【オートミールマフィン比較】豆乳・牛乳・アーモンドミルクで一番合うのは?グラシンはありかなしか【早起き1,809日目】

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YouTubeやブログを見まくって気になったマフィンのこと

こんにちは。まるです。

早起きを始めてから、ここ1、2年の朝ごはんはずっと

白湯

コーヒー

ヨーグルト&バナナを食べてから

食パン&チーズ1枚のっけ

にしてまして、まあこれでラインナップとしては悪くないかなーと思ってました。

が。今年になって急に、1日の食事を振り返っていて、「もうちょぴーーっと朝ごはんをヘルシーにできないもんか?」と考えてしまって。

いろいろ調べた結果、寝起きだから血糖値を一気にガーッと上げないものがよいということで、低GI値のオートミールを使ったマフィンを朝食にすることにたどりついたのでした。

以下のブログにその流れを書いてます。

で、今日言いたいのは、このオートミールマフィンですが、さんっざん調べて、主にYouTubeは海外サイトで、50本はくだらない、たぶん100本は見た。

ブログは国内海外含めて、あとオートミール使わない普通の小麦粉バージョンだとどうやるのかも見まくった結果、わいた悩みがあって。

それが

・牛乳、豆乳、アーモンドミルクのうち、マフィンに一番合うのはどれか

・マフィンプレートで焼くとき、ダイレクトに材料を流し込む or グラシンを使うのがよいか

この違いを知りたい!!

前から言ってるけど、洋菓子って苦手なんです、私。

砂糖を1g単位で計らせるくせに卵1つとか、卵ってMサイズでも重さ変わってくるじゃないですか。

アバウトなのかアバウトじゃないのかよくわからないのが洋菓子レシピ。

マフィンも同様で、まあ他の洋菓子よりはザックリで作れるけど、妙なところで細かいし、それこそ牛乳、豆乳、アーモンドミルクをみんな適当にチョイスしてるのか、いやちゃんとこだわりありますよ!で使ってるのかわからない。

私はどうせ作るなら二度とレシピを考えなくて良いくらい、無意識で朝食を作れるようになりたいので、違いを知るならスタートしたての今しかない。

ということで、今回自分が実際につくってみて、その違いをはっきりさせてやろう!というのが狙いです。

牛乳、豆乳、アーモンドミルクの違いについて

ということで、まずは牛乳、豆乳、アーモンドミルクの違いから。

ちなみに私はじめてアーモンドミルクなるものを買いまして、しかも砂糖なしのもの。

あと豆乳も無調整で砂糖なしのものです。

(オートミールマフィンの甘みは砂糖ではなく、ハチミツだけで出すことにしてます)

成分表示を見る限り、いちばんカロリーが少ないのがアーモンドミルク(砂糖不使用)でした。

色はアーモンドミルク>豆乳>牛乳の順で色が濃い。

あと気づいたのは、思ったよりアーモンドミルクは香りがなく、でも試飲してみるとアーモンドの香りが鼻からぬけてわかりました。

アーモンドミルクの味は…正直マズい。

砂糖が入ってないからなんでしょうね、アーモンド本体をうすーーーく水で引き伸ばして薄めたみたいな味。

海外の人はなじみがあって気にならないかもしれないけど、私にはアーモンドミルクはなじまないな…と感じました。

まあただ料理の材料にしたら別かもしれないし!

それこそマフィンに合ったらローカロリーだしラッキーですよね。

マフィンプレートで使うグラシンについて

グラシンとは、マフィンプレートを使う際に、プレートに材料がくっつかないようにするためや、人にマフィンをあげたりとか衛生面もあって上に敷くもの。

そもそもマフィンを焼くには型が4種類あって、

①シリコン製のマフィンプレート
②金属製のマフィンプレート
③紙製のマフィンカップ
④シリコン製のマフィンカップ

このうち、私は②金属製のマフィンプレートで、マフィンがくっつきにくいフッ素加工のものにしました。

本来であればフッ素加工のマフィンプレートならそのまま焼けるはず!なんだけど、フッ素加工といえども、型に軽くオイルを塗る(オイルスプレーでもOK)くらいの作業はみんな結構な割合でやってまして。

自分はマフィンはグラシンを使った周りがふんわりよりも、よく焼けてカリカリしてたほうが好きだから、金属製のマフィンプレートで終わらせたい+カップ買わずに節約したいなと思ってたんですが…。

