【写真49枚】タイのアユタヤで自転車に乗りながら遺跡巡り&象乗り【早起き957日目】

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タイ旅行記3日目

おはようございます。まる(@hayaokimaru1)です。

今日からしばらく旅行中ということで、また数日の間は先月行ったタイ旅行記をアップしたいと思います。

これまでの記事は、

となっていますので、時系列で最初から読んでもらえるとより楽しんでもらえると思います!

今日はこのタイ旅行の3日目、1日かけて行ったアユタヤのお話。

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タイ・アユタヤまで長距離列車

アユタヤは遺跡と象が乗れるところとして有名で、実は私、学生のときに一度友達と行ったことがあるのです。

ですが、当時の私は写真を撮るのが好きではなく、そんなんだったら少しでもこの目に焼き付けたる!精神の持ち主でしたので、当時の写真もほぼ残っておらず、もちろんスマホなんてない時代ですから写メもできずで、結局なんとなーくの記憶しかない。

(自分でも本当に行ったかどうか自体が怪しい…)

なので、今回再訪することで、その友達との思い出を思い出すことが目的の1つ、あとは新しい思い出を家族と作る、というのが1つ。

これができれば、あとは当時乗らなかった(はず)の象に乗れれば大満足という予定でした。

私が泊まったホテルはバンコク市内にあり、このアユタヤという地に行くには長距離電車に乗ることが必須です。

長距離といっても約1時間半で、市内を出て違う観光地の雰囲気を味わうにはちょうど良い距離。

日本だと新幹線、特急などありますが、特急料金は数百円とられるし、新幹線なんて1万円弱ですから気軽に乗れないじゃないですか。

しかしここはタイ!長距離列車もめちゃんこ安い。

一番安い席は日本円で数十円でいけます。1時間半の移動が数十円ってやばくないですか?

そこにエアコンをつけて指定席でってやっても数百円です。

そしてこのアユタヤに行くにはファランポーン駅から長距離列車に乗るんですが、そのファランポーン駅に行くには地下鉄に乗らないといけない。

ということで、これまでの2日間はラビットカードというSuicaのようなカードで乗っていたのを、はじめてコイン(トークン)で乗ることにしました。

まずはホテルの最寄り駅から地上線でシーロム駅まで行き、地下鉄のパープルラインのほう、シーロム駅の改札でトークンを買います。

シーロムからアユタヤに行くための駅であるファランポーン駅までは2駅ですね。

買い方がよくわからなかったので、現地の人がいないタイミングで画面を見ながらゆっくり買う。

トークンって普通の黒くて軽いプラスチックのコイン。

これで初の地下鉄に乗るのも経験済みになりました。

で、2駅でファランポーン駅に着き、

出口からアユタヤ行きの長距離列車乗り場まで歩きます。

地上に出て、案内板どおりにすすめば

数分で到着。

ただ、すぐ列車が見えるこの入り口は正式な入り口ではなく、右手に曲がったここが正式な入り口(切符が買えるところ)です。

入ると中は天井がたかーい広場になってるんですよ。

いかにも「世界の車窓から」っぽくないですか?私めちゃくちゃワクワクしました。

入ってすぐ左手が切符売り場。

私たちは何も考えずにすぐ切符売り場に行っちゃいましたが、あとで気付いたら売り場の真上には電光掲示板で発車時刻表もあったので

これを見ながら売り場の人に聞いても良いと思います。

ちなみに列車の時間は30分間隔かな、それくらいで出ていて、しかも私たちは行きでエアコン付きの列車にしてほしいと行ったら1時間後の出発と言われ、すごく待つことになってしまったので、すぐにアユタヤに行きたい人はエアコンなし(その分列車代も安い)をチョイスすると良いでしょう。

(エアコン付きの指定席は一人245バーツ(約980円))

1時間時間があってヒマだったので、せっかくだからと私たちは駅の中も歩いて回りました。

広場の待合場所の周りはお店になっていて、薬局とドーナツ屋さんが入り口近くに、広場を挟んで反対側の奥にはフードコートのようなイートインスペースがあります。

ここで待ち時間が長いからお水を買おうとしてお店の人に話しかけたら「食券を買って」と言われました。

このフードコートは食券制のようですね。

あと列車でトイレに行けないと困るのであらかじめ駅のトイレを探したら、広場の案内板の方向にトイレがなくて、まさかの駅を出た通り沿いの車がトイレだったという!

(この車は男性用、前に女性用の車があります。無料で使えますがティッシュがないので自分で持っていきましょう。意外だけどキレイ)

初めての駅ってウロウロしてるだけなのに楽しめますねえ。

そんな感じであっという間に時間がたち、電光掲示板に乗車案内中の文字が出たので、乗り場へ。

このさ、人が歩くプラットフォームと電車の段差がないところがTHE世界の車窓から。

行きはエアコン付きの指定席だからかめっちゃ快適でした。

進行方向と席の向きが逆だったけれどなぜか日本の列車と違って気持ち悪くならない不思議。

私、このあたりからなんとなーく学生のときのアユタヤ旅行を思い出せる感じになってきました。

あのファランポーン駅を出てすぐの線路沿いに建っている家々が列車から近すぎてビビるところとか、でも10分ほど走ると突然周りに家やら建物が全部なくなってまっさらな土地が続く景色を見て、前も同じこと思ったような気がする…。

そしてその思い出がハッキリと浮かび上がったのがアユタヤ駅!

