。
これは言葉で書くより、画像を見てもらうのが一番わかりやすいかと。
3つ全部をワンプッシュ分で出してみました。
ちなみにポンプ型はスピカココのみなので、これをまずワンプッシュ分出して、そのあとにミノン・無印良品を同量分出しました。
色は3つともほぼ同じ透明なんですが、一番左のスピカココがわかりますでしょうか、気泡が入っていますね。
時間が経つと少しずつ違いが出てきます。
最も粘度が低い無印良品は、そのゆるさから次第に広がっていきました。
この粘度は、お風呂で実際に髪を洗う時にも影響します。
無印良品などは手に出してすぐ髪につけないとその前にこぼれ落ちそうになります。
逆にスピカココは手に出して髪につける際、ネットリしているのでつけやすいし、髪へのからまりも良かったですね。
…
さて、ここからは商品ごとに、先ほど書いたまる家の基準をもとに感想を述べていきたいと思います。
スピカココ・無印良品・ミノンを使った感想
内容量:630ml 値段:918円(税込)
スピカココって変わった名前ですよね。
株式会社スピカコーポレーションというところから出ている商品で、全身シャンプーとしては、私が今回買った“全身シャンプーEX”のほかに、もう1つ“全身シャンプーS”というタイプもあります。
両者の違いは、会社のHPを見ると、
“どちらも原料はヤシ油由来ですが、EXタイプには石けん成分が含まれていますので、Sタイプよりも泡立ち・泡切れが良くなっています。(中略)それに比べSタイプは、重度のアトピー性皮膚炎など、お肌に障害のある方にもご支持いただいている超敏感肌用の商品です。”
となっており、私の肌は弱いもののアトピー性皮膚炎はないため、EXタイプを選びました。
わかりやすく全身シャンプーと書いてありますね。
デザインもなかなかシンプルで、詰め替えずにそのままお風呂場に置いておいてもいい感じ。
香料・着色料・防腐剤無添加とあります。
そもそもで思うんですが、シャンプーとかボディソープで着色料っていりますかね?
私だったら1つでも余計な成分がない方がありがたいんですが。
まあ若い女性だったら薄いピンクだったりしたらそれだけで気分上がる…のかな。
成分は、水・ラウラミドプロピルベタイン・コカミドDEA・ラウリン酸K・オレイン酸K。
先にお話ししたとおり、私は成分の少ないものから試していますので、ということは、このスピカココが1番成分数が少ないです。
以前私が使っていたこのシャンプーの成分と比べ、
なんと少ないことか!
これ見ただけでも買おうかなって思えます。
ではでは、成分が良かったところで、次は実際に使用した感想です。
☑香り
無香料なので全然香りがしません。これを1番初めに使ったので、それまでのシャンプーと自然と比較してしまい、始めは香りがしないことに違和感を覚えたんですが、使って2日で慣れました。
そして慣れると、この香りがない方が良いと思えるまでに。
ヘタに自分の好きじゃない香り、強い香りをかがされるよりは無臭の方がずっといいです。
もし香りをつけるなら、私はアロマもするので自分の好きな香りのアロマを入れて楽しむのもアリかなと思いました。
☑泡立ち具合
泡立ち度★★★☆☆(市販の商品を★5とした場合)
今回の3商品の中で2番めの泡立ちかな。
使ったのが1番目だったせいか、それまで使っていたものより全然泡立たない気がして最初はビックリしました。
髪の毛につけて手でかくとちょっと物足りないくらいでしょうか。そのため、使う量は多かったです(私はロングヘアで3プッシュ)。
3種類の中で1番手触りが固いので、お湯で少しやわらかくして使っていました。
そして、使う量は多めだったのに、髪の毛を洗っている間、若干きしみを感じました。指があんまりスッと通らない。
泡立ちもそんなにないので、髪の毛を泡で洗うというよりは、頭皮マッサージをしている間隔に近いかも?