ただ海外のYouTube見ててもグラシンありなしで半々くらいなので、今回わたしが白黒はっきりさせようと、こういうわけです。

今回、サイズは8号(8F)にしました。

ほんとは私のマフィンプレートのサイズだと9号がベストらしいけど実店舗でこれしか売ってなくて、まあ1mm、2mm程度しか変わらないので誤差ということで。

富澤商店で100枚入り220円(税込)でした。

めちゃくちゃ薄いのでちょっとした空気の流れでフワッと浮くくらい。

ペラペラで材料を流し込むとドゥワ〜っと全部流れてしまうので、必ず型に入れて使います。

余談ですが、プレートを使いたくないという人は、③紙製のマフィンカップか、④シリコン製のマフィンカップを使うといいです。

③は、グラシンとは素材が違って厚みがあり、材料を入れても自立してくれてオーブンでそのまま焼ける(=紙が燃えない)やつ。

シリコン製なら洗って繰り返し使えます。

オートミールマフィンのレシピ

長くなりましたが前提が終わったので、ここから作る工程に入ります。

材料はこちら。

・オートミール(クエーカーのインスタントオリジナル) 9袋(1袋に28g入り)
・卵1個
・バナナ1本(黒いな!)
・ハチミツ 私はスプーン2杯だけどお好みでOK
・バニラオイル 数滴
・ベーキングパウダー スプーン1杯
・牛乳 3個分で50ml
・豆乳 3個分で50ml
・アーモンドミルク 3個分で50ml

※今回使ったオートミールは塩がすでに入ってるので、塩は材料に入れてません

先に失敗談として伝えたいのですが、まず、オートミールの量が多すぎました。

オートミールは1食30gが適量と言われているので、「9個作れるマフィンプレートなら1個にクエーカーのやつ1袋(28g)が良いでしょ!」と予想したら、先に入れたバナナの水分を吸い取り、またたく間にふくらんでしまって、結果的にのちに入れる牛乳・豆乳・アーモンドミルクを入れる量が少なくなってしまいました。

そしたら出来上がりがめちゃくちゃ固いマフィンに…。

また、ベーキングパウダーも少なすぎてほとんど膨らみませんでした

ベーキングパウダーは全体の1%までと裏面に書かれていたのを見ないで適当に入れたのが敗因。

これらを加味したうえで、純粋に味の違いや、焼き加減をみていただけたら嬉しいです。

【①オートミールを粉末状にする=オートフラワー】

オートミールを粉状(オートフラワー)にする手順などはこちら↓

【②オートフラワーにベーキングパウダーを加える】

さっくり混ぜておきましょう。

【③卵とちぎったバナナをミキサーに入れる】

【④バニラオイルを入れる】

富澤商店で見たんですが、焼き菓子にはバニラエッセンスよりもバニラオイルのほうが良いらしいです。

【⑤ハチミツを入れる】

【⑥ミキサーにかける】

3秒を3〜4回にわけてやれば十分でしょう(私のミキサーは10秒以上回さないようにとマニュアルにあるので)

【⑦牛乳、豆乳、アーモンドミルクをそれぞれ分けて入れる】

【⑧グラシンのあり、無しでマフィンプレートに置き、材料をそそぎこむ】

(左列:アーモンドミルク 真ん中列:牛乳 右列:豆乳)

ついでにチョコチップも1パターンずつちらしてみました。

焼く前からアーモンドミルクのマフィン生地がめちゃくちゃ固い

いざ材料を型に流し込んで焼こうというところで、途中からあることに気づいた私。

「アーモンドミルク入れた生地が固すぎる…」

実際、↓の画像見ただけでも、左の列のアーモンドミルクだけ岩化してません?

近くで見るとこう!

(アーモンドミルクの生地)

(牛乳の生地)

(豆乳の生地)

やわらかさで言ったら、

豆乳>牛乳>>>>>>アーモンドミルク

って感じ。

焼く前からアーモンドミルクは前途多難です。

オーブンで180℃で25分焼いたら完成

次はオーブンでの焼成です。

180℃で25分〜30分が一般的のようです。

どうでもいい話ですが海外YouTube見てたら「350°F/25〜30minutes」って必ず出て、「350°Fってなんやねん!?」ってなりました。

日本では摂氏で表示されるのが、海外だと国によって華氏で表示されるものなんだそうで(理科苦手だからわからないまま言ってる)、

インターネットで華氏350°Fを摂氏で換算すると176.667℃なので、180℃でやっぱOK。

で、25分焼いたものがこちら。

焼く前の生地のやわらかさが、そのままダイレクトにできあがりに反映しているのがわかります。

やっぱりアーモンドミルクは岩!

