今日で早起きしてちょうど1年になりました
おはようございます。まるです。
いつも当ブログを読んでくれる方は、今日もおはようございますですね、無事にごあいさつできて何よりです。
そして、この記事で私とブログのことを知ってくださった方ははじめまして。
私はまるという名前で、早起きをしながらこのブログを書いている30代の女性です。
今日初めて訪問してくれたあなた、実は本日は相当なアタリ日ですよ。
というのも、私まるが初めて早起きをしたのが2016年2月29日。ということは、今日の2017年2月28日で、早起きがちょうど1年を迎えたからです。
そして今朝の記事は、早起き1年を記念して、それまでの日々を振り返りつつ実際に早起きして感じたメリットなどをまとめようという豪華な?内容になっています。
今までの300以上の記事を全部読むのが面倒というあなたは、とりあえず今日のこの記事さえ読んでおけば大丈夫。
まるの早起きがまるっと早わかりできますよ。
早起きを始めようと思った理由
さて、1年の振り返りの前に、早起きを始めようと思った理由を少しだけ。
私は20代半ばから30代半ばまでの約10年間、色んなことに手をつけつつもすべてが長続きしなかったために、結果を何一つ残せない人でした。
好奇心は人より多いんですが、何しろ飽きっぽくて。
おかげでエネルギッシュで建設的であろう若いときの10年をムダにしてしまい、そして30代後半に差し掛かろうという一昨年の冬、来た道を見ても何もない、このまま行けば先も何もないであろう自分に底抜けの不安を覚えたんです。
両親も高齢化し、同年代の友だちもライフスタイルがそれぞれ変わっていく中、自分だけが何の成長もせず、ただ歳を重ねていっているだけな気がしました。
このままじゃいけないと、やっと、やっと30代後半になってお尻に火がつきました。
それまでは心のどこかで「まだ20代後半だし」、30歳になっても「まだ30歳になったばかりだし」、それを過ぎても「まだアラサーだし」と自分の成長期限を先送りしてきたんですよね。
でも40歳が視界の隅に入ったとき、もう今しかないんだ、今やらなかったら身体も脳も老いていくだけだと焦った。
まあ本気になるのが遅すぎるって話ですけど。
でも自分が心の底から“変わろう”と思ったのなら、今度こそタイミングを逃したくない。
その時期ちょうど連続ドラマで「いつかティファニーで朝食を」をというのがやっていて、それを観て朝って元気になるからいいなって思ったのと、「自分を変える習慣力」という本を読んで、これならお金もかからないし、すぐに始められるからいいかもしれないと思い、早起きをすることにしたんです。
少しそれますが、私、この本の“毎朝5時起きを始めた〜”の帯にすごく魅かれましてね。
本のはじめの方にこの帯に書かれた男性の話が載ってるんですが、私はこれを何十回と読みました。
早起きに関する本って他にもたくさんあるんですけど、なんでかなあ、その男性の話をいつも読みたくなるんです。今でもたまに読み返します。
話を元に戻しまして。
で、よし明日からすぐやろう!となったのが2016年2月29日。なんとも区切りの悪い月末でした(しかも閏日で4年に1日しかない)。
でも今思えば、あのときすぐに始めたのが良かったんですね。きっとこのタイミングでないと今でも続いてなかったことでしょう。
毎月の早起きの感想と続けたこと・やめたこと
さて、そんなこんなで2016年2月29日から始めた早起きでしたが、それが1年間かけてどんな風に変化していったか、その時々でどのような気持ちだったかは、毎月末の記事にまとめていますので、そちらも読んでもらえればと思います。
私自身が忘れっぽいので半分は自分のために残していたんですが、けっこう細かいことも書いているから、この1年分のまとめを読むだけでも、これから早起きしようと考えている人には参考になるかもしれません。
少なくとも早起き本に書いてある“べき論”や理想は一切なく、これまで本当にやってきたことをそのまま書いているので、リアルに感じられると思いますよ。
…
早起きを1ヶ月して続けていること・やめたこと【早起き30日目】
1ヶ月目で特徴的なのは、これは新しいこと始めるあるあるですが、色んなことを試そうとするんですよね。
夕ご飯を朝に作ってみたり、今まで寝る直前の23時くらいに仕方なく入っていたお風呂を帰宅直後に変えたり。
こうやって日々違うことをすることで、飽きるのを防ぐ、楽しいことを見出していたのかもしれません。
