台湾で現地の朝ごはん
台湾旅行ネタが続いているこのブログ。
だって台湾楽しかったんだもん。そしてごはんが美味しいの。
今日はその美味しかったごはんの中から、「早起きして台北で朝ごはん①迪化街でビーフン入りカジキのスープ」に続き、このブログならではの朝ごはんネタを。
迪化街での朝ごはんは台北2日目だったんですが、もちろん台北3日目も外で朝ごはんしました。
前日の朝の出発が8時14分と遅かったことをふまえて、3日目はしっかり早起き。
午前6時55分にホテルを出発しました。
早朝散歩しながら雙連朝市場へ向かう
私が泊まったホテルは、MRT行天宮から徒歩2分のところにあるGALA HOTELというところで、とにかく移動するのに便利な立地で。
買っていたガイドブックに「早起き推奨朝ごはん」と「ワクワクの朝活in台北」というページがあって、そのガイドブックを選んだ理由はそれらのページがあったからなんですが、よくよく見ると、その中にあった市場がホテルから歩いて行ける距離だということがわかり、当日はホテルから市場まで散歩しながら向かいました。
日本で早起きはしていても、散歩やジョギングはしないし、早朝に外には出ない私。
それが台湾にきたら、即外出。
いい天気に恵まれ、朝日を浴びながら新鮮な景色を見る。
大通りを歩いているだけでも幸せ。
この日に行った市場は雙連朝市場といって、私の場合はホテルから徒歩20分で着きました。
この市場はMRT雙連駅から徒歩1分のところにあり、本当に出口すぐのところから市場がスタートしているので、もしMRTで行こうとしている人も、迷うことはありませんよ。
しかし朝7時って、台湾の人にとっては通勤時間じゃないんですね。
こっちの人は朝ごはんを外で買って会社で食べる習慣があるって聞いていたし、この日は平日だったから、私はてっきり7時くらいは出勤前の朝ごはんの買い出しをしている人がたくさんいるのかと思っていました。
でも実際は上の写真のとおり、道路はガラガラ。歩いている人もほとんどなし。
昼間はあんなにものすごい数のバイクが走って、バスの往来も激しいのになあ。
朝7時なら、むしろ日本人の方が活動的というか、通勤ラッシュが早いんだなと感じました。
市場だけに混んでた
さて、そんなことを思いながら20分歩いていたら、目的の雙連朝市場に到着。
で、着いていきなりビックリしたのが、周りのビル街に比べ、その市場一帯だけ人の波があって、活気がすごい。
市場の手前に大きな病院があり、そこに通勤する人たちとすれ違ったときに、まさかここはオフィス街なんじゃ…と若干間違えたかなと思いつつ先に進んだらこの状況。
ギャップありすぎ。
雙連朝市場の入口は
市場とかお祭りとか賑やかなのが大好きな私はこれだけでもう興奮。
家族にとりあえず落ち着けと言われたので、そうだった、とりあえず朝ごはんを探さなきゃとなり、スタート地点に戻りました。
まずスタート地点ですが、MRT雙連駅から説明すると、駅の改札を出て、エスカレーターを上ったらすぐ左を見てください。
そうすると、レンタサイクル置き場があります。
そこに整備された道があり、
この整備された道の右側、お店が並んでいるところが市場になります。
市場の通りは赤提灯が下がっているので、これも目印になりますね。
特に入口に「雙連朝市場」というようなノボリや幕は張っていなかったんですが、これで十分わかると思います。
朝ごはん①潤餅
さて、私のこの市場での朝ごはんは、事前に調べたところ、焼き小籠包と麺類となるはずでした。
旅行中すべての日程で、どこで何を食べるかだいたい決めていたので、ここでの朝ごはんもこの2つを食べれば、台湾で食べ損ねるものはないはず、と。
が、そうはうまくいかないもんですね。
左右に所せましと美味しそうな料理が並び、店に行列ができていたらとりあえず並びたくなるのが人の心というもの。
入口を入って右手の小道で、すぐに行列を見つけた私は速攻でそこに向かい。
そして食べ物であることを確認するやいなや、行列に並んでゲットしました。
潤餅を。
1個たしか40元。
作っているところを並んでいる間に見ていたら、厚めのクレープ生地にピーナッツ粉を敷いて、茹でたもやし、キャベツ、ニンジンなどの野菜と、味付けしたひき肉をのせて巻いてました。
おやつというより食事系。
ピーナッツの香りと歯ごたえ、皮のモチモチ感、野菜のやさしい味がマッチしてます。
写真のとおり1個のボリュームがすごいから、これは朝からしっかりと食べたいときに良いね。
逆に、他にもいろんなものを食べたいという人は、数人でシェアすることをおすすめします。
朝ごはん②豆漿と揚げパン
市場に着いてすぐに美味しいものにありつけた私は、さらにテンションアップ。
レンタサイクル置き場のそばの階段に座り、潤餅をほおばっていると、今度は目の前のお店の行列がすごいことに気づく…。
店の名前が「世紀豆漿大王」。
ということは、もしや私が飲みたかった憧れの豆漿?