もちろん、ふくらます作用のベーキングパウダーが少なかったのは自分のせいだし、

アーモンドミルクのみならず、牛乳も豆乳も入れた量がすべて少なかったのは反省します。

…だがしかし、それにしてもアーモンドミルクは豆乳と比較するとなんて固そうなんだろう…。

豆乳・牛乳・アーモンドミルクの味などの感想と、グラシンの効果

では、ここからが本日のメインである、牛乳、豆乳、アーモンドミルクを入れた味などの比較と、

グラシンのありorなしで焼いてみた比較になります。

  アーモンドミルク 牛乳 豆乳
総合評価
オートミールのクセ感 超強い なし なし
食感 固い ふつう やわらかい
その他感想
・苦手だったオートミールの味や香りがそのまんま残ってしまっている。
・「オーツ麦食べてるな…」って感じ。
・代わりにアーモンドの味や香りは完全に消える。
・モッチリというよりギッシリ重い。
・味・香りがいちばん薄い。
・何にでも合うベースを持っている=我がない。
・おかず系マフィンならこれが合いそう。
・いちばん美味しかった。
・味が甘い!
・とても豆乳の味がする。
・甘いので、スイーツ系のマフィン向き。

近くだとこう。

半分に割ってもけっこう違いますよね。

次に、グラシンのありなしを、マフィンを裏返して見てみます。

まず、焼き目がキレイについた順は

牛乳>豆乳>アーモンドミルク でした。

次に、グラシンのありなしで見てみると、違いがハッキリするのは豆乳のマフィンです。

グラシンなしの豆乳マフィンはコロンときれいな面ですが、反対にグラシンありは、グラシンが生地にくっついてしまい、きれいにはがれませんでした。

理由として豆乳の生地が一番やわらかかったこともあるかもしれませんね。

意外だったのは、牛乳のマフィンがグラシン有りのほうが無しよりもこんがりと焼けていたことです。

これは真ん中の一番火がとおりやすいところだったからグラシン有りがこんがりした可能性もありますけど…。

ただ、この写真からはわかりませんが、実際焼いてみて思ったのは、マフィンをこんがりさせるのに大事なのは底面だけでなく、側面も大事だということです。

グラシン有りの牛乳マフィン(写真ど真ん中)は底面がカリカリしていて美味しかったんですが、実はグラシン無しの牛乳マフィン(写真上の真ん中)のほうが側面がカリカリしていて、側面だけに面積が広く、よりこんがり感を楽しめました。

それから…これは大変もうしわけない!!のですが、後出しになってしまうんですが…!

実はこのあと数回マフィンを焼いてみてわかったことがあるんです。

生地の配分に慣れてきて、今はフワフワのマフィンを作れるようになったんですが、生地がこのブログのときよりやわらかくなってしまったせいで、マフィンプレートにオイルを塗って、ダイレクトに生地を流し込んで数回焼いていたら、生地がくっつくようになってしまいました(泣)

冷ましてからカパッとキレイにはとれるんですが、どうしてもこれぐらいは付いてしまう…

なので、スルッととれて外側カリッ!というのは、できあがりのふんわりさと反比例して難しくなる、というのはお伝えしておきたい。

スイーツ系なら豆乳、おかず系は牛乳を。グラシンは有りがベター

ということで、1回でキレイに比較することは難しかったマフィンですが、それでも今回の知りたかった内容と答えをまとめたいと思います。

・牛乳、豆乳、アーモンドミルクのうち、マフィンに一番合うのはどれか

(答え)スイーツ系の甘いものなら豆乳、おかず系は牛乳!

・マフィンプレートで焼くとき、ダイレクトに材料を流し込む or グラシンを使うのがよいか

(答え)マフィンをふんわりさせるほど、どうしても生地はくっついてしまうのでグラシンを使うほうがベター

ちなみに、グラシンを敷いてない上の部分はとってもカリカリしますので、一度冷めたものを再度オーブンで少し焼けば、カリカリ度がアップします。

洋菓子づくり苦手な私が、少しでもヘルシーな朝ごはんを食べようとトライしたオートミールマフィン。

作ってみたら案外材料はシンプルだし、オートフラワーにするのからマフィンの生地をプレートに流し込むまで慣れたら15分でできます

これで数日は朝ごはんとして持つわけですから、朝に食パンにチーズを乗せて焼いていたのと時間もほぼ変わらない。

タンパク質をとりたい、低GIの食材をとりたいなど、少しでもヘルシーなものをという人にはぜひおすすめです。


Twitterで質問うけつけてます。 まる(@hayaokimaru1)まで気軽に送ってみてくださいね

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