身体は、私はそんなに泡立たなくても気にならない方なので、こちらはボディタオルで一生懸命泡立てることもなく、ちょちょっとボディタオルでもんでから洗ってました。
☑洗い流した後の肌の質感
肌しっとり度★★★★★
スピカココの1番のおすすめはココ!
とにかく洗ったあと、お風呂場を出てからの肌の質感がいい!
私、乾燥肌で、普通のボディソープだとお風呂場を出た瞬間から皮膚が乾燥している気がして、特にお腹まわり、ヒザ下はボディクリームをすぐに塗らないとかゆくなってしまうんですが、このスピカココは洗ったあともしっとり。
しかもそのしっとりが、ヌメっとしてるんじゃなくて、「ああ保湿してるな〜」って感じの心地いいしっとりです。
おかげでお風呂に出てからの肌のツッパリはこの真冬でも全く感じませんでした。
これは夫も同じことを言っていて、すごく気分が良かったらしい。
この商品を使ったことで、それまで使っていたボディソープは洗浄しすぎだったんだと気づきました。
☑ドライヤー後の髪の状態
髪の毛を洗っているときは指がスッと通らないのが気になったんですが、ところがどっこい、いざ髪を乾かす段階になると、これが驚き。
なぜか髪がサラサラになっていきます。
指はスルスル通るし、髪は市販のコンディショナー後のような重いしっとり感ではない、頭が軽くなるようなサラッと感に包まれました。
朝起きたら気持ちパサツキがありましたが、でももうそこは朝のスタイリングでカバーすべきでしょう。
そこまで全身シャンプーに求めるのも酷な話ですよ。
☑1回で使う量
私は髪で3プッシュ、身体で2プッシュ。
夫は髪で2プッシュ、身体で2プッシュだったそうです。
特に身体に関しては私も夫も2プッシュだったので、やはり泡立ちが気になって多めに使った感じです。
☑その他の特徴
これは肌のしっとり感にもつながる気がするんですが、洗浄力という意味では落としすぎず自然な分、反面それを期待する人にはもしかすると弱いかもしれません。
夫はハードタイプの整髪料をつけるんですが、しっかり落ちていないような気がして、そこだけ気になると言っていました。
コスパ的にはこれが1番いいですね。
630mlだとうちのような家族2人で1ヶ月くらいもちそうです。
月に1本900円ちょっとなら、シャンプー・コンディショナー・ボディソープをそれぞれ買っていたときは全部で1200円として、これを2人で2ヶ月使うなら600円だし、300円のプラスなら許容範囲じゃないでしょうか。
内容量:120ml 値段:592円(税込)
2番目に成分が少なかったミノン。
今回全身シャンプーを調べるにあたって、まずネットで出てくるのがこのミノンです。
お肌が敏感な人に向けた商品として、確固たる地位を築いている模様。
それもそのはず、ミノンを製造しているのは第一三共ヘルスケア。つまり医薬品の大手です。
ミノンには“しっとりタイプ”と“サラサラタイプ”があり、私は“しっとりタイプ”を選びました。
ちなみに私が買ったのはお試し用として小さいタイプの120mlで、通常タイプだと450mlで1,173円となっています。
お肌が大人より敏感な赤ちゃんから使えるというのも特徴だと思いますが、実は赤ちゃん用に“ベビー全身シャンプー”というのもあります。
成分は、有効成分がアラントイン・グリチルリチン酸アンモニウム
その他の成分が、濃グリセリン・DL-PCA・Na液・アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリ二ウムベタイン・N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン・ラウリン酸ジエタノールアミド・クエン酸・パラベン・香料
では、実際に使用してみた感想です。
☑香り
成分表にあったとおり、香料が入っていましたね。
この香りはおそらく石鹸だと思います。
これは好き嫌いが分かれそうなところですが、私はあまり気になりませんでした。