この時期はとにかく目まぐるしかったし、1日1日が必死でしたね。寝過ごさないようにするのにも。
早起きを2ヶ月して続けていること・やめたこと【早起き60日目】
早起き2ヶ月目から読書が加わりました。
本を読むとなったら一気に数時間読める集中力はあるんですが、読まないときはずっと読まないとか偏りがちだったんですよね。
それで、朝は頭がスッキリしていて集中力もあるというので読書を加えてみたところ、これがなかなか。後に習慣づけるまで結構苦労しました。
早起きを3か月して続けていること・やめたこと【早起き90日目】
様々な行動を起こすのも落ち着いて、この時期は朝ごはんに色んなものを試しました。
あと、私が1年を振り返って1番早起きして気持ちがスッキリしていたのがこの5月前後です。
新緑が好きだからというのと、あの穏やかな風や空気のにおいが心地よくて、とても前向きになれた朝でした。
これからそれが来ると思うと今からすごく楽しみ。
早起きを4か月して続けていること・やめたこと【早起き119日目】
ここで、早起きを習慣化したい人に朗報です。
私は少し上に書いた早起きの“理想”の本のとおりに自分はいかないと思っていたんですが、これは確かにいかなかったものの、ただ、ある早起き本で、こういうフェーズを辿る(停滞期・不安定期とかも含めて)でしょうというパターンの典型的モデルになってました。
なってました、というのは、この本を読んだのが早起きして4ヶ月後(7月3日に読書感想を記事で書いてる)なので、自分なりに早起きの試行錯誤をして、やっと習慣が定着したころにこの本を読んでみたら、まさに本のとおりに自分が進んでいたからです。
なので、もし早起きに関する本を読みたいという人は、まずこの本をおすすめします。
ここに現実として本にあるまんま進んで成功した人間がいますので。
早起きを5か月して続けていること・やめたこと【早起き150日目】
5ヶ月目で、試行錯誤の末、読書習慣を獲得。
習慣を作る方法は十人十色なんだなとすごく感じた時期でした。
そもそも私が読書が習慣にならない理由が他の人からすればどうでもいいことなんでしょうが、でも本人が気にしている以上、解決させないと前に進みません。
なので、自然と解決方法もその人なりのやり方が出て来るし、その独自の方法がまた別の習慣を作るときに役立ちます。
私には私のやり方があり、あなたにはあなたのやり方がある。
何かを習慣にしたいのなら、本には載っていない、あなただけが気づいている、または気になる“続かない”理由を探すべきです。
それと、続かない理由が見つかったら、ある程度お金を払ってそれを解決することもためらってはいけない。
私は、それで一生良い習慣が続くのだったら、解決できるモノに頼るのは将来への自分の投資と考えるようになりました。
…
あともう1つ、私のターニングポイントとして、寝酒をこの頃やめています。
それまで友だちと飲み会に行くこと、自宅で家族と晩酌することが人生最大で好きなことくらいのレベルだったのに!
早起きすると、朝どれだけ充実できたかをとても大事にするようになるんですよ。
二日酔いのまま早起きすると、全然脳も身体も動かなくて、せっかく早起きしたのに時間がもったいないから、だんだん飲まない日が増えて、増えて…結果月に数日しか飲まない、ついにはお酒を買わなくなったという。
おかげで頭のクリアなこと。
下戸の人って毎日こんなにクリアでスッキリしてたのかと羨ましくなったわあ。
早起きを半年して続けていること・やめたこと【早起き181日目】
早起きを7ヶ月して続けていること・やめたこと【早起き212日目】
7ヶ月目がまた大きなポイント。
私がずっとしたかった“海外で早起きして朝ごはん”。
それまでに早朝に都内のお店でとか、国内の温泉地で朝ごはんをしてきましたが、やっぱり海外は格別。
旅行先は台湾でした。
台湾は早朝から屋台が並び、会社員の人もその屋台で朝ごはんを食べてから出勤するらしく、実際行ってみたら確かにそうでした。
日本だと朝ごはんは自宅で作るイメージですが、私は普段見ない外の景色を見ながら、どんな料理が出てくるかをワクワクして待ちたい人。
市場のにぎやかな雑踏の中で朝日を浴びながら熱々の料理を食べたのは本当に幸せでした。
最初は早起き1年の記念としてやろうかと思ってましたが、早くやって良かった!これでモチベーションがまた一気に上がりました。