(豆漿とは日本でいう豆乳です。)
気になる気になる。そしてもちろん行くよね。
覗いてみたら、やっぱり豆漿みたい。
カップ持っている人いっぱいいるし、持ち帰りの人もいる。
よし、持ち帰ってみよう。
ということで買った豆漿がこちら。1杯25元。
早起きして市場で豆乳ってなんて理想的な朝なのかしら。
豆漿は他のところで飲もうかなんて話をしてましたが、地元の人がひっきりなしに出入りしているということは、ここの豆漿は絶対美味しいだろうと予想しつつ、飲んでみました。
そうしたら、やっぱりすっごい美味しかった!
豆漿には温かいのと冷たいのがあり、私が選んだのは温かい方。
それと、砂糖または塩が入っているタイプがあるそうで、私のは両方入っていないプレーンだと思う。
自然な甘みで、暖かくて、本当に身体に染み渡る…。
そして豆漿とセットで、これは買ったほうがいいとの事前ガイドブック情報により、買いました、揚げパン(価格忘れましたが、豆漿の25元よりは安いです)。
日本の揚げパンとちょっと違って、油っこくないです。
そして砂糖もきな粉もまぶしていない。
この味もまたシンプルで素朴。
そしてシンプルな豆漿に、これまたシンプルな揚げパンを浸すと、パンの油と豆漿のほのかな甘みがマッチして超美味しい!
これはほんとに美味しい。毎朝これでも良いと思ったくらい。
私が毎日食べたい朝ごはん1位になっちゃった。
朝ごはんが終わっても見ていて楽しい市場
この後もいろいろ食べたい気持ちは山々だったんですが、結局、潤餅と豆漿だけでお腹いっぱいになってしまいました。
とくに豆漿は、小サイズと大サイズがあり、私が選んだ小サイズでも1杯で500ml以上あるので、1人で飲むには量が多いかな。
これもみんなでシェアするといいですよ。
朝ごはんを満喫した私は、あとは市場を見てまわることに。
現地の市場の楽しみって、日本にはない食材や料理、商品を見られることですよね。
特に野菜とか。
真ん中の白いゴーヤみたいなのは、初日の夜市で排骨スープに入っていて、これがゴーヤほど苦くなく、やわらかくてとても美味しかった。
ジュースにもなっていましたね。
野菜のほかにも、肉屋、魚屋、煮物専門店、服屋、靴屋などいろんなお店がありました。
肉屋のとなりにすぐ服屋っていうのがなかなかカオス。
まとめ
台湾というと夜市が有名ですが、朝市も同じくらい活気があり、でも夜とはまた違う顔があって一見の価値がありますよ。
雙連朝市場は、ガイドブックによると朝8時頃から午後2時頃までやっているそうですが、私は7時30分に着いて、そのときすでに食べ物屋さんもけっこう開いていたので、早く着く分には大丈夫かと思います。
日本と違って週末だけ開いているのではなく、無休なところが平日旅行の人にもいいですね。
「早起き推奨朝ごはん」と「ワクワクの朝活in台北」があるガイドブック。