アユタヤ駅って大きい駅だと思うんですよ、なのに降りたホームがこんな感じで、隣の線路を木の板の通りでまたぐっていう。

この景色見たことある!

さらに線路をまたいで渡って着いたアユタヤ駅!

…これだ。この景色だよ。あの丸い座るイスも、木の作りも、あそこに友達とバックパックしょって座ったこと覚えてる…

一気に思い出がブワーッと出て泣きそうになったわ。

これで私の昔々の友達との思い出は嘘じゃなかった、そして自分の中で大事にとっておかれていたんだなっていうのがわかって、心の底から嬉しかったです。

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アユタヤに着いたら自転車で遺跡観光!

そんな感動ひとしきりになったところで、アユタヤに着いたらまずは川を渡って遺跡巡りをする、あと象に乗るという目的を果たそう。

アユタヤ駅って実は川に近くて、見るべき遺跡郡は川を渡った向こう側の土地に集まっています。

私たちはその点在している遺跡群を自転車を使って効率よく回りながら見て、途中で象に乗ろうという計画でした。

まずはアユタヤ駅を出たら川を渡り、自転車を借りないとなんですが、ここでもし行く人がいたら注意が1点。

自転車を借りたい人は、川を渡る前のお店でレンタルするのではなく、川を渡ってからレンタルするようにしましょう

理由はすぐあとに判明します。

そう、ではまず川を渡るところから。

駅を出てまっすぐ歩き、大きな通りを1回渡ると、

船着き場に出ます。

この船着き場で5バーツ(約20円)の乗船料を払って、乗り場で待ちます。

川を渡るって行っても、到着場はすぐ向こうに見えるんですけどね。

この川を渡るのに5バーツか、納得だ。

で、このとき突発的に雨が降って、乗る間際から降りてしばらくまでけっこうな強い雨だったのに、船に乗るときにさっき話したレンタサイクルの人がいて。

この小さな船にレンタサイクル乗せられるっていうのがビックリだし良いんだ…って感じだったけど、でもかなり強い雨が降っているときに小舟に自転車ムリに詰め込んで、降りるときも四苦八苦して雨でビッチョリ濡れながら、しかもしかも乗るときも降りるときも急な階段があるののにそこを自転車もちながらエッサホッサするんだ…っていうのを見たら、これはオススメできないなと。

だって実際は川を渡って階段を上がってすぐのところにもレンタサイクルできるお店があるんだもの。

(この階段の上にレンタサイクルショップがある)

私達がレンタルしたお店(返すときに「お手洗い使っていいですからね〜」って言ってくれた)

つまり私が言いたいことは、レンタサイクルショップを見つけて声をかけられて素直にすぐ借りるんじゃなくて、焦らず様子見すること。

※レンタサイクルの値段は1日借りて50バーツ。私たちは18時までに返却してねって言われました。

※借りるときは代表者1人のパスポートのコピーか、または保険料200バーツが必要です。

ここで借りて良かったのは、遺跡をレンタサイクルで周るのはお店の人もわかってるから、遺跡一帯の地図をコピーでくれたこと。

画は粗かったですけど、最初の遺跡まで○分走れば着くよ、とか、途中にこういう目印があるからね、とかもカラーマーカーで印をつけて教えてくれます。

スマホでGoogleMAP見ながらもできますけど、せっかくなら景色を楽しみたいし、途中でスマホ見て止まるのも避けたかったのですごくありがたかったですね。

で、ぶじにレンタサイクルを借りたので、次は象が乗れるスポットであるアユタヤ・エレファントキャンプを目指します。

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象に乗って遺跡巡り

お店の人に言われたとおりのコースを進みつつ、街並みも眺めてだいたい20分くらいたったときでしょうか、ちゃんと目的地のエレファントキャンプに到着しました!

駐輪場があるのもしっかりしてる!