早起きを8ヶ月して続けていること・やめたこと【早起き240日目】
早起きを9ヶ月して続けていること・やめたこと【早起き270日目】
早起きを10ヶ月して続けていること・やめたこと【早起き299日目】
8〜10ヶ月目は気候も良かったのもあって、早起きのペースは非常に落ち着いていました。
寝酒も完全になくなり、早起きを妨げるマイナス要素がもうなかったですね。
好きでないお風呂もグズることなく帰宅してすぐ入れているし。
かつ朝のアロマを始めたりと新しいことを試せる余裕もあり、生活の質のベースが完全にアップしてます。
12月だったので、私の早起きの最大の敵である寒さとこの後対峙するため、手綱を締め直す気持ちも。
早起きを11ヶ月して続けていること・やめたこと【早起き331日目】
早起きを始めたばかりのときは、“朝の時間だけでも”なんとかしたいと思っていたのが、この頃になるとついに朝以外の時間まで有効に使いたいと思うまでに。
私がこの1年で大きく変わったのは、この時間に対する姿勢かもしれません。
朝時間を有効に過ごす→夕方も自分のための時間を作りたい→じゃあ自分が毎日している家事や雑用をどうしたら短縮できるか、という思考に変わっていきました。
それは日用品の買い物の仕方であり、面倒な美容院の自動予約であり、苦手なお風呂時間の短縮方法であり、もたつく現金支払いのカード化であり…。
最後の最後、11ヶ月目にして色んなことを調べて、実験してきました。
1月という寒がりには最もつらい季節に、よくここまでやったもんだと。
秋の落ち着いたときには、このまま1年ゴールかなーなんて、この状態が続くのでもいいかなーなんて思っていたのが急展開でした。
本気でラストスパートして、そして今、2017年2月28日の今日に繋がったわけです。
早起きするメリットについて、実際はどうだったか
よく早起きすると健康になる、仕事がはかどる、成績が上がるなど言われますが、早起きのメリットって本当にあるんでしょうか。
この記事を開いてくれた人はここが一番気になるかもしれませんね。
なので、ここからはジャンルごとに、1年間早起きを続けてきて実際どうだったか、結果を書いてみます。
まず早起きしたら多くの人が思うこと、それは朝ごはんをゆっくり食べたい、充実したものにしたいということでしょう。
早起きする前の私の朝ごはんは、食パン1枚、コーヒー、以上!でした。栄養もほぼなく、とりあえず食べておくという感じで、時間も5分くらいしかかけていませんでした。そもそも朝の時間が慌てていたので、料理できる余裕なんてなかったんです。
それが早起きするようになると、このいい景色の中美味しいものを食べたいというようになり、バナナやヨーグルトを食べ、ナッツも食べ…そしてついにはスープを作るなど、料理までするようになりました。
残念ながらスープは1年ずっとは続きませんでしたが、けっこう色んな食べ物は試しましたね。
今でもナッツはたまに食べますし、最近だとハイカカオを採ってます(砂糖で一気に血糖値を上げないようにするため)。
もしアドバイスできるとすれば、朝ごはんって、早起きにプラスしてやるには結構ハードルが高いかもしれないということ。
ただ食べるだけではなくて、食材を切ったり温めたり炒めたり、盛り付けするといういくつかの工程があり、最後には洗い物も待っています。
朝ごはんだけこだわってゆっくりしたい人なら良いですが、他にもしたいことがあるならここに時間をかけすぎると後に負担になるかも。
なので、朝ごはんだけはパン屋でテイクアウトすると決めてしまうとか、自分の気分が上がるなら思い切って外の力に頼るのもいいと思います。
朝日を見ながらコーヒー一杯だけでも十分心は満たされますから大丈夫ですよ。
私は夜21時から22時の間には寝るようにしているので、そうすると夕ごはんも早く済まさないといけない。
なので、19時には食べるようにしています。
そして、早起き前は月5回くらいあった飲み会が月1回に減ったことで、体重は早い段階で2kgくらい減りました。
ダイエットという項目には注目してなかったんですが、結果的に健康な生活を送ると、本来の自分の適性体重、体調までは戻るようです。
1番健康に効果があったのは朝いちばんに飲む白湯ですね。
これはメリットとして上げる人も多いですが、本当に利きます。
それまでかなりひどい便秘に悩まされていたんですが、白湯を飲むようになったら、まさかの朝から便意がくるという!
