旅行直前に台風接近中
もうすぐ台湾旅行だというのに、台風16号が接近中です。
飛行機で東京出発のときとがっつりバッティングしそうなんですが、飛ばなかったらどうしよう…。
今年の9月はとにかく台風が多かったけれど、後半なら大丈夫かなって思ってたら、日本をスッポリおおうような16号がここで来襲。
飛行機が飛んでくれればまだいいと思いたいところですが、そもそもが午後の便なので、そこから振り替えていくと夜に着いてしまい、1日目が何もできなくなっちゃうのもなあ。
とはいえ、とりあえず準備だけは万全にして、当日は情報をしっかり収集するしかありませんね。
今でも旅行はガイドマップが欠かせない
情報収集といえば、あなたは旅行、特に海外のとき、現地の飲食店や観光地、お土産の情報をどこから得ますか?
今は旅行会社がやっているスマホアプリもあるので、それを現地で開いてもいいかもしれませんが、やっぱりスマホはカメラやマップとして使うことが多いでしょう。
もしかしたらスマホの2台持ちで、1台はカメラ・マップ用に、もう1台を観光情報用にしてもいいかもしれませんが、女性で複数台持ちの人ってまだそんなにいないと思います。
そうなると、必要になってくるのが紙タイプのガイドブック。
これは私がはじめて海外旅行した15年前と変わらない媒体ですね。
海外のガイドブックを選ぶ目安
私が海外旅行に行った当時は、ガイドマップ自体はありましたが、今ほど種類はなく、「地球の歩き方」というのが海外旅行者のバイブルみたいなものでした。
それがこの15年ほどで、いろんな会社から、いろんなガイドマップが出てきました。
本のサイズも、厚さも、デザインもさまざま。
飲食店を多くのせているものもあれば、観光地を重点的に書いているものも。
1つの国に行くにも、旅行本が6冊も7冊もあって、どれにしようか迷ってしまいそう。
そういうわけで、今回は、私の台湾旅行(特に台北)を機会に、ガイドマップを比較してどれがオススメかを決めてみたいと思います。
選ぶ目安は、自分がどういうデザインだと見やすいか、どのジャンルの情報がほしいか(料理か、観光地かなど)、です。
台北旅行本3冊で比較
台北旅行はけっこう行く人が多いので、その分ガイドブックも充実しているはずなんですが、うちの近くの本屋では4冊しか種類がありませんでした。
また、それとは別に、家族が図書館で借りてきてくれました。
なので、私が本屋で見た4冊と、図書館で借りた2冊の中から、結果的には選びました。
しかも、先に図書館で借りた本を読んだあと、本屋に行って、そのときにいいと思った本を買ったので、現物では図書館本2冊と、買った1冊で比較しています。
3冊で比較
今回比較したのは以下の3冊。
☑ まっぷる台北(昭文社)
☑ ララチッタ台北(JTBパブリッシング)
思い出深い「地球の歩き方」は、残念ながら今回は本屋で見た時点で落選。理由はあとで説明します。
本を比較するときのそもそものポイント
これは昔、自分の親から、受験の参考本を買うときに言われたんですが、受験の参考本もいっぱいあって、どれを買えばいいのか悩んじゃいますよね。
そういうときは、“同じ項目のページを開いて比較する”んです。
台北本で言えば、観光名所の九份(きゅうふん)がありますよね。
あの説明があるページを開いて、自分が一番気に入った、見やすいと思った本を買うのがいいと。
というわけで、さっそくやってみました。
どうですか?
最初の見開きのページにしてみたんですが、行き方や景色のきれいな写真はどこもおさえていますね。
それでも、その内容の書き方や配置、写真と文章の配分はちがうことがわかります。
九份の1ページだけでもこれだけ違うので、この時点で、自分が一番見やすそうだなと思ったものを選ぶのもひとつの手です。
個人的にNGと思うのガイドブックのポイントは
ここからは私まるの独断と偏見で、NGだと思うポイントをおさえてみました。
女子が好きそうな国、台湾もですが、そういう国向けの旅行本の中には、かわいさを重視しているんでしょうか、地図がアバウトなものがあります。
こんなのとか。
日本のスタバでゆったり夢見ごこちで見るならいいですよ。
でも、これ見ただけで行きたいところへいけますかね?だいたいの土地勘をつかむためだとしても、目印になるものがなさすぎです。
現地にいったとき、こういうページがあるとジャマなので、私は極力こういうページがないものを選びます。
人間基本は1日3食。
こんなに飲食店ばかりてんこ盛りに載せられたって、せいぜいいけるのは5,6件。
広告として必要なのはわかりますが、ひどい本だと半分くらい飲食店をのせているものもあります。
できるだけ少ない荷物で身軽にいろいろ見てまわりたいのに、その貴重な荷物の中に飲食店が半分も載っている本。
ちょっと非効率かなと思います。
ただ、私は上のタイプですが、逆にこの飲食店が載っているのが、グルメな人にはたまらないかもしれません。
いっぱい載っている中から、厳選して行きたい店を選ぶ。これも旅行の楽しみの1つです。
そういう意味で、自分がほしいジャンルの情報で選ぶのもいい。
歴女なら、建築物の細かい歴史まで載っているガイドブックもあるので、それがいいでしょう。
先に書いたとおり、身軽に街中を歩くためには、ガイドブックもコンパクトサイズで、ショルダーバッグに入る大きさでないと。
バッグに入らなくて、常に手に持っていると、カフェなどに入ってテーブルが小さかったとき、なんとなくジャマじゃないですか?
あと、ずっと手に持つのは重くて疲れます。
重いという点だと、「地球の歩き方」も分厚くて、私はこれが理由で除きました。
私のように暗記力がない人間は、文字量が多すぎると結局どこを見ていいのかわからなくなってしまいます。
旅行地にいったら、なおさらガイドブックを常にペラペラめくっているのもイヤですし。
出版社としては、過不足ないようにすべての情報を載せたい気持ちはわからないでもないですが、観光地までの行き方もすべて文字で説明というのは、パッと見で「面倒くさい」と思ってしまいます。
※九份までの行き方で比較しますが、↑こういうのよりも、下のように、画になって一瞬でわかるほうがいいですよね。
ガイドブックを選ぶ1番のポイントは
ここまで色々とガイドブックを選ぶときのポイントを説明してきましたが、1番は気にしたいのはやっぱりこれ。
◯ 台湾のホテルで、これから九份に向かおうとしているときに、最寄りの駅はここから歩いて◯分で、そのあとは◯◯駅からバスに乗ればいいのが、このページを見ればすぐわかる
現地で使えないならただのお荷物ですから。
私が買った台北のガイドブックは
というわけで、私は台北旅行のためのガイドブックにはこれを選びました。
飲食店情報のてんこ盛りもないし、地図はちぎって別冊にできる1冊に集約されているし、何より文字と画像のバランスがちょうどよく、読みやすいです。
台湾に持って行くときは、取れやすいカバーは外していきますよ。