このときには雨もほとんど止んで日差しも強くないし、絶好のタイミングだわ。

すぐにチケット売り場があるのですが、近くでお兄さんが「象と写真撮っていいよー」って言ったので先にパシャリ。

何バーツだか(7バーツだったかなあ)払ったら象と一緒の写真撮れるよって言われたけどもうこの距離で十分ですってことでまたもやお兄さんと象を撮る。

近くでは餌を買ってあげているカップルもいて、その餌を象がうまくとるんだわ。

大きい動物は動作がゆっくりで、耳も立派でバッサーなるし、でも鼻の先は器用だしでとてもかわいい。

一人15分400バーツのチケットを買い

乗り場手前の象を見て(超近い、牙がきれい)

いざ乗り場へ。

高台の2階から、スキーのリフトに乗るときのように身体をスライドさせて、2人よいしょっと。

足の置き場がじかの象の肌しかなくて最初だけちょっと乗せさせてもらったけど、なんかブニョブニョしてた。

あとハゲ散らかしてた。

というのが感想です。

足があたったら痛いんじゃないかなと思って途中からほぼ触れているくらいにして、あとは横の手すりにつかまっていた私。

園内を出て、ゆっくりと道路に向かって出ます。

ここは遺跡もすぐ近くにあって、象に乗りながら遺跡観光ができるんですよ。

車は車道を、自転車はサイクリングロードを、象は幅広な歩道をとしっかり分けられている。

途中、修学旅行中?のタイの中学生くらいの子たちを乗せたバスが停まり、写真で撮られだしたので、象乗りのおじさんもここで止まる。

私たちも観光客っぽく手をふったりして。

10分ほどでしょうか、折り返し地点と思われる絶景のビュースポットに到着。

ここで象乗りのおじさんに「写真撮るならここだよ」と、止まって待ってくれました。

確かに遺跡がよく見える素晴らしいスポットだ!

写真を撮ったら折り返します。行きには気づかなかったけど、おじさんの帽子の後ろには何やら札があって、家族に「あれって象の名前らしいよ」って教えられました。

車よりも横幅のある象って、私たちはその躯体からはみ出てるから足元でブロックをまたぐときに「それ踏んじゃうじゃないの!?コケるんじゃないの?」ってハラハラするんだけども、当然象はそんなのわかってるわけで、これがうまくよけるんですよ。ゆーっくりと。

ノッシノッシと、足を上げてもそんなに私たちは傾かないし、むしろ耳をパタパタさせていて落ち着いてる姿が印象的でした。

途中で象のフンを掃除している人がいてフンの量にビックリした。

帰りに園内に戻ったとき休憩中の象の上に一緒に休憩してたおじさんが座ってて

いや休憩中くらい象から降りなよって思ったのは私だけだろうか…。

帰り道で道に迷う

象に乗るという目的をぶじ果たした私たちは、遺跡もラッキーなことに一緒に見れちゃったので、あとはゆっくり自転車でもらった地図のとおりに回って帰ろうという話になりました。

が…なぜか途中で道に迷ったらしく、そこから30分こいでも、1時間こいでも、最初の地点の自転車屋さんにたどりつかない…。

まあそのとき13時だし、18時閉店だからそれまでにつけばいいっちゃいいんだけども、そこから帰りの列車があるじゃないですか、18時から1時間半っていったらバンコク市内に着くのが19時半になっちゃうし、それにまだお昼食べてなくて。

お腹がすいてるけど周辺のお店で食べてお腹壊したらそれこそ帰れないと家族が言うので、ご飯を食べるのをガマンして途中からスマホでGoogleMAPをみながらひたすら自転車をこぐという耐久レースになっちゃったのは今となっては良い思い出。

結局14時くらいには船着き場に着いて、

電車は1時間待たされたけどとにかくぶじに着いてよかったよかった。

(アユタヤの切符売り場は小さい)

そうやって少し焦りながらも途中で写真はきっちりとる自分。

街の大通り沿いにフツーに遺跡があって、直ぐすばにバイクも停めちゃったりなんかして、生活に溶け込みすぎて遺跡っていう歴史的建造物っていう感覚がなくなっちゃうんでしょうねえ。

うやうやしすぎないところも日本ではまずない景色。

帰りの列車で海外を感じる

あと帰りはエアコンきいた席じゃなくて地元の人も座る席が良いって私が押したら、疲れている家族とケンカになって、最後は節約も兼ねてエアコンなしの普通席で帰ったんだけど、これは逆のほうがよかったかもしれないですねえ。

疲れてるし、午後は雨季とはいえ暑いから帰りをエアコン付きにするのがベターです(家族にはムカついたからそう言わなかったけど)

エアコン席は指定席で余裕もありますが、一番安い席は私鉄のあの長イスと向かい合う4人席のしかなくて、私たちは運良く長イスの方に座れたけれど、欧米人で身長190cmはあろうかというバックパッカーのお兄ちゃんたち2人が座れず、うち1人は廊下に足組みながら仰向けで寝っ転がってて、しかもでっかい水のペットボトルを枕代わりにしてたのを見て、「ああこれぞ海外だな…」って思った。

このフリーダムな感じね。日本じゃ絶対みかけないやつ。

夜電の酔っ払った人ならまあありえるけど、午後ですから。周りの人お酒も入ってないフツーの移動者ですから。

旅行3日目のアユタヤは、昔々の友達との旅行を思い出したのと、それを上書きする思い出ができたのと、3日目で海外の雰囲気に慣れてきた楽しい時間でした。


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