朝からスッキリするのは相当気分が良いですよー。
逆に変わらなかったのは肌の調子です。
特にキメが細かくなることもなく、いたって普通のままです。
まあ年齢もありますしね、代謝量とか。
時間の使い方。
そう、時間に対する姿勢が加速度的に変わりました。
とにかく大事にするようになります。
どうしたらこの目の前の作業を早く終わらせられるか、夕ご飯の買い物をもっと短く、この床掃除を簡単にとか、いつもやっていたことさえも疑問になる。
そうして自分なりの時短方法を見つけ、空いた時間で次に何をしようかと考えるようになる。
もう朝時間だけではなくて、私は働いているので、仕事から帰ってきてから翌朝のまた仕事に行くまでの時間でどうやったら自分の時間を持てるかと捉えています。
結局、朝の時間を大切にすると、1日の自分の時間を大切にするようになるんですよ。
早寝早起きすると自律神経が整うと言われますが、正直これは目に見えないので、これこそ主観になりますが、私はとにかく根拠のない不安に苛まれるということがなくなりました。
これね、早起きしてから1日も感じないくらい、精神的に安定してました。
2016年の年末は理由もはっきりわからず、常に不安で未来が怖かったのに。
数字としてこれだけ成長したというのが出なくても、毎日きちんと早く起きて、コーヒーを飲みながら朝日を見ているだけでも勝手に気分が上がってきます。
そして、ちょっとずつ何かをするようになると、次はこうしてみよう、ここはもっと改善できると、どんどん現状を変えていく意欲がわきます。
そうしたらあとは自然といいスパイラルになっていく。
明日はこうしたい、1ヶ月後はこうしたい…どんどん先のことを考えるようになり、同時にできることも増えていきます。
だから、早起きして最初は、まず起きれただけでOKにしてあげましょう。
それがちょっと続くと、手持ち無沙汰になってきて、「あ、昨日終わらせられなかったコレをちょっとやっちゃおうかな」と考えたりしますから。
早起きも続いたけど、いやーこのブログ自体もよく続いた!
むしろ早起きよりブログの方を褒めてあげたい!(それ言っちゃう)
途中、二日酔いで翌朝書くのが超つらかったとか、書くネタが思いつかないとか、いろいろ悩んだこともありましたけど、でも常に頭にあったのは、“60%の出来でも、常に結果を残すこと”。
完璧を目指さない、というかそもそもブログに完璧なかたち、文章なんてないですからね。
私は幸い?朝に出勤時間というタイムリミットがあり、これがあったからこそ続けてこられたと言っても過言ではありません。
物事に締め切りって大事だとつくづく感じます。
そしてブログの良さを感じた1年でもありました。
自分の考えを整理できる、朝から指を動かすから脳が活発になる、文章を書く力が上がるなどなど…。
世にブログを書いている人はゴマンといるでしょうが、早朝に書くと10倍メリットがありますよと伝えてあげたい。
…
それから、私がこのブログを続けられたのは、私が愛読しているブロガーさんたちのおかげなので、この場でお礼もいいたい(私が読んでるのを知らないけど)。
すでに何年もブログを書き続けている彼たち、彼女たちがいたからこそ、私はその背中を見てついていくだけで良かったから。
長い人は7年とか10年とか、それはもう膨大な時間と労力をかけて続けている彼女たちには尊敬の念しかありません。
おこがましい話ですが、私もいつか彼女たちのように、誰かを元気づけてあげる、ときに心にそっと寄り添ってあげられるような、そんな風になれたらいいなと思ってます。
私、ネットなのに恥ずかしがりで、7年間とか10年間読み続けていても一度もコメントしたことがないんですが、読者の中にはそういう人もいるんだと常に想像して、私には見えないあなたをいつも気にするように、今後も書き続けていきたいです。
早起きして人生が変わったか
このブログのタイトルは「早起きしたら人生が変わるか試してみるブログ」ですが、最後に、1年間早起きして、まるの人生は変わったかどうか。
…
それは、正直まだ自分ではわかりません!
人が今日のブログを読んだら、こんなところ、あんなところが変わったじゃんと思ってくれるかもしれませんが、いかんせん自分のことだとよくわからないんですよね。
色んなことを試せたし、気持ちは常に前を向いていたし、それだけでも成長したと言えるのかもしれない。
だけど、まだ目に見える形として、これという大きな何かを残せていません。
そういう意味では、私が去年の2月に抱いていた1年後の未来よりはまだ進んでいないのかも知れませんね。
1年後の自分の姿を数値で表す指標として、“毎日0.1%改善していったら、1年後には44%成長する”というのを目標に途中からやってきたんですが、うーん40%まではいってないけど、その半分、20%はいったかな?って感じです。
…
なので、私は早起きして1年経った今も、まだまだ成長の過程にいるということで、これからも早起きは続けます。
そしてこのブログもこれまでどおり、朝起きて書いてアップするスタイルで続けます。
もしかして早起きして1年ってこんなに成長するんだ!と期待して見てくれた人がいたら申し訳ないですが、でもこれが私の、まるの1年経った本当の気持ちです。
でもリアルだからこそ、逆に伝わることもあると思う。
これからもまだまだこの早起きも、ブログも続けて、いつか(できればあと1年で…)何か大きなものを残せるように、また明日からも早起きを続けていこうと思います。
ということで、これからもよろしくお願いします!
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