というのも、髪につけるとき、ボディタオルにつけるときが1番香りますが、その後洗っていると香りも落ち着いてきます。
☑泡立ち具合
泡立ち度★★☆☆☆(市販の商品を★5とした場合)
かなり泡立ちは低めです。
髪を洗うのにも身体を洗うのにも、シャンプーの量を増やせば泡立つだろうと思ってやってみたのですが、そういうものでもないみたい。
でもむしろ、私の中で敏感肌に優しい全身シャンプーのイメージはこんな感じだったので、そんなもんだよね、と。
ただ1つ気になったのが、髪を洗っているときキシキシ感があります。
泡が少なくて、潤滑油的な余分なものが入っていないからか?手でもみ洗うときに指がつっかえる。
私はロングヘアなのでそれが顕著に出たかもしれません。
☑洗い流した後の肌の質感
肌しっとり度★★★★☆
これはですね、スピカココとはまた違ったしっとり感があります。
ミノンの場合は、皮膚に膜が張っている感じのしっとり感。これは好みでしょう。
この肌にまとわる感じが好きな人には合っていると思います。
☑ドライヤー後の髪の状態
洗ったあと、乾かすときも若干きしみを感じました。
乾くにつれてそれもだんだん弱まるんですが、完全に乾いたあとはゴワゴワ感が。
ロングヘアの人にはちょっと厳しいかな…。
☑1回で使う量
泡立ちが少ない、それは量に比例しないことが初回でわかったので、2回目からは髪も身体も1プッシュで使っていました。
昔、地球環境に優しいものを使おうとして石鹸だけで髪も身体も洗ったことがあるんですが、それに近いものがあります。
量は増やさなくても、泡立たなくても、石鹸なんですからきちんと洗えているんですよね。
☑その他の特徴
おそらくミノンという商品は、本当に敏感肌・乾燥肌が激しい人に訴求した商品なのでしょう。
髪がツヤツヤとかそういう見た目的なものよりも、とにかく肌を荒らさない、健康でいることに重点を置く。
困った人が助けを求めて辿り着くところ、でしょうか。
初めて全身シャンプーを使ってみるけど不安もあるという人は、まずはミノンから始めてみるのもいいですよ。
内容量:300ml 値段:900円(税込)
実は無印良品にも全身シャンプーがあるんですねえ。
私はネットで調べるまで知りませんでした。
というのも、私がよく行く無印良品の実店舗にはこの商品がなくて、今回買うにあたって大きい店舗までわざわざ出向いたので、私と同じく見たことないという人もいるのでは。
無印良品のいいところ。それはとにもかくにもこのデザインでしょう。
とにかくシンプル。書かれる文字は最低限、そして基本カラーはホワイト。知名度の高いメーカーだからこそなせるワザでもある。
このままお風呂場に置けるというのがまずメリットです。
合成香料無添加・無着色・無鉱物油・弱酸性・アルコールフリー・シリコンフリーとなっています。
そして成分は、水・ココアンホ酢酸Na・ココイルメチルタウリンNa・ラウリルベタイン・クエン酸・スベリヒユエキス・ポリクオタニウム-51・ポリクオタニウム-6・ラウラミドDEA・ポリソルベート80・BG・サリチル酸Na・メチルパラベン・プロピルパラベン・オレンジ油
最初のスピカココと比べると成分はだいぶ多いですね。
では、それぞれの項目の感想です。
☑香り
成分にオレンジ油とあるとおり、手に出した瞬間柑橘系の香りがします。
今回スピカココを使って無香料っていいなと思ったんですが、最後にこの無印良品を使った時、私も夫も、柑橘系ならアリかなという結論に達しました。
香り自体そんなに強くないし、洗い流すとサッパリ消えるので、市販のような“このシャンプー使ってるのよ”みたいな主張が強すぎないのがよかったのかもしれません。
☑泡立ち具合
泡立ち度★★★★☆(市販の商品を★5とした場合)
これはほぼ市販のシャンプー、ボディソープと変わりません。気持ち少ないかな、くらい。
なので、私は髪が1番洗いやすかったです。
☑洗い流した後の肌の質感
肌しっとり度★★★★☆
可もなく不可もなく、いたって普通です。
が、もちろん市販の洗浄力の強さに比べたら十分優しいので、お風呂を出てすぐカサカサになることはありません。
☑ドライヤー後の髪の状態
個人的にこれが1番ドライヤーがしやすかった。
乾かしている間も指も引っかからなかったです。
あと、翌朝起きたときに髪の毛が1番しっとりしていたのが無印良品でした。
まあ市販のものほどではないですが、そこまで髪にツヤツヤを求めないなら十分と言えます。
☑1回で使う量
泡立ちに比例したのか、私も夫も、髪の毛、身体ともにプッシュ1回分で済みました。
☑その他の特徴
全体的に、無印良品の全身シャンプーが1番市販の商品に近いですね。
香りがあるところ、泡立ち、髪のしっとり感など。
成分としては最も多いんですが、だからこそ多くの使用感をカバーしているとも言える。
比較した結果、まる家が選んだ全身シャンプーは
3商品で3週間、全身シャンプーを夫婦で使ってみましたが、これが意外にですね、それぞれ使ってみて2,3日で答えが出まして。
はじめは長く使えばそのうち髪がサラサラに変わっていくかなとか、肌がより保湿されていくかなと思っていたんですが、初日に「お、これは…」と特徴が気になったものの、それ以後ほぼその感想が変わることはありませんでした。
しいて変わったところと言えば、シャンプーの使う量を調整したくらい。
ということで、今回この3商品の中からまる家が選んだのは…
スピカココです!
いやー私的には無印良品とも悩んだんですけどね…うちは家族がいることだし、今後その商品を使っていくのなら、やっぱり家族の意見も大事にしないといけないということで、スピカココになりました。
スピカココにした理由は以下のとおりです。
☑ 肌に合う
☑ コスパが良い
☑ 香りがないのが逆に良い
肌に合う、とにもかくにもまずはこれでしょう。
幸いにも今回、すべての全身シャンプーで私も家族も肌荒れすることはありませんでしたが、お風呂から出た後の肌の状態を見た時、スピカココだと本当に肌が自然な感じでしっとりして、2人で感激しました。
真冬の今でさえこうなのだから、これからの季節の変わり目とか、紫外線が強くなる春にも活躍してくれるんじゃないかと。
次に、コスパが良い。
主婦はこういうところ特に気にします。子どもがいる家庭ならなおのこと。
個人的にAmazonで買えるのもポイントが高い。このあたりで無印良品はちょっと差が出ちゃいました。
無印良品は自社の購入サイトがあるけど、全身シャンプーのためだけに登録するのが正直面倒だし、Amazonでの取扱いがありません。
あと、実店舗も小さいところは置いてなかったりするので、気軽に買える、急いで買いたいときにすぐに手に取れないのがマイナスでした。
(大型店で1年分買うという手もあるけど、必要以上にストック置くのが好きじゃないので)
最後に、これは新しい発見で、香りがないのが逆に良い、というもの。
まさか自分が(夫も)香りがないのが良いと思うなんて想像してませんでした。
なんだろう、成分とか気にするようになると、「もう香料もいらないッ!」って究極まで行くんですよね。
若い頃はあんなに市販のコンディショナーを使って「髪からいい香りがするね」って言われると嬉しかったのに、もはや健康に傾く度100%。
歳とると変わるもんですねえ。
…
というわけで、長くなってしまいましたが、私がお風呂を少しでも面倒にならないように全身シャンプーを使ってみよう!の結果は、スピカココを使うことでまとまりました。
この3週間、長い実験でしたが、その結果はあなたにとっても役に立つ内容だったでしょうか。
私はもう人生のうちでこんなにお風呂のこと考えることないほど考えたので、今後は無心にスピカココで身体を洗いたいと